「酣」って何…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選
みなさんは、「酣」の読み方を知っていますか?今回は、なかなか読めない難読漢字を4つ集めてみました♪読める漢字がひとつでもあった人は、周りの人に自慢できちゃうかも。それでは、早速読めるかどうか挑戦してみてください!
(1)「酣」
「酣」の正しい読み方は、「たけなわ」と読むのが正解です!「宴も酣(たけなわ)」というフレーズを耳にしたことはありませんか?「酣(たけなわ)」には、”ものごとが最も盛んになったとき”という意味があり、”真っ盛り”や”真っ最中”という意味で使うことができます。また、”それ以降は衰えに向かうとき”を表すこともできます。季節に対して使われることも多く、暖かくなり桜が満開になる頃、”春が酣(たけなわ)”と表現することができます♪
(2)「気風」
「気風」の正しい読み方は、「きっぷ」と読むのが正解です!改札を通るとき通す「切符(きっぷ)」のことではありませんよ♪「気風(きっぷ)」は、人の気性を表す言葉なんです。さまざまな気性の人に対して使われることがありますが、主に”思い切りがよく、さっぱりとした気性”のことを、「気風(きっぷ)がいい人」という様に表現されることが多いです。「気風」は「きふう」と読まれていたものが、音変化して「きっぷ」になったとされています。
(3)「僕」
「僕」の読み方は「ぼく」と読むのも正解ですが、今回ご紹介するのはひらがな4文字の読み方です!その読み方は、「やつがれ」と読むのが正解です♪「ぼく」と読むときと同じく、「やつがれ」は一人称を表す言葉です。古くでは男女共に使われていた一人称で、自分をへりくだっていう言葉なんです。近世では男性だけが使うようになり、改まったシーンで使われていました。
(4)「安本丹」
「安本丹」の正しい読み方は、「あんぽんたん」と読むのが正解です!人を愚かだと罵倒するときに使われる「あほ」という言葉がありますが、その「あほ」と同じ意味で「あんぽんたん」が使われていますよね。その語源は薬の名前にあり、「はんごんたん」という名前になぞらえて「安本丹(あんぽんたん)」という言葉ができました。
読める漢字はありましたか?
今回集めたものはどれも難読ですが、日常でも耳にする言葉がありました。言葉で聞いたことがあっても、漢字になると知らないものは結構あると思います。読めなかった漢字は、これを機に覚えてみてくださいね。
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