細田守監督「結局、自分の体験から作っていくしかない」。はじめしゃちょーとの創作論

『はじめしゃちょー(hajime)』の「本当にヤバい世界的偉人が5億円の家に来ました。」は、アニメ映画の巨匠・細田守監督が自身の創作姿勢と最新作についてはじめしゃちょーと語る貴重な対談企画。
富山県出身という共通点で意気投合した2人は、創作者としての悩みや葛藤を率直に語り合った。
細田監督が制作中の新作「果てしなきスカーレット」の詳細を明かす場面では、作品に込めた個人的な想いが浮き彫りになる。
細田監督の最新作「果てしなきスカーレット」は、これまでの作風とは一線を画す作品だという。
主人公は王女様という身近にいない存在で、復讐をテーマにした異世界の物語。
声優を芦田愛菜が演じる王女スカーレットと、岡田将生演じる日本人看護師が出会い、共に旅をする展開だ。
「王女様と看護師、中世と現代という全く違う2人が出会う」と監督は説明する。
しかし作品の根底には、9歳の娘への思いがあると告白した。
「結局そうなっちゃうんです。王女様を主人公にしてるけど本当は僕の娘と自分の関係性」。
ニューヨークやベネチアの映画祭では観客が大いに盛り上がり、監督自身も「だんだん自信が出てきた」と手応えを語る。
企画後半、はじめしゃちょーは最近結婚したことで視聴者の反応が分かれている悩みを打ち明けた。
等身大の自分を見せたいが、結婚生活を動画に出すことへの賛否に揺れているという。
細田監督は即座に「魂の向かうところに従うしかない」と答えた。
自身も亡き母をモデルにした際、「誰だか知らない奴の母親の話なんか聞いて何が楽しいの」と躊躇したが、結局は自分の真実を描く道を選んだ。
「お前の体験なんか見たくないっていう人もいるし、一方で真実味を感じて面白く思ってくれる人もいる。両方いる」。
どちらを選んでも不満は出る。それならば自分が感じているリアルを表現するしかない。
細田監督の言葉に、はじめしゃちょーは「決心がついた気がします」と応じた。表現者として生きる2人の魂の対話は、創作することの孤独と覚悟を改めて突きつける。
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