

ニューヨークのブックオフ、中身が「完全に日本」と驚きの声 ブックオフの「海外展開」で二度驚く
米・ニューヨークで発見されたブックオフ店舗の内観が話題に。「日本かと思った」と、驚きの声が相次いでいる。
海外でも大人気な日本食。しかし、海外旅行で現地の日本料理を口にした際、「何かが違う...」と、歯痒さを感じた経験はないだろうか。
現在X上では、そんな杞憂を吹き飛ばすような海外のブックオフ店舗が「素晴らしい」と、話題になっているのだ。
ニューヨークのブックオフ、店頭の光景に驚き
今回注目したいのは、Xユーザー・でめきんさんが投稿したポスト。
「ニューヨークに何故かあるブックオフ、めちゃくちゃブックオフで笑った」と意味深な1文が綴られたポストには、現地ブックオフ店舗の内観、外観が写った写真が添えられている。

唐突な「進次郎構文」を受け、「ブックオフがブックオフなのは当たり前なのでは...」と思わず首を傾げてしまったが、写真の光景を見て即座に納得。
https://twitter.com/DEMEKEYN/status/1968504760836710681
そこには「ジャンプ」「あ(時代小説)」「か 作者順」といったコーナー分類と共に、日本の書籍が大量に並んでいたのである。
「実家のような安心感」と称賛の声
世界的に人気な日本の漫画を筆頭に、もちろん各国向けに翻訳された日本の作品も存在する。

しかし写真に写った「ジャンプ」のコーナー書架には、ここ日本で購入できるものと同様の「日本語版ジャンプコミックス」が並んでいた。辛うじて「FINISHED READING? WE BUY」という案内文が確認できるが、それ以外は完全に「日本のブックオフ店舗」を再現していると言える。
こちらの光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「実家のような安心感」「びっくりするほどブックオフだった」「これ、日本の店舗なんじゃないの!?」「現地のオタクにとっては聖地なのでは」など、驚きの声が相次いでいた。
また、中には「昔行ったハワイのブックオフもこんな感じでした」という指摘も見られ、この光景こそブックオフのワールドワイドな姿なのかもしれない。
販売していた「フィギュア」見て驚き
ポスト投稿主・でめきんさんがこちらの光景に遭遇したのは、アメリカのニューヨーク「BOOKOFF New York」でのこと。

店舗の様子を目撃した際の感想について、でめきんさんは「書架の陳列の雰囲気がまるで日本からワープしてきたかのような再現度でビックリしました。『さすがに売ってる書籍は洋書のみなのかな』と思いきや、まんま日本の文庫や書籍も売っていて、さらに驚きました。自分は中古フィギュア目当てで伺ったのですが、日本では売られていないフィギュアもあって、アツかったです」と、目を輝かせながら振り返っていた。

記者は当初、「日本で買い取った本を海外店舗で販売しているのかな...」と推測していたのだが、調べたところ、どうやら「BOOKOFF USA」では現地のユーザから品物を買い取り、現地で販売を行っているようだ。
現在は海外に40店舗以上を出店
なお本件を受け、海外展開について「ブックオフグループホールディングス」に取材を打診したが、残念ながら取材には応じなかった。
2033年5月期までに、アメリカと中央アジアのそれぞれで100店舗体制を構築することを目標に掲げているブックオフ。

2025年1月時点ではアメリカ、マレーシア、カザフスタン、フランスでの合計店舗数が40店舗を突破しており、漫画やアニメといった「クールジャパン」文化を、リアルな形で世界に広める重要な拠点と言えるだろう。
【今回話題となったポスト】
執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ハードオフとブックオフの運営会社が異なるという事実を、いまだに受け止めきれていない。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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