《視点》社販は負担?
2024.11.05 06:23
提供:繊研plus
大学生の時、アパレル店でアルバイトをしていた。元々好きなブランドだったので、初めて接客して売れた時はとてもうれしかったのを覚えている。入荷商品を見ると、自分も欲しくなり、よく買い物をした。結局は、給料のほとんどを店の服に充てていた気がする。
最近、あるレディス専門店で「社販が社員の負担になるため、仕事用の制服を貸し出すようになった」と聞いた。確かに、社販は定価よりも安く買えるとはいえ、シーズンごとに新しい服を買うことが生活を圧迫するのかもしれない。さらに店頭で売り切れた商品を着てはいけないとか、新作や強化商品を買うようにするとか、店によって細かいルールも違うそうだ。
客にとって、店頭に立つ販売員はブランドの顔となる存在。店の服をその人らしく着こなしていることでファンができたり、接客の説得力が増すこともある。
福利厚生の一環でもある社販だが、負担に感じる人が増えたのだろうか。社員の服を買い取る制度などを導入する企業もあるが、そもそも服を楽しんで買う気持ちになれない給与水準が続いていることに問題があるのかもしれない。
(相)
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