

「まげが結えない力士は引退」は本当? 勘違いしやすい「ちょんまげ」トリビア4選
2013.10.17 16:50
提供:マイナビウーマン
いつの時代も、「モテたい」のは男女共通の願望。モテる髪型にしようと手間とお金をかけて試す人は少なくありません。でも、変えたくても簡単に変えられないのが力士です。10月7日放送の『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系列)では、「高見盛が涙の断髪式“モテる男ヘア”に!」が特集されましたが、これからは心おきなく新しい髪型も試せますね。
「ロボコップ」などの愛称で人気を博した高見盛さん(現・振分親方)の断髪式は、その他のメディアでも多く取り上げられました。元横綱・曙太郎さんなど親交のあった方々が多くかけつけて、約380人がはさみを入れたそうです。元関脇・高見山で先代東関親方の渡辺大五郎さんによる止めばさみで、大銀杏(おおいちょう)にお別れ。
クローズアップされたのは、新しいヘアスタイル。ヘアクリエイター・上野和彦さんが考案したという、その名も「モテる男のカット」。後頭部、側頭部を刈り上げて、頭頂部を長めに残し、毛先を立たせたスタイルで、まゆ毛もカットされた親方はなかなかの「今風」ぶり。「(頭の)薄い人に合った髪型」と上野さんが語ると、「あからさまに言わないで……」と困惑し、報道陣の笑いを誘ったそうです。
モテヘアで第2の人生をスタート!?させた親方ですが、式の終わりにマイクを握ると「ありがとうございました!」と絶叫。14年間、本当にお疲れさまでした!
さて、お相撲さんのトレードマークである「髷(まげ)」というヘアスタイル。実は、すごいバリエーションがあること、ご存じでした? 一般的に髷のことを「ちょんまげ」と呼んだりしますが、これは大きな間違いで、あくまでちょんまげは髷の一種。お相撲さんの大銀杏や時代劇で見かける銀杏髷(いちょうまげ)などは決してちょんまげではないのです。そこで、知られざる髷の世界をのぞいてみましょう!
■「髷(まげ)」の世界は広く深い
髷とは髪を束ねたり、結ったりすることで頭のてっぺんに「髻(もとどり)」と呼ばれる髪の束を形づくる日本伝統のヘアスタイルの総称です。さまざまなバリエーションがあり、大きく男髷、女髷、島田髷などに分類され、さらにそれぞれ多くの種類があります。
■勘違いしやすい「ちょんまげ」
前述した通り「髷=ちょんまげ」とするのは誤りで、ちょんまげは髷の一種類です。漢字では「丁髷」と書き、江戸時代には老人が結う男髷のひとつでした。兜(かぶと)をかぶったときに頭が蒸れるのを防ぐため、頭頂部の一部の髪を抜いたり、剃ったりした部分を「月代(さかやき)」といいますが、その残りの髪を結うスタイルで、頭髪の少ない老人が結うと髷が小さくなり、その形が「ゝ」(=踊り字の一種である「一の字点」)に似ていることから「ゝ髷(ちょんまげ)」といったそうでして、その後「丁」の字をあてるようになったそう。
■関取であることを示す「大銀杏」
原則的に大銀杏という髷は、大相撲の関取(=十両以上の力士)だけに許される正装のヘアスタイル。基本的に取組や弓取り式などで土俵に上がる際や相撲甚句(すもうじんく)歌唱のときなどに結い、稽古のときなど日常は丁髷にするのが一般的だそうです(=武士と違って月代にはしない)。
「大銀杏が結えないほど頭髪が薄くなると引退」などといわれますが、これは流言に過ぎず、実際には関係ないそうです。ただし、横綱土俵入りの露払いや太刀持ちを務める際の力士は大銀杏でなければならないという暗黙の了解があるため、大銀杏の結えない力士は務めることができないそうです。
さらにいま話題の期待の新星・遠藤のように、あまりのスピード出世で髪が間に合わず、大銀杏どころか髷も結えないまま十両優勝!なんて、うれしいケースもありますね。
■面白いネーミングの髷の数々
形状から呼ばれた「桃割れ(ももわれ)」「お煙草盆(おたばこぼん)」。前者は江戸時代後期から昭和に大流行した町娘の女髷で、時代劇では大抵このかつらが使用されているので、最も認知度が高いものです。後者は明治の初めに登場した幼い女の子のヘアスタイルで、今でいうセミロング程度の髪の長さで結うそう。
他にも「立兵庫(たてひょうご)」「横兵庫(よこひょうご)」など、バリエーションは数十に及びます。前者は身分の低い若い女性、特に女歌舞伎の役者や遊女に好まれ、派生した後者は吉原、島原などの高級遊女に結われたそうで、花魁(おいらん)のヘアスタイルとしても有名です。
髷はもちろんファッションのひとつですから、流行りすたりがあり、さまざまなバリエーションがあって当たり前ですよね。古いものが見直されて再流行することも多いですから、いつか髷がクールな時代が到来するかも!?
(西田貴史/サイドランチ)
「ロボコップ」などの愛称で人気を博した高見盛さん(現・振分親方)の断髪式は、その他のメディアでも多く取り上げられました。元横綱・曙太郎さんなど親交のあった方々が多くかけつけて、約380人がはさみを入れたそうです。元関脇・高見山で先代東関親方の渡辺大五郎さんによる止めばさみで、大銀杏(おおいちょう)にお別れ。
クローズアップされたのは、新しいヘアスタイル。ヘアクリエイター・上野和彦さんが考案したという、その名も「モテる男のカット」。後頭部、側頭部を刈り上げて、頭頂部を長めに残し、毛先を立たせたスタイルで、まゆ毛もカットされた親方はなかなかの「今風」ぶり。「(頭の)薄い人に合った髪型」と上野さんが語ると、「あからさまに言わないで……」と困惑し、報道陣の笑いを誘ったそうです。
モテヘアで第2の人生をスタート!?させた親方ですが、式の終わりにマイクを握ると「ありがとうございました!」と絶叫。14年間、本当にお疲れさまでした!
さて、お相撲さんのトレードマークである「髷(まげ)」というヘアスタイル。実は、すごいバリエーションがあること、ご存じでした? 一般的に髷のことを「ちょんまげ」と呼んだりしますが、これは大きな間違いで、あくまでちょんまげは髷の一種。お相撲さんの大銀杏や時代劇で見かける銀杏髷(いちょうまげ)などは決してちょんまげではないのです。そこで、知られざる髷の世界をのぞいてみましょう!
■「髷(まげ)」の世界は広く深い
髷とは髪を束ねたり、結ったりすることで頭のてっぺんに「髻(もとどり)」と呼ばれる髪の束を形づくる日本伝統のヘアスタイルの総称です。さまざまなバリエーションがあり、大きく男髷、女髷、島田髷などに分類され、さらにそれぞれ多くの種類があります。
■勘違いしやすい「ちょんまげ」
前述した通り「髷=ちょんまげ」とするのは誤りで、ちょんまげは髷の一種類です。漢字では「丁髷」と書き、江戸時代には老人が結う男髷のひとつでした。兜(かぶと)をかぶったときに頭が蒸れるのを防ぐため、頭頂部の一部の髪を抜いたり、剃ったりした部分を「月代(さかやき)」といいますが、その残りの髪を結うスタイルで、頭髪の少ない老人が結うと髷が小さくなり、その形が「ゝ」(=踊り字の一種である「一の字点」)に似ていることから「ゝ髷(ちょんまげ)」といったそうでして、その後「丁」の字をあてるようになったそう。
■関取であることを示す「大銀杏」
原則的に大銀杏という髷は、大相撲の関取(=十両以上の力士)だけに許される正装のヘアスタイル。基本的に取組や弓取り式などで土俵に上がる際や相撲甚句(すもうじんく)歌唱のときなどに結い、稽古のときなど日常は丁髷にするのが一般的だそうです(=武士と違って月代にはしない)。
「大銀杏が結えないほど頭髪が薄くなると引退」などといわれますが、これは流言に過ぎず、実際には関係ないそうです。ただし、横綱土俵入りの露払いや太刀持ちを務める際の力士は大銀杏でなければならないという暗黙の了解があるため、大銀杏の結えない力士は務めることができないそうです。
さらにいま話題の期待の新星・遠藤のように、あまりのスピード出世で髪が間に合わず、大銀杏どころか髷も結えないまま十両優勝!なんて、うれしいケースもありますね。
■面白いネーミングの髷の数々
形状から呼ばれた「桃割れ(ももわれ)」「お煙草盆(おたばこぼん)」。前者は江戸時代後期から昭和に大流行した町娘の女髷で、時代劇では大抵このかつらが使用されているので、最も認知度が高いものです。後者は明治の初めに登場した幼い女の子のヘアスタイルで、今でいうセミロング程度の髪の長さで結うそう。
他にも「立兵庫(たてひょうご)」「横兵庫(よこひょうご)」など、バリエーションは数十に及びます。前者は身分の低い若い女性、特に女歌舞伎の役者や遊女に好まれ、派生した後者は吉原、島原などの高級遊女に結われたそうで、花魁(おいらん)のヘアスタイルとしても有名です。
髷はもちろんファッションのひとつですから、流行りすたりがあり、さまざまなバリエーションがあって当たり前ですよね。古いものが見直されて再流行することも多いですから、いつか髷がクールな時代が到来するかも!?
(西田貴史/サイドランチ)
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