B’z・稲葉浩志が歌う「タッチ」聴いたファンが驚いた理由 シャウトについてプロが分析「意外と…」

2026.02.13 15:45
提供:Sirabee

B’z・稲葉浩志が歌唱した「タッチ」が話題に。稲葉といえば“シャウト”のイメージだが、プロの視点から見ると、意外な事実が…。

B
画像は稲葉浩志 Official Website 「en-zine」より引用

B'zの稲葉浩志が歌唱する、『2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』のNetflix大会応援ソング「タッチ」のスペシャルムービーが13日、公開され、Xではその歌声に驚きの声があがった。


また、稲葉の歌唱については、ボイストレーナーの西貴正氏が自身のYouTubeチャンネル『西貴正 | VOCAL STYLIST』で解説していた。

【今回の動画】稲葉が歌う「タッチ」



全チームへの応援歌


「タッチ」は、1985年放送のアニメ『タッチ』の主題歌で、歌手・岩崎良美が歌唱。同作が高校野球を題材にした作品だったことから、主題歌は現在も高校野球の応援歌として、甲子園のスタンドでおなじみとなっている。


今回は、大会に出場する全20チームへの応援歌として、稲葉がカバー。スペシャルムービーでは、稲葉の力強い歌声に乗せ、過去の大会の名場面が映し出されている。



「まさか原曲キーだとは...」「全盛期レベル」の声


稲葉は61歳の現在も幅広い声域と伸びやかなハイトーン、力強いシャウトで知られる。今回の「タッチ」のカバーに、Xでは「まだこの全盛期レベルでいけるのか...」「さすが稲葉様」「えげつないカッコ良さ」といった声が。


さらに、稲葉が岩崎と同じ「原曲キー」で歌っているとの指摘も。「まさか原曲キーだとは...さすがすぎる...」「あの原曲キーをそのままで...稲葉さんすげぇよ...どんななってるのよ...?」「1985年の女性歌手の曲を2026年に原曲キーでカバーする60代男性がいたんだ...」と驚く人も相次いだ。



“シャウト”のイメージだが...


そんな稲葉の歌唱といえば、“シャウト”のイメージが強い。しかし、ボイストレーナーの西氏は、自身のYouTubeチャンネルで「じつはよく聴くと、しょっちゅうシャウトしているわけではないんですよね」と話す。


「“B'z=シャウト”っていうイメージがあると思うんですけど、意外とそうでもない。本当に効果的だと思われる部分しかやられていない。これは結構意外なポイントなんじゃないかな」と指摘。


「めちゃくちゃシンプルに言うと、ほとんどは綺麗な発声で、ピュアなミックスボイス、ピュアなヘッドボイスで歌われている。シャウトしている曲のほうが、じつは少ない印象なんですよね。だけどたまに、めちゃくちゃカッコいい息漏れをさせた声を使う。そしてそれも完成度がやたら高い」と語った。



綺麗な発声の秘密


また、稲葉が高い音域まで綺麗な発声ができることについて「余計な響きを極限までカットして、ハイの周波数が作り出せる鼻の響きだけに頼り切るということに集中させているんじゃないかなと思うんですよね」とも続ける。


X JAPANのToshIも近いとして「意外とこういったハイトーンを出される方はすごく丁寧だし、煩雑にはやられない発声なんです。息の圧力とか突発力みたいな発声では出せないんですよね」と解説。


高音を出そうとして、息を思い切り吐こうとする人もみられるが「じつはその逆のほうが、効率よくハイトーンって出るんです。息の量とかスピードよりも響きを重視してバランス調整されるほうが、稲葉さんのようなきれいなミックスボイス、ヘッドボイスができるので、そういった部分を意識して完コピされるのがよいと思います」と語っていた。


過去のドキュメンタリーでは、夏も加湿器を使用し、エアコンを使わない、飲み物に氷を入れない、夏でも鍋を食べるなど、かなりの自己管理をしていることも話題になっていたが、こういった徹底的な努力とテクニックがあの歌声を支えているのだと感じた。



執筆者プロフィール


しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。


現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。



【今回の動画】稲葉が歌う「タッチ」


https://youtu.be/jzLbxzTgAjE?si=oeszmev_BRIeweuB


(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)

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