「パパUber頑張ってね!」 朝6時から働き620円→子どもの送迎へ…配達しながら目的地に向かう芸人・TAIGA(50)の日常に密着

アメトークの「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」が放送されてから5年…変わらずアルバイトで生計を立て続けている芸人TAIGA(タイガ)。R-1グランプリ決勝に進出した男も現在50歳。『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」は、声優妻、7歳・4歳の子どもと暮らすTAIGAの日常に密着した。
【映像】TAIGAの年下・声優美人妻(複数カット)
午前6時。
TAIGA「今から子どもを小学校へ送る前に、Uber Eats(ウーバーイーツ)をやる予定です。早い時は4時くらいからやります。(連絡が来て)遠いな。北区田端まで行っていたら、子どもの小学校に間に合わない。7時ぐらいにはまた帰って、子どもたちとご飯を食べて……これもちょっと遠いかな。事務所の後輩のカズレーザーには3回届けてます。ママタルトにも、伊集院(光)さんにも届けたことある」
コロナ禍で仕事が激減したことではじめたUber Eatsの配達員。この仕事を選んだ理由は「時間の融通が利くから」であり、長男を小学校に送るまでの時間で少しでも稼ぎたいという。
Uberの通知音が鳴り、商品をピックアップ。バイクで走りだす。
TAIGA「これで完了。よし、2件目です」
配達をしていると、よく見舞われるトラブルがあるという。
TAIGA「あれ?うわ、これ住所の打ち込みミスだこの人。どこだ? こっちだな。こっちじゃないんだ、やっぱ違うな…」
利用者が登録した住所を間違え、配達が遅れるのは日常茶飯事だ。
TAIGA「迷うこともあるんです。それに『遅せーよ』と言わんばかりにドアをガン!ってされることも…今の2件で620円ですね。620円稼いで、家に帰って朝食食べて、また出てくるんです。バイクが壊れてもガソリン代も全部自分持ちなんで、その分お金もかかりますよね。でも1円でも稼いでおかないと、子どもたちにかかるお金を考えたら『今日はいいかな』とはならない」
1時間で稼いだ金額は620円。それでも寝ているよりは家計の足しになる。
送迎→配達→送迎

家族で揃って朝食。
TAIGA「長男が少年野球始めて、それに一緒に行くのがめっちゃ楽しい。長男とは野球の話が多いですね」
次に長男と歩いて学校へ。
TAIGA「今は他愛もない話をしていますけど、喋らないで向かっている時もあります。でもこんな時間が楽しかったりするんですよ」
そう話している間に2人は学校に到着。
長男「パパUber頑張ってね!」
TAIGA「はーいありがとう、いってらっしゃい」
長男を送ったあと、次男を保育園に送るまでの45分で配達を試みる。20〜30分で1000円ほど稼いだ。
バイクから自転車に乗り換えたTAIGA。次男を乗せ、保育園へ向かう。
配達しながら目的地に向かう

TAIGAは、1995年に短大を卒業し、建築資材製造販売の企業に入社。その後、友人の結婚式でスピーチを担当したことがきっかけで、人前に立って注目されることに取り憑かれたという。3年足らずで会社を辞め、役者を志すも、なかなか目が出ず…
「お前誰だよ」というフレーズが印象的なネタを披露するピン芸人に転向したが、“売れっ子芸人”と呼ばれるには程遠い現状だ。
TAIGA「六本木に17時なので、もうそろそろ向かわないといけない。ちょうど今六本木方面の配達がとれたので配りながら六本木に向かいます」
この日は、数少ないレギュラーの仕事、テレビ朝日系のバラエティー番組『見取り図じゃん』のナレーション収録。バイクで行けば30分の距離を、配達をしながら4時間かけて収録場所へと向かう。
TAIGA「今で20件ちょうど、8198円。『アメトーーク!』のスタッフさんがこの番組をやっていて、応援したいって気持ちでナレーションに抜擢してくれたらしい。これがあるだけで『毎月この額が入る』っていうのがあるので助かります」
午後6時。
TAIGA「今ナレーション終わりました。配りながら次のライブに向かいたい。新宿なんですよ。新宿方面にタダでは移動したくないんで。あっ四谷、これいっちゃいますか」
夜は新宿でライブがあるため、同じように配達をしながら目的地に向かう。
TAIGA「腐ってはないですね。腐っている暇もないし」
TAIGAが立つステージは、ユリオカ超特Q主催のライブ。会場に集まった客6人の前で、配達員から芸人になる。
TAIGA「愛する奥さんがいて、子どもたちがいて、毎日過ごせる。こんな幸せないじゃないですか。裕福ではないかもしれないけど、やっぱ幸せです。だから本当に家族が家にいることが嬉しくて、嫁と子どもと常に一緒にいたい。それで好きな芸人の仕事ができたら、なお幸せ」
世間からはまだ「お前誰だよ」と言われても、家族の思いを背負って、今日もTAIGAは目的地まで走り続ける。
(『ABEMA NEWS』より)
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