

《視点》どうする冬のMD
2024.12.24 06:23
提供:繊研plus

ようやく冬らしい気候となり、鈍かったコートなどアウターが動き出した。だが、気付けば12月のプレセールや1月のセール待ちも見られる。
冬物商戦は重衣料が売り上げの軸で、春夏に比べて単価も高い。以前は、早いブランドは重衣料が9月ごろから動いていたが、気候変動でそうもいかなくなっている。対応策として、コートの生産数減や立ち上がりを遅らせ、中軽衣料を増やしコーディネート販売で客単価向上を狙っている。
夏はセールの短縮化や長く着られる物の正価販売を増やしているが、従来のセール期間の新企画投入や価格設定などの課題が残った企業も見られる。
冬は1月に入って初売りやセールなど、まだまだお祭りの雰囲気が強い。この中で、1、2月に再度新商品を投入し、鮮度で勝負できるかはまだまだ不透明だ。
夏物よりさらに短くなった冬物商戦で、実需対応や正価販売をどう構築するのか。急がれる長い夏のシーズンMDより、冬のMD構築の方が一筋縄ではいかないようだ。
気温に対応した正価販売のMD構築、価格と価値のバランスや、着たくなるデザインを提案することが、より重要になっている。
(伸)
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