＜異修羅＞“本物の魔王”の正体が明らかになった最終回「シーズン3なかったら泣くよ」第3期を待望する声が続出

2025.03.28 07:10

テレビアニメ「異修羅」(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほか／ディズニープラスで見放題独占配信・YouTube・ABEMAで見逃し配信)の第24話「全ての敵、シキ」が3月26日に放送・配信された。ついに王城試合に出場する16人が出そろったところでの終幕となり、視聴者から続編を切望する声が多く寄せられている。(以下、ネタバレがあります）

“最初の一行”が“本物の魔王”のもとへ

同作は、珪素によるライトノベルのメディアミックスとして制作されたもので、過去に「本物の魔王」による大きな被害を受けたファンタジー世界を舞台に、本物の勇者を決めるため「修羅」と呼ばれる強者たちの戦いを描く。

シーズン1では、世界最大の都市・黄都に対し、黄都の将・警めのタレンがリチア新公国を率いて反乱を起こす。多くの強者が入り乱れる戦争の中、リチア側の戦力である海たるヒグアレ、夕暉の翼レグネジィ、鵲のダカイ、黄都側の戦力である濫回凌轢ニヒロが倒れ、最終的にタレンが討たれたことで戦争は黄都側の勝利で終結した。

シーズン2の第12話となる第24話では、哨のモリオ(CV：辻親八)と逆理のヒロト(CV：緒方恵美)が“本物の魔王”の正体について語り合う。21年前、正統北方王国の領内で“本物の魔王”の存在が確認され、討伐のために星図のロムゾ(CV：大塚芳忠)、彼岸のネフト(CV：斧アツシ)ら“最初の一行”と呼ばれる7人が向かう。

“本物の魔王”を目にした7人…なぜか身動きが取れない

館に押し入り“本物の魔王”を目にした7人は、なぜか身動きが取れなくなってしまう。彼らの前にいたのはセーラー服姿の少女・シキ(CV：楠木ともり)で、彼女は「お客さんかな？」と言って読んでいた本を閉じ、椅子から立ち上がって7人の間を悠然と歩き始める。

そんなシキに7人はただただ心が恐怖し、狂い、自身や周りの者を殺してしまう。シキは既に死亡しているただの人間で、詞術も異能も魔具の力でもなく、存在するだけであらゆる生命体を恐怖させ、その恐怖に侵されると自身や周りの者を殺さずにはいられなくなるという「彼方」からの「客人」だった。

モリオとヒロトは、世界が再び転覆してしまうため、“本物の魔王”の正体を隠匿する意思を確認し合う。一方、黄都では王城試合に出場する勇者候補が続々と集まってくる。出場者以外にもさまざまな思惑が複雑に絡み合う中、“本物の勇者”を決める戦いが始まろうとしていた――。

出場者16人が出そろい、まさに「これから」というところで終幕した第2期。SNSでは、まだ明かされていない謎やさまざまな思惑の行く末、そして“誰が最も強いのか”という醍醐味(だいごみ)などが描かれるであろう第3期を待望する声が続出しており、「3期きてほしいー！」「3期制作の発表お待ちしてます」「シーズン3なかったら泣くよ」「3期いつまででも待ってます!!!!切望!!!!」といった声が多く寄せられた。

◆文=原田健