＜SAKAMOTO DAYS＞「どんな人も誰かにとって大切な人」伝説の殺し屋を引退させた葵の金言に視聴者ほろっと涙

2025.01.20 12:00

アニメ「SAKAMOTO DAYS」(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系で放送／ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第2話「VSソンヒ・バチョウ」が1月18日に放送された。今話では新キャラクターの中華娘・陸少糖(ルー・シャオタン／CV.佐倉綾音)の登場とともに、坂本太郎(CV.杉田智和)が殺し屋を引退した具体的な理由が判明。ほろっとくる家族愛の話が展開された。(以降、ネタバレが含まれます)

陸少糖、早くも登場「声優さん、声めっちゃ合ってる」

坂本商店の太っちょ店主となった元伝説の殺し屋・坂本のほのぼのとしつつ、危険に満ちた日常が描かれる本作。前回の第1話では殺し屋時代の部下シン(CV.島崎信長)を助けるため、かつていた組織を壊滅させた。伝説の殺し屋は引退しても、太ってしまっていても最強だった。

そして今回の第2話では、陸少糖という少女と出会ったことで、坂本とシンはひと騒動に巻き込まれる。じつは中国マフィアの娘だった少糖。家族は敵対マフィアに殺され、父から託された鍵を守るため逃げている途中だった。

原作では第4話から登場するヒロイン・少糖が早くも登場したことで、SNSでは「中華娘キターー!!」「2話から参戦、うれしい！」「原作で大好きなキャラ。ネタバレだから言えないけど皆きっと好きになると思う」など、喜びの声が相次ぐ。また、「声優さん、声めっちゃ合ってて少糖が生き生きしてる」「ルーのカタコトしゃべりかわいい」と、佐倉綾音によるキャラクターボイスも絶賛されていた。

ほろっと涙させる家族愛エピソードに感動コメント多数

少糖を狙う双子の殺し屋ソンヒ(CV.加瀬康之)、バチョウ(CV.佐々木義人)との戦いでは、坂本＆シンの爽快なアクションが見どころになりつつ、家族愛の感動エピソードが視聴者をほろりとさせた。

陸家の代々の当主は自分の一番大切なものを宝物庫に保管しており、少糖が守っていた鍵は、その宝物庫の扉を開ける鍵だったのだ。金銀財宝が集まる宝物庫の中で見つけた、少糖の父が収めた一番大切なもの。それはたった1つの酒瓶。少糖が成人したら共に飲むつもりでいた祝盃の酒だった。亡き父の想いを知り、「パパらしいね」と涙ぐむ少糖。

このシーンには多くの視聴者がぐっと来たようで、SNSには「いい話や～泣ける」「坂本さんの肉まんは冷めても心は温まったエピソード」「俺もこんなお父さんになれるように頑張る」といった感動コメントが集まる。

また、ソンヒ、バチョウとの戦いの中では、坂本が殺し屋を引退した理由も判明。葵(CV.東山奈央)は人殺しの仕事をやめない坂本に、「変わってくれないなら一緒にいられない」と言ってビルの屋上から身を投げる。間一髪、坂本に助けられたが、このとき「どんな人も誰かにとって大切な人なの」「人を殺さないこと。これからは人を助ける人生にするの」と葵が言った言葉が、坂本に殺し屋をやめさせたのだった。

この葵の気丈な行動に、「精神的には作中最強キャラ」「度胸ありすぎでしょ葵さん」「坂本さんへの信頼度が高すぎる」といった葵への賞賛が集中。また、「坂本さん夫婦が、東山さんに頭の上がらない杉田さんって構図が、実写で脳内再生されたw」というコメントも寄せられていた。

事件解決後、坂本商店ではシンに続き、少糖もアルバイトで働くことに。一段とにぎやかな雰囲気になりそうだが、さらにラストでは、坂本の首に10億円の賞金が賭けられるシーンも映される。坂本ファミリーの日常はどうなっていくのか。放送後には、「少糖、原作では出番が少ないからアニメではたくさん出してほしい」「シンくんは相変わらずできる子、良い子」「もはや坂本が最強の殺し屋を通り越して最強の人間」など、さまざまな感想が寄せられている。

※島崎信長の「崎」は、「立つ崎」が正式表記。

◆文＝鈴木康道