西永彩奈(@nishinagaayana)撮影:大野代樹

西永彩奈「ただの中学生に会いに来るおじさんたちが不思議だった」グラビア挑戦の始まり

2025.10.05 06:03
提供:ENTAME next

学生時代はソフトテニスに打ち込み、真っ黒に日焼けしていたというグラビアアイドルの西永彩奈。軽い気持ちで受けたオーディションで味わった「悔しさ」が、彼女の人生を大きく突き動かし芸能界へ。中学1年生でのグラビア挑戦、ファンに育てられた大阪での下積み時代を乗り越え、デビューから17年を迎えた。その波乱万丈なグラビア人生に迫った(前後編の前編)。

――岡山県ご出身とのことですが、そもそも芸能界に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

西永 中学1年生の夏に、テレビCMでホリプロスカウトキャラバンのオーディションを知ったんです。携帯の自撮りで応募できるのを見て、「面白そうだな」って。オーディションは広島だったので、書類が通ったら「広島に行けるね」という、家族旅行のきっかけくらいの軽い気持ちで応募したんです。

――そのオーディションが大きな転機になったと?

西永 そうなんです。私は途中で落ちてしまったんですけど、ずっと一緒に審査を進んでいた同じ岡山出身の女の子が、その年の特別賞になったんです。私より3つ上くらいの子で、今まで出会った中で一番かわいくて。「これは次元が違うな」って思いました。もし、その子が賞を取っていなかったら、多分芸能界を目指していなかったと思います。初めて「悔しい」っていう気持ちが生まれました。

――その「悔しさ」をバネに、大阪の事務所に所属されたんですね。

西永 はい。わざわざ岡山まで会いに来てくれたのが大阪の事務所だけだったんです。他の事務所はレッスン代がかかったり、東京に通わなきゃいけなかったりしたんですけど、そこは費用もかからないし、大阪ならまだ近いからって親も許してくれて。

――そして、中学1年生でグラビアに挑戦されます。

西永 もちろん「ビキニか……」とは思いました。学校の授業でしか着たことなかったですから。でも、当時はまだジュニアアイドルの文化が盛んで、社長が同い年の子たちの作品を色々見せてくれたんです。みんなかわいく撮ってもらっているし「ああ、こういう世界もあるんだな」って。まあ、うまいこと言いくるめられたのもあるかもしれないですね(笑)。

――グラビアの最初のお仕事はなんだったんでしょう?

西永 撮影会でした。社長が自社で企画して、Mixiで参加者を募集したんです(笑)。まだ世に何も出てないのに「誰が会いに来るんだろう」と思っていたら、当日まさかの満員で。

――初めてファンの方と対面した時のことは覚えていますか?

西永 未だにずっと覚えています。会場に行ったらおじさんがいっぱいいて……(笑)。「え、このおじさんたちは何で会いに来てくれたんだろう?」って。ただの岡山の中学生に、お金を払って会いに来てくれるっていうのが、本当に不思議でした。

――大阪での撮影会では、ポージングもかなり鍛えられたと伺いました。

西永 大阪のファンの方たちって、普段レースクイーンを撮っている方が多いから、カメラもガチだし、ポージングにもすごく詳しかったんです。デビューしてからの半年間、その人たちにものすごく鍛えられました。「今のポーズだと脚が太く見えちゃうから、もっとこうした方がいい」とか、撮影会でみんなが教えてくれたんです。

――まさにファンが育ててくれた、という感じですね。

西永 本当にそうです。そのおかげで、東京で初めて雑誌の撮影に臨んだ時に、カメラマンさんに「初めての撮影なのに、めちゃめちゃ上手だね」って褒めてもらえて。「うわ、これ撮影会で鍛えられたからだ!」って思いました。

――当時は学業との両立も大変だったのではないでしょうか。

西永 平日は学校、そして部活、その後は塾。土日は仕事で東京に行っていたので、岡山にいませんでした。岡山から東京は新幹線で片道3時間半かかるので、行き3時間半と帰りの3時間半で宿題をやっていましたね。始発で行って終電で帰ることもありましたし、まだ中学生だから夜8時までしか働けないので、東京日帰りもよくありました。

――中学生にしてかなり大変なスケジュールをこなしていたんですね。ところで、グラビア活動は学校に言っていたんですか?

西永 最初は隠していたんですけど、当時アメブロの一般中学生ランキングで1位をとっていたんですよ。そしたら普通に部活の先輩に見つかって、学校に呼び出されました。ママも一緒に呼ばれて、先生が検索したらいっぱい撮影会の写真が出てきたみたいで、全部プリントされていて。「これを親御さんは知ってるんですか」って(笑)。プロのカメラマンさんじゃなく、ファンの方が撮った写真だったから、怪しいバイトをしているんじゃないか、みたいな感じだったんです。

――それは誤解されてしまいますね。

西永 はい。でも、ママがちゃんと説明してくれて、学校が応援してくれるモードになったんです。DVDが決まった時も、先生たちみんな「おめでとう」と言ってくれて。田舎だからこそ、むしろ「すごい!」って芸能人みたいに扱ってくれました。

▽西永 彩奈(にしなが あやな)1996年1月18日生まれ、岡山県出身。B型。2008年12月にデビューし、ジュニア時代からグラビアアイドルとして活動。2019年には『第2回サンスポGoGoクイーン』グランプリを受賞。2020年に開設したYouTubeチャンネル『西永彩奈ちゃんねる』は登録者数11.6万人を超える。2022年6月には雑誌『Cream』の副編集長に就任し、多岐にわたる活動を展開している。

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