『あんぱん』ラスト、主題歌の“歌詞”にハッとした「最高にマッチした曲」違和感から一転…

2025.09.26 15:15

提供：Sirabee

NHK朝ドラ『あんぱん』の最終回では主題歌の最後の部分が流れ、視聴者は号泣。「歌詞見ないで曲聴いてる人マジでもったいない」と賛辞が止まない。

26日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、ラストに流れた主題歌の“歌詞”に涙する視聴者が続出している。

温かい最終回

手術が終わって退院するも嵩（北村匠海）に「うちがおらんなっても...大丈夫？」と尋ね、「今年の桜は、一緒に見れんかもしれんね」とつぶやくのぶ（今田美桜）。

残り少ない命を悟っている様子で、「うちのこの残りの命、嵩さんにあげるきね」と伝える。

しかし5年後、嵩の隣には犬を連れて歩くのぶの姿が。奇跡が起きたのか、のぶは小走りができるほど元気に暮らしており、ラストは2人仲良く並木道を歩き、アンパンマンの雲が浮かぶ空で幕を閉じた。

感動を増幅させた主題歌

放送終了後、Xでは「最終回、感動の終わりでした毎日ありがとう」「あんぱん、半年間ありがとうございました！！」と感動や感謝の声で溢れ、「最終回まで素晴らしかったなぁ。あ〜あんぱんロスだ...」「終わってしもうた、、既にあんぱんロス」と余韻に浸る間もなく喪失感に襲われる人が続出。

そんななか、「エンディングで『賜物』の一番好きな歌詞が被さってもう、涙腺崩壊」「最終回の最後に流れる時間が、2人だけの愛溢れる、穏やかで静かなシーンで、野田さんの賜物に涙なみだでした」とバラード＆オーケストラバージョンで流れた主題歌『賜物』（RADWIMPS）に感動したとの声が...。

違和感から一転...「ぴったりで泣けた」

ドラマ放送開始時、「主題歌の雰囲気が全然合ってない！」「めちゃくちゃ違和感ある」「久しぶりに最初から面白い朝ドラなのに、主題歌とオープニング映像が微妙でもったいない」などと辛辣な意見が後を絶たなかった同曲。

最終回では途中から流れ出したが、ラストの2人が並木道を歩いていくシーンの直前からボリュームが上がり、字幕では歌詞も表示された。

それは「時が来ればお返しする命～」「『いらない、あげる』なんて　呆れて　笑われるくらいの　命を生きよう　君と生きよう」などとストーリーをそのままなぞるような歌詞で、「最後に出てきた聞き慣れないメロディは『賜物』のCメロなんだろうか、歌詞がドラマとぴったりで泣けた、、」「この曲、なんかちぐはぐな曲だと思っていたが、2番の歌詞が良い。あんぱん最終回のラストシーンで気が付いた」「最終回にして内容と曲調がバチクソ噛み合ってそれやん！　それやがな〜って変な快感が湧いて良い」とハッとした視聴者は少なくないようだ。