

リユースのバイセルテクノロジーズ、京都に初の販売中心店 欧米客に人気のビンテージを厳選

総合リユースサービス「バイセル」を展開するバイセルテクノロジーズ(東京)は11月30日、買い取り・販売を行う新店舗「バイセル」京都四条通店をオープンした。既存のバイセルと店名は同じだが、初めてリユース品の販売を主体にした店舗開発を試みた。欧米客が日本で愛用されていたビンテージ品を好む傾向があることから、インバウンド(訪日外国人)の多い京都の中心部で新たなチャレンジに踏み切った。
店舗面積は88平方メートル。漆喰(しっくい)の壁や障子をイメージした格子のデザインを取り入れるなど、京都らしい和の雰囲気のある内装にした。品揃えはラグジュアリーブランドのバッグをはじめ、腕時計、アクセサリー、きもの、カメラなど約400点。同社が年間24万件以上の出張買い取りをしているのを強みに、80~00年代の他店にないビンテージを厳選するなど、競合店と差別化する。インバウンドだけでなく、若年層に人気の「セリーヌ」のビンテージバッグなどもある。
価格が1万~5万円の買いやすい商品を充実した。同時に、幅広い人が楽しめるように、例えばバッグは10万円前後から100万円以上まで用意した。店内には外貨両替機も設置した。奥には買い取り専用ブースも設けたが、物販スペースが半分以上を占める。自社EC「バイセルブランシェ」に掲載した商品の取り寄せにも、手数料や送料は同社負担で対応する。


同社は出張買い取りを強みとし、利用客は50代以上が約8割を占める。30~40年前に購入した物を買い取りするケースが多く、ビンテージ商品の買い取り実績が豊富だ。日本で愛用されたリユース品は状態が良く、〝ユーズド・イン・ジャパン〟として国内外で人気が高い。買い取り商品はECや催事での消費者向け販売が約3割、卸販売やオークションでの外部業者向け販売が残りを占める。
今回はバイセルとして京都初出店。地域での認知度アップや接点拡大を進め、買い取りニーズのさらなる獲得にも期待する。
バイセルの店舗数は今回の新店を含めて22店。24年末までに35店にする計画があり、京都店の手応えを見ながら、販売中心業態の次の出店も検討する。
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