【男性編】なんて読むの!? 一度で覚えるのは難しいと思う魚の名前ランキング1位「翻車魚」

自分では知っているつもりでも、意外と読めないのが魚へんの漢字です。おすし屋さんの湯飲みに書かれていることもありますが、みなさんはいくつ答えられるでしょうか?　一度で覚えるのは難しいと思う魚の名前について、読者の男性324名に聞きました。

Q.一度で覚えるのは難しいと思う魚の名前を教えてください(複数回答)
1位　翻車魚(まんぼう)　49.4%
2位　鰰(はたはた)　40.4%
3位　柳葉魚(ししゃも)　39.8%
4位　眼撥(めばち)　39.2%
5位　鮎魚女(あいなめ)　35.2%

■翻車魚(まんぼう)
・「漢字に合っていない」(28歳/農林・水産/技術職)
・「どの字も読み仮名にマッチしていないので、覚えにくい」(27歳/不動産)
・「マンボウ自体、そう話題に上る魚ではないので」(46歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

■鰰(はたはた)
・「読めません」(31歳/学校・教育関連/専門職)
・「一文字でハタハタはないだろうと思う」(40歳/自動車関連/技術職)
・「一文字なのに繰り返しとか、漢字の難しさを感じさせられる」(29歳/電機/技術職)

■柳葉魚(ししゃも)
・「ひらがなでいいと思う」(30歳/情報・IT/技術職)
・「ひらがなの方が見慣れている」(29歳/食品・飲料/営業職)
・「予想でも読めないから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)

■眼撥(めばち)
・「魚に関する文字が一文字も含まれていないから」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「雰囲気で読めそうだが、書くことはかなり難しそう」(34歳/情報・IT/技術職)
・「思いつかない」(36歳/団体・公益法人・官公庁/営業職)

■鮎魚女(あいなめ)
・「あいなめ。鮎の魚の女?　なんで?」(41歳/その他/販売職・サービス系)
・「あいなめ自体あまり知らないから」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「『鮎』という別の魚の名前が入っているので」(55歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

■番外編:難しくないと感じる人も
・「魚へんの漢字は、どれがどれだかわからん」(25歳/通信/技術職)
・問題なし「どれも、そんなに難しいとは思わない」(24歳/医薬品・化粧品/技術職)
・特にない「食べれば覚える」(51歳/情報・IT/技術職)

●総評
1位は「翻車魚(まんぼう)」でした。漢字を見てもあの姿は思い浮かばず、どうにも読めそうもないところが衝撃ですよね。「こんな字があったのか!」と、思わず感心してしまいます。これを覚えたら、誰かに教えたくなりますが、一度見て覚えたつもりでも、いざ書こうとしたら思い出すのは難しそう。

2位は「鰰(はたはた)」です。なぜ1文字でそう読むのか、それが謎だというコメントが結構目立ちました。なかには、「はたはた」という魚を知らないという人も。秋田ではよく食べられており、干物や汁ものなどにするそうです。

5位「鮎魚女(あいなめ)」は、なぜ「鮎」という字が入っているのかわからないというコメントが目立ちました。「鮎のようになめらか」が転じたものと言われていますが、一体、誰がつけた名前なんでしょうね。

番外編では、難しくない、覚えられるという少数派の意見も。なかなかの魚通がいたなんて驚きです。魚にはこれだけ珍しい漢字が使われているということを知っただけでも、勉強になりますよね。今度のランチタイムには、同僚に出題してみては?

(文・OFFICE-SANGA　渡邉久美子)

調査時期:2013年8月24日～2013年8月31日
マイナビウーマン調べ
調査数:男性324名
調査方法:インターネットログイン式アンケート