

<わたしの幸せな結婚>清霞の式神“清くん”の登場に「天使」「最高に可愛すぎた」と視聴者メロメロ

TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週月曜夜10:30-11:00ほか、TOKYO MXほかで放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第二十三話が3月10日に放送された。甘水の計略で軍に身柄を拘束された清霞を助け出そうとする美世。そんな彼女の前に現れた“ミニ清霞"の愛らしさが視聴者をメロメロにした。(以下、ネタバレを含みます)
「わたしの幸せな結婚」とは
原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計900万部(2023年9月時点/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、TVアニメ第一期は2023年7月から9月にかけて放送され、色彩豊かな美しい映像とドラマチックな音楽、実力派声優陣の真に迫る演技が熱狂を呼んだ。
舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・斎森美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・久堂清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。
清霞のために美世が立ち上がる
甘水(CV:内田夕夜)の計略により、帝に仇をなす大罪人として軍に身柄を拘束された清霞。新(CV:木村良平)の裏切りにもショックを受け、美世は意識を失ってしまう。目を覚ますと、状況はさらに悪化していた。
内大臣の鷹倉(CV:櫻井トオル)曰く、異能心教は軍本部や駐屯地を次々と制圧。指揮系統も奪われてしまっている状況だ。対異特殊部隊は清霞の後を追ったが、異能心教の激しい戦闘によって散り散りに。幸いにも海上任務に出ていた故に襲撃を免れた海軍は堯人(CV:石田彰)の元に集結。現在は宮城から異能心教の残党を追い出し、警備を固めているところだという。
葉月(CV:日笠陽子)は無事で「美世ちゃんのせいじゃないわ」と言ってくれたが、美世は夢見の力を操れず、清霞を守りきれなかったことに責任を感じていた。そのため、夜に一人で宮城を抜け出し、陸軍本部にいる可能性が高い清霞を迎えに行こうとする美世に声をかけたのは見覚えのある顔。その正体は、清霞の式神(CV:小林由美子)だった。少年の姿を借りており、幼少期の清霞のような見た目だ。
そんな式神は美世に「清霞は無事だ」と告げる。その事実にほっと胸を撫で下ろしながらも、清霞を助け出さなければという思いを新たにした美世は、式神の助言で薄刃家を訪ねることに。堯人にも命運を託され、高倉の案内で宮人専用の緊急脱出通路を使って外に出た美世は、“清”と名付けた式神とともに薄刃の屋敷に向かうのだった。
“ミニ清霞”の愛らしさに視聴者が悶絶
祖父の義浪(CV:廣田行生)と再会を果たし、状況を伝えた美世。義浪は事態を重く受け止め、ある後悔を口にする。薄刃の遠い分家で、もともとは農村で暮らしていた甘水家。しかし、物取りに両親を殺され、掟を破って自身の異能で報復した甘水は本家に身を寄せることになった。当初、甘水の異能は封印される予定だったという。だが、澄美と出会ったことで問題行動も減ったため、封印は先送りに。「ゆくゆくは二人が婚約して、薄刃を率いてくれればと甘く考えていた」と義浪は語る。
ところが、薄刃が経営する鶴木貿易が傾き、澄美は家を守るために斎森に嫁ぐことを決意。そして、甘水は絶望し、姿を消したというわけだ。薄刃と甘水の間にある確執について語り終えた義浪は「見せたいものがある」と、美世に薄刃家代々伝わる「夢見の書」を見せる。そこには、「覚醒とは、『夢見の巫女』の全ての力を行使できるようになること。強く確かなる心を持つこと」と記されていた。
抽象的で意味は理解できなかったが、義浪から「心はこの力を使う上でとても大切なもの。不安も恐れも道を切り開くまでの大切な道しるべとなる」との助言を受けた美世。
その夜、美世は何気なく「こちらにどうぞ」と清を布団に導く。これに、清は顔を真っ赤にして動揺。「私をぬいぐるみのように思っているなら大間違いだぞ!」と言いつつも、布団に潜り込む。清霞と同じくらいしっかり者だが、子供っぽい一面も持った清の愛らしさに「清くん可愛すぎるwww」「照れた顔が最高に可愛すぎました」「天使だったな」「清くんしか救いない」と視聴者もメロメロだった。
美世の覚醒シーンが「美しい」と話題に
美世は「知りたい。お母様とあの人の間に何があったのか」と思いながら眠りにつく。その願いが通じたのか、夢の中で母・澄美(CV:日高のりこ)と再会を果たした美世。「あなたに苦しいもの、重いものを全部背負わせてしまった。だから…」と澄美がその額に触れると、美世の頭の中に甘水の記憶が流れ込んでくる。
本家に引き取られてからも問題行動が収まらず、喧嘩ばかりしていた甘水。そんな彼に根気強く、向き合っていたのが澄美だった。他人を大切にすることは、自分も大切にすること。甘水は澄美に大切に扱われたことで、自分も他人も大切にできるようになったのだろう。それからも2人は共に成長していった。
薄刃の務めは暴走した異能者を討伐すること。そのため、薄刃の人間は異能者と馴れ合ってはいけないと教わることは新が以前語っていた。その掟に疑問を持ち、「もし私が将来、『夢見の巫女』になれたら、帝に私たちを縛る掟をなくすようにお願いをして、薄刃のみんながいつかお天道様の元を堂々と歩けるようにしたい」という夢を甘水に明かしていた澄美。
ところが、澄美は他人の考えていることや気持ちが分かる「精神感応」の持ち主ゆえに、「夢見の巫女」にはなれない運命だった。だからこそ、彼女は唯一自分にできることとして、薄刃のために身を捧げたのだろう。でも、家族も友人もおらず、澄美だけが生きる理由だった甘水はその選択を受け入れることができなかった。それでもまだ澄美が生きていれば、何か違ったかもしれない。甘水の薄刃家が支配する世界を築くという目論見は、澄美が語っていた夢を曲解したとも言える。
甘水は澄美の守り刀になるつもりだったけれど、守られていたのは彼の方だったのだ。澄美がいない今、甘水はかつてのように他人も自分もいとも簡単に傷つけてしまえる。
全てを知り、夢の中で「私はあの人を止められるでしょうか」と澄美に語りかける美世。澄美が無言で導く階段を登っていくと、そこには清霞の姿が。清霞が立つ鳥居の向こうには、桜の木が立っている。そして美世が鳥居をくぐり、清霞の手を取ると、眩しい光が差し込むとともに桜が花開くのだった。
これは美世の「夢見の巫女」としての覚醒を表しており、桜の開花とかけた美しい演出に視聴者からは「夢のなかで逢えた清霞と美世と桜が綺麗すぎて泣けた」「まさに和風ファンタジー」「美しさに魅了された」という声が。
また、甘水と澄美の悲恋には「歪んだ愛だけど甘水にちょっと同情」「こんな悲しい別れなら甘水の凶行も共感の余地が出て来ちゃう」「美世ちゃんの優しさと強さで甘水さんの心が救われていくといいなと思います」という声が上がっている。
母に代わり、甘水の暴走を止めると決意した美世。その活躍に期待したい。
※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」
◆文/苫とり子
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