伊藤忠商事繊維カンパニー 投資スピード速め収益拡大へ
2023.12.25 17:00
提供:繊研plus
伊藤忠商事繊維カンパニーは、「まずは純利益300億円を安定的に稼ぐ基盤を作り、400億、500億円と高めていくには積極的な投資が必要」(武内秀人執行役員繊維カンパニープレジデント)と来年以降、投資スピードを速める。
重点分野と位置付けるスポーツ、シューズ、中高級品(ブランド)、OEM(相手先ブランドによる生産)、カジュアル、海外への投資を強める。例えばこの間、強化しているシューズやバッグ分野での生産背景の充実など。一方で中国「ボストン」事業からは「契約満了に伴い」撤退した。
今期の最重点はスポ―ツ、シューズ、中高級品。デサントへの出資比率を43.8%に若干引き上げた。「現状子会社化するつもりはないが連携強化をさらに進める」と中国「アンタ」との取り組みや靴分野などでの協業をさらに進める。シューズでは主力の「コンバース」やロコンドと組む「リーボック」、好調な「フィラ」を伸ばす。中高級品では新たに「エミリオ・プッチ」や伊バッグ「ゲラルディーニ」を始める。「パトリック・コックス」の日本でのマスターライセンス権も取得した。
来期は、エドウインを中心にしたカジュアル分野での収益力向上と既存ブランドの磨き上げが課題になる。「商品力強化」を共通テーマに商品の価値と単価を高めていく方向。
今期(24年3月期)の連結純利益(IFRSベース)見通しは330億円。上期段階では115億円で下期大きく伸ばす必要がある。暖冬の影響で10、11月は小売り事業会社が苦戦ぎみだが、「上期はまずまずで下期、シューズの伸びや一過性の利益もある。手応えはある」と武内氏。
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