趣里&古田新太の弁護士親子の過去が明らかに? 23年前の裁判の記録から見えてくるものとは【『モンスター』第9話】
趣里が主演を務めるフジテレビ系ドラマ『モンスター』の第9話が、12月9日に放送されます。
本作は脚本を橋部敦子が務める、異色のリーガル・エンターテイメント。常識に囚われずに感情を排除して相手と向き合う弁護士が、令和ならではのさまざまな問題に立ち向かい、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく様子を描きます。
■『モンスター』第9話あらすじ
逮捕された闇バイト組織のキングと、父である粒来春明(古田新太)の接点が何かあるのではないかと、前回の裁判をきっかけに気になりだした神波亮子(趣里)は、ある日、仕事を休んで片田舎にある美術館へ向かう。
そこには、かつて世間を騒がせた「呪いの絵」が展示されていた。作者もタイトルも分からないその絵画の前には、一人の男(近藤芳正)が座っており、亮子がこの絵を見に来たと伝えると、「呪われても知りませんよ」と忠告される。
男によると、この謎の絵画は、23年前にゴッホの『ひまわり』の連作として見つかり、世紀の大発見だと騒がれた。そんな中、当時IT長者だった成沢大輔(渡邊圭祐)が、画商の岡村洋一郎(松田陸)から過去最高額の140億円で購入したものだという。
しかし、しばらくすると贋作を疑う声が沸き起こり、成沢は、絵を手に入れた経緯を頑なに明かそうとしない岡村に不信感を抱いて、訴えを起こすこととなった。
同じ頃、大草圭子法律事務所では、杉浦義弘(ジェシー)が、亮子のデスクに残されていた一冊の事件ファイルを読んでいた。そこには、ちょうど亮子が美術館で男から聞いた話が記されていた。
大草圭子(YOU)によると、当時訴えられた画商の岡村は、圭子に弁護を依頼したが、事務所の開業直後で手一杯だった圭子は、元同僚である神波春明、つまり粒来に依頼を託したのだという。そして、粒来と岡村が圭子の事務所で初めて顔を合わせた日には、当時7歳だった亮子も同席していた。
前回の放送では、事務所に来た粒来が、亮子に「あっちに戻ろうと思って」と別れを告げるシーンがありました。今夜の放送では、謎に包まれた粒来の過去が明らかになっていきそうですね。これまで描かれてこなかった、粒来と圭子の関係性も気になります。
(ねむみえり)
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