行楽シーズンはケガにも注意!【ニチバン親子セミナー】で人間と魚のケガの治し方について聞いてきました

行楽シーズンはケガにも注意!【ニチバン親子セミナー】で人間と魚のケガの治し方について聞いてきました

2024.09.02 18:00
提供:mamagirl

海水浴や川遊び、キャンプなど楽しみがいっぱいな夏休みは終わりましたが、猛暑を避けてインドア派になっていたお子さんも、これから過ごしやすくなる季節はアウトドアの機会が増えるのではないでしょうか。そうなるとケガにも注意が必要。子どもがケガをしてしまったとき、慌てないためにも対処法をしっかり知っておきたいですね。 そこで、ニチバン株式会社が主催したケアリーヴpresents「親子で学ぼう!おさかなと人間の“ケガ”」セミナーについてご紹介します。

“絆創膏先生”が解説!人間のケガの治し方とは?

この夏に開催されたケアリーヴpresents「親子で学ぼう!おさかなと人間の“ケガ”」セミナー。こちらはセロテープ®や絆創膏などを展開するニチバン株式会社が主催。会場は新江ノ島水族館で行われました。

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セミナー冒頭では司会者から“絆創膏先生”と紹介を受け、ニチバン株式会社の倉智一さんが登場。人間のケガの治し方を解説しました。

ヒトがケガをすると患部に透明な液が出てきますが、この液体にはキズを早く治す成分が含まれているそう。昔は乾かしてかさぶたを作るのがスタンダードでしたが、「いまは透明な液を残しておく方がキズの治りが早いということが分かってきたんです」と倉さん。
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この考え方を生かした絆創膏が、ニチバンが展開する「ケアリーヴ™治す力™」です。湿潤療法(モイストヒーリング)により、キズを早くきれいに治していけるんだとか。このモイストヒーリング、「キズが早く治る」「キズのあとが残りにくい」「ばい菌が増えない」「痛みが少ない」というメリットがあるそうです。

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魚のケガの手当ての仕方も、実は人間と同じ!?

続いて、新江ノ島水族館の“お魚博士”として登場したのがえのすいトリーター(飼育スタッフ)の杉村誠さん。魚のケガについて、子どもたちに紹介しました。

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冒頭、「お魚はどんなときにケガをする?」という杉村さんの問いに、子どもたちからは「縄張り争い!」などの答えが。

杉村さんは、魚がケガをする原因として「魚同士のケンカ」「水槽の岩や壁にぶつかる」「魚の採集や移動をするときのすり傷」「寄生虫感染」の4つを紹介。これまでに新江ノ島水族館でもさまざまな魚がケガをし、その都度、丁寧にケアしてきたんだとか。

●縄張り争いで尾びれが赤くただれてしまったクエ

●ケンカで他の魚に背中を噛まれてしまったムツとオオモンハタ

●水槽でびっくりして岩に挟まって尾びれが切れてしまったマツカサウオ

●おそらくケンカで尾の先が白くなってしまったウツボ

 

こうした魚もしっかりとケアすればケガが治るそうです。杉村さんは「魚のカラダってネバネバヌルヌルしていますね。これは粘液で覆われていることでカラダを守っているんです」と解説。ケガの治し方については「まずは傷口を保護します。実は私たちがやっていることって、普段みなさんがやっていることとそんなに変わらないんですよ」と教えてくれました。

ムツがケガしたときの対処ポイントは「自己治癒力」を手助けすること!

実際に、おそらくウツボに噛まれて背中とおなかにざっくりと傷口が残ってしまっていたムツのケガのケアについての事例が紹介されました。

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まずは薬剤によってキズを治していくそう。傷口に筆で薬剤を塗り、フタをします。つまり、これが絆創膏のような役割を果たしてくれるんだとか。傷口をケアした後はエサをしっかり食べさせて体力をつけます。食べないときはミンチにした細かいエサを直接胃に流し込んで強制的に食べさせることもあるそうです。

こうして1ヵ月ほどでキズは小さくなり、ムツも元気に。魚のケガの治し方の研究は国内でも事例が少なく、このムツについても貴重な事例のひとつになったんだとか。杉村さんは「魚が自ら治ろうとする力を手助けしてあげる。しっかり環境を整えてあげればケガは治っていく」と治療のポイントを解説しました。

えのすいトリーターが選ぶ、気を付けたい海の生き物ベスト3

セミナー後半では気を付けたい海の生き物も紹介。子どもたちも真剣な表情で説明を聞いていました。

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■第3位 ウツボ

磯などにいるウツボ。実はとっても臆病。だからこそ、何か異変を感じるとガブッとかみついて攻撃してしまいます。歯がものすごく鋭く、一度噛みついたら離れないため無理やり引きはがさないように。ウツボを見つけても決して手を出さないようにしましょう。

 

■第2位 アンドンクラゲ
夏の海水浴場などでよく見られる小型の透明なクラゲ。長く伸びた触手に毒針がたくさんついていて、触れるとみみず腫れのようになってしまいます。触手で自らを守ることもあれば魚を捕まえて食べることも。ぴょこぴょことよく泳ぐクラゲで実は飼育が難しいんだとか。

 

■第1位 ヒョウモンダコ
元々は江ノ島周辺では見られなかったものですが、海水温が上がってきて日本海側やこの辺りでもちょくちょく見かけるように。体長10センチほどの小型のタコで、興奮すると体の表面に青い輪っかの模様が浮き上がります。可愛くてちょっと綺麗なので触りたくなってしまいそうですが、絶対に手を出さないように。唾液にフグ毒と同じ猛毒(テトロドトキシン)をもっているので噛まれると大変危険です。ウツボなどに比べると遭遇率は低いですが、危険度の高さから1位に。

見た目の特徴を覚えておいて、絶対に近寄らないようにしてくださいね!

すり傷を作りがちな磯遊び、ケガを予防する2つのポイント

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楽しく磯遊びをするポイントについても教えてもらいました。ひとつめは「ビーチサンダルでは行かない」こと。海に行く際に選びがちですが、実は磯ではビーチサンダルはNG。岩にフジツボや牡蠣殻がついているので、マリンシューズや古い靴などを活用すると良いそうです。ふたつめ「古くなった靴下を膝当てや肘当てに活用」すること。磯遊びをする際は膝をついたり肘を岩にこすったりしてすり傷ができてしまうことも多々。ケガの防止のためにも長袖長ズボンが好ましいですが、今夏は特に暑いのでちょっとムリ…そんなときは古い靴下などを膝や肘にあてがっておくと良いそうです。

ケガの手当ての方法、危険な生き物、磯遊びのポイントをおさえて安全に楽しもう!

アウトドアを楽しめる

行楽シーズンに知っておきたいお役立ちポイントが盛りだくさんのセミナーでした。ケガの手当ての方法や近づきたくない危険な海の生き物、磯遊びの際のケガの予防法など、ポイントをおさえて楽しく過ごしましょう♪

■ケアリーヴ™ ブランドサイト https://www.careleaves.com/

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