靴下メーカー3代目が担うオリジナルブランド「エレファントクラブ」 「ほっとが見つかる」がコンセプト
靴下メーカーの塚本(奈良県広陵町)は、オリジナルブランド「エレファントクラブ」を強化している。近年、ブランドコンセプトの刷新、ECサイトや工場内の直売所の開設などを進めており、その推進役を担うのが3代目となる営業担当の塚本日花里(ひかり)さんだ。食品関連の営業職から家業に戻って4年目。「しっかり地に足を付け、自分たちのできる範囲で知名度を上げていきたい」という。
(山田太志)
事業の柱に
1960年に塚本靴下工場として設立し、00年に塚本に社名変更した。多様な編み機約50台を持ち、売り上げの半分強を占める靴下のほか、リストバンドやヘアバンドなどを生産する。OEM(相手先ブランドによる生産)が中心だが、アパレル企業からの受注ではなく、企業や個人などからのノベルティー、別注商品を小ロットから手掛けているのが特徴だ。日花里さんの父で2代目の塚本倉司社長が今の会社の姿を整えた。
エレファントクラブは01年に立ち上げたが、本格販売は19年に広陵町のふるさと納税の返礼品に採用されたのがきっかけ。次世代の事業の柱に育てることを狙い、日花里さんにブランドが託された。
心も温かく
昨年にブランドコンセプトを一新し、「ほっとが見つかる」レッグウェアとした。足元を包み込む保温性の高い靴下をはくことで、心も温かくするような靴下を目指す。高品質のファインメリノウール使いのふわっと柔らかい靴下をはじめ、廃棄予定の野菜から染料を抽出した「フードテキスタイル」、オーガニックコットンなど、上質な天然繊維を多用。ローゲージからミドルゲージのデイリーソックス、ルームソックスを揃える。現在、リラックス、カジュアル、ナチュラルの3ラインで、約50品番を販売する。価格は1000~2000円に抑え、EC中心に販売中だ。
露出増やす
今後は引き続きインスタグラムやLINEなどSNSでの発信、スマートフォン対応の強化などを進める一方、「週末など限られた時間を使いながら、期間限定販売やイベント出店を増やし、実店舗を持つ卸先の開拓も進めたい」考え。この間は、昨秋の東京インターナショナル・ギフト・ショー、昨年末から今年初めの近鉄百貨店橿原店での販売、1月に奈良県靴下工業協同組合が開催した展示販売会「奈良公園バスタdeマルシェ」などに出展している。
本社工場横には、商品を一堂に揃えた直売店も2年前にオープン。予約制で、「道に迷いながら遠方からお客さんが来てくれる」と喜ぶ。「勉強すること、やるべき課題がまだまだある」としながらも「ブランドを通じて、魅力のある会社にしていきたい」と抱負を語る。
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