

ひまりと葵の顔が近づいて、ついに…のタイミングで現れた邪魔者に「空気読め」「キス見たかった」の声続出<百千さん家のあやかし王子>

テレビアニメ「百千さん家のあやかし王子」(毎週金曜深夜0:00-0:30、TOKYO MXほか/ABEMA・Huluほかで配信)の第9話が3月1日(金)に放送された。あることをきっかけにひまりと葵の距離が再び近づく。だが、そこに現れた邪魔者に視聴者から「空気読め」の声が続出。その衝撃の正体とは……。
「百千さん家のあやかし王子」とは
本作は、漫画雑誌「ASUKA」(KADOKAWA)にて、2013年から2019年にかけて連載され、累計発行部数110万部以上、10言語で翻訳・出版されるなど海外でも人気を集めている硝音あやによる漫画が原作。亡き両親の遺言状により、山奥の日本家屋を相続することになったヒロイン・百千ひまり(CV:川井田夏海)と、そこに住み着くあやかしたちとの生活が描かれる。
2015年には実写舞台化もされ好評を得た“あやかし系和風ファンタジー”がこの度、満を持してアニメ化された。「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ」のボブ白旗が監督を務め、「うちの会社の小さい先輩の話」の蒼樹靖子がシリーズ構成を担当。アニメーション制作はドライブが担当する。
黒いマントの男が現れ、百千家がピンチに
黄昏時になると、学生服を着た男の幽霊が現れて子供を攫う――そんな噂の真相を確かめるべく、ひまりはクラスメイトたちと町外れにある籠目公園に来ていた。しかし、人気もないが、幽霊も不審者もいない。ひまりたちが諦めて帰ろうとした時、不気味な風や歌声とともに黒いマントを羽織った男が現れる。やっぱり噂は本当だったのか……と思いきや、その正体はみんなを驚かそうとした妹尾(CV:村田太志)だった。
オカルトマニアとはいえ人を騙そうとしたり、古めかしいマントについても記憶が曖昧だったりと、いつもと様子がおかしい妹尾に違和感を持つひまり。日高(CV:山下誠一郎)も同じ気持ちだったが、どこか既視感を覚える。日高は幼い頃、籠目公園で幽霊と噂される男を見た気がするのに、当時の記憶が判然としないのだ。
それはおそらく葵(CV大塚剛央)が関係している記憶だからだろう。葵が百千家の御守様になったことで、家族や友人の中にある葵に関する記憶は消えてしまった。葵も御守様になる以前の記憶を忘れかけている可能性がある。二度と百千家から出られないのだとしたら、その方が葵にとっては幸せなのかもしれない。けれど、どこか寂しそうな日高を見て、改めてひまりは「勝手に奪われていい記憶なんてない」と思うのだった。
日高と別れ、帰路につくひまり。そして家の門までたどり着いた時、再びマント姿の妹尾が現れる。けれど、日高が以前ひまりを迎えに来ようとして遭難しかけたと言っていたように、普通の人が百千家にたどり着くことはできないはず。違和感を覚えた瞬間、妹尾から何やら触手のようなものが伸び、ひまりは身体を締め付けられる。
助けに来た葵は、鵺に変身。式神の紫(CV:立花慎之介)と伊勢(CV:小野友樹)に命じ、ひまりを触手から解放する。さらに、自身の扇で妹尾を突き飛ばす鵺。すると妹尾はいつもの制服姿となり、マントが意志を持っているかのように浮かび上がった。どうやら百千家に一度招かれたことのある妹尾はその隠れ蓑にされていたようだ。マントは黒い羽に姿を変えると、夕暮れ時の赤い空に高く舞い上がっていく。その不吉な光景に百千家の小妖怪は怯えきってしまい、葵たちもすぐに調べを進めるが、何も異変は見つからなかった。
ひまりと葵の距離が近づくも邪魔者が……そのまさかの正体とは
一方、スランプが続く葵は紫から「何か恐れているのではないですか」と言われたことが頭から離れない。おそらく葵の中には、普通の人間だった頃の記憶が消え、どんどん完全なあやかしに近づいていることに恐れを感じているのだろう。もともと人間だった紫に、葵は「人からあやかしになるってどういう感じ?」と素直な疑問をぶつける。
寂しいと思うこと、苦しいと思うこと、人を愛おしいと思うこと……。そういった感情から遠ざかっていくことは、不遇な人生を送ってきた紫の心を楽にしてくれた。だが、葵は本当にそれを望んでいるのか。葵は御守様になってから、何か大事なものをなくそうとしているのではないか。紫からの問いかけを反芻する葵の目の前にひまりが現れる。
どこか不安げな葵を「私も紫さんも伊勢も、みんな葵のそばにいるよ。だから、葵は大丈夫」と笑顔で励ますひまり。その瞬間、葵は自分がなくしたくない大事なものに気づいたようだ。きっとそれは、ひまりを愛おしいと思う気持ち。葵はひまりを強く抱きしめる。どんどん近づいてくる葵の顔にひまりはドキドキ。その瞬間、黒い羽が舞い落ちると同時に「いつまで待たせる気なんだい?」という声が聞こえてくる。これにはひまりと葵のキスを期待した視聴者から「二人は幸せなキスを…させて貰え無いッ!」「空気読めよぉーーーー」「いいシーンだと思ったのも束の間だったね〜」「キス見たかった」という声が続出。
そんな邪魔者の正体は、まさかの那智(CV:羽多野渉)だった。ひまりの担任で少し変わっているところもあるが、優しく時には相談にも乗ってくれていた那智。一方で、前回から「葵くんは大きくなったかな」という台詞で匂わされていたように、彼は幼い頃の葵を知っていた。袈裟をまとい、手には錫杖。まるで僧侶のような姿の那智は両端に式神を携えている。葵が“お兄さん”と呼ぶ彼の正体とは――。
ED後には、那智が籠目公園で泣いていた子供の頃の葵に「山の奥に百千家という誰も使っていない家があるんだ。そこに少しの間、隠れていたらどうかな?」とそそのかす場面も。
物語のクライマックスを思わせる衝撃な展開に、SNSでは「やはり那智先生が黒幕だったか」「なんであんなことを葵に言ったのだろう?何が目的?」「葵のことがどんどん明らかになってきてますます面白くなってきた!」という声が上がった。
■文/苫とり子
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