ベランダでも育てやすい。家庭菜園初心者におすすめのハーブ7選
2024.10.27 17:05
“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。今回はビューティーライフデザイナーのHALUさんが行っているベランダでできるハーブの家庭菜園の作り方をご紹介します。ハーブはスーパーでも手に入りますが、購入しても結局使い切れなかった経験はありませんか。自宅で育てれば使いたい分だけ摘んで料理に使える上、何より口に入れるものだから無農薬のものだとなお安心。自生していくのでごく日常でハーブのある暮らしを送ることができます。
秋は家庭菜園に最適な時期
涼しい気候と安定した環境の中で、秋は寄せ植えに最適の季節です。秋は気温が下がり、植物が根を張りやすくなる時期。 特にハーブは、手軽に育てられるため、家庭菜園初心者から上級者まで幅広く楽しむことができます。寒さにも強い育てやすいハーブ7選
この記事では、秋植えにもぴったりなハーブの紹介と、鉢植えでの育て方、さらにハーブを使った料理についても触れていきます。寒さにも強いハーブを7つご紹介します。1.チャイブ ネギのような風味が特徴のチャイブは、サラダやスープのトッピングに最適です。 寒さにも配慮して、秋に植えても安心して育てられます。2.タイム 小さな葉が特徴のタイムは、 料理のアクセントとして使いやすいハーブです。耐寒性があり、乾燥にも強い万能ハーブ。寄せ植えでも場所を取りません。3.イタリアンパセリ 風味で豊かな料理に万能なイタリアンパセリは、秋から冬にかけて育てやすいハーブです。 寒さに強く、春まで収穫を楽しむことができます。4.オレガノ ピザやパスタの風味付けに欠かせないオレガノは、乾燥させても香りが強く残るため、保存しやすいハーブです。 秋から冬にかけてもしっかり育つので、寄せ植えにも最適です。5.ディル 爽やかな香りが特徴のディルは、魚料理やピクルスの香り付けに使われます。背が高くなるため、寄せ植えでは他のハーブとのバランスを考えて植えると見栄えが良いでしょう。6.セージ セージは肉料理やパスタに使える香り高いハーブで、料理に使いやすいのが魅力です。寒い季節でも元気に育ちます。7.ラベンダー 香りと見た目の両方を楽しめるラベンダーは、ハーブティーやポプリに使える他、シルバーリーフが美しく、観賞用にもおすすめです。秋に植えておくと翌年の初夏に花を咲かせます。ハーブの寄せ植えで用意するもの
ハーブを寄せ植えする際、いくつかのコツをおさえることでより健康に育てることができるほか、見た目のバランスを考えて購入し、配置をすることでより魅力的な寄せ植えを作ることができます。用意するもの・お好みのハーブ・水はけの良い鉢植え
・大きめのボウルやバケツ
・下に敷く新聞紙やシート
・有機の培養度土
・スコップ
・軍手
・ハサミなど
今回はせっかくの家庭菜園は、ハーブを仕入れる際も無農薬で育てているハーブを探して購入しました。また、有機の培養土を使用し、寄せ植えを作っていきます。
ハーブの寄せ植えの際の4つのポイント
1.鉢選び鉢もさまざまな種類がありますが、今回は寄せ植えをすることも配慮し、入れ込む土の量(重さ)を考えて、鉢植えの本体の重さが軽量でかつ、ハーブのグリーンが映えるように、黒色でシックなものを選びました。今回使用したアートストーンというポットはリサイクルプラスチックで環境に配慮して作られているほか、貯水機能もついてるので、数日間水やりができない場合にもとてもおすすめです。2.植えるハーブの選定寄せ植えの際に、見た目のバランスはとても大切です。グリーンのハーブを中心にしながら、アクセントになるハーブ(斑点があったり、シルバー系のもの)を少し加えると、見た目も引き締まります。また背の高くなるハーブ(例:ディルやセージ)と、広がるタイプ(例:タイムやチャイブ)を意識しながらバランスよく配置すると良いでしょう。3.水やりと置く場所植えた直後は十分に水を与えますが、その後は土が乾いてから水を与えましょう。 秋冬は水分が少なくなりがちですが、水のやりすぎには根腐れの原因となるため、注意が必要です。また、ハーブは基本的に日光を好みます。秋冬でも最低6時間は日光が必要なため、日当たりの良い場所に置いてください。4.配置のバランスは植える前に確認 いざ植えよう!となったら、土を半量入れて、その上にポットに入ったままのハーブを土の植えに一旦配置してみましょう。バランスをみて、完成系を意識してから、大丈夫そうであれば、ポットからハーブを外して、少し根元をほぐしながら植えていきます。番外編:もっと手軽に!屋内で育てられるスプラウト
スプラウトはすぐに収穫できる栄養価の高い野菜です。種をトレーや瓶にまき、水を与えれば1週間ほどで食べられます。ブロッコリーやアルファルファが人気で、室内でも簡単に育てられます。また、水耕栽培で育てられるため、家庭菜園初心者にもおすすめです。実際にハーブを料理に取り入れてみよう!
今回紹介した中でもイタリアンパセリはクセが少なく、パスタやスープ、魚や肉のグリル料理などの料理にも映えて、ひとアクセントになるのでおすすめです。 また、イタリアンパセリ、ディル、タイム(葉のみ使用)、チャイブ、などはバターに練り込むだけで、おしゃれな1品に早変わり!パーティーの際にクラッカーに添えたり魚のムニエルやステーキを作る時に使うと、ワンランク上級者のおもてなし料理になるのでおすすめです。お友達のお家にお邪魔するときのおもたせにもぴったりです。ハーブバターの作り方
・【材料】・好みのハーブ(イタリアンパセリ、ディル、タイム(葉のみ使用)、チャイブなど)・・・適量
・バター・・・100g
・レモン汁・・・大さじ1/2
・塩、こしょう・・・少々
【作り方】
1) バターを一度常温で溶かす。2) ゆるくなったバターとみじん切りに刻んだハーブとレモン汁、塩こしょうを練り混ぜる。
3) 好みの型やラップで棒状にして包み、冷蔵庫で3時間ほど冷やし固めて完成。
食卓をもっと豊かにするミニハーブガーデン
秋はガーデニングを始めるのに最適の季節。 ハーブの寄せ植えは、手軽に自然を楽しみながら、料理にも活用できる実用的な方法です。 チャイブやセージ、イタリアンパセリなど、寒さに強いハーブを選べば、長く、さらに、屋内でスプラウトを育てれば、家の中でも新鮮な食材を簡単に収穫できます。寄せ植えしたハーブは、日々の料理に彩りを添えて、食卓を豊かにしてくれます。スーパーで買って使うのとはまた違う、実際に収穫してすぐ生活に取り入れられる喜びは格別です。この秋、ぜひ自分だけのハーブガーデンを作ってみませんか?わたし、身近な誰か、地球にもいいコト起きる“サステナブルな行動”をここからつなげていこう!
暮らしにいいコトの循環“サステナブルな行動”が一人でも多くの人につながってほしい、という思いを込めた、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。
“サステナブルなモノやコト”を、みんなで共有していきましょう!
こちらのレビューはInstagramでもご欄いただけます。「#TSUNAGU100」のタグを覗いてみてくださいね。
writer / HALU
※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。
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