伊集院光、高熱にうなされ入った香川のうどん店 その後奇跡が…「すごいびっくりした」

8日深夜放送のラジオ『伊集院光　深夜の馬鹿力』（TBSラジオ）に、タレントの伊集院光がメインパーソナリティとして出演。香川のうどん店における不思議な出来事を明かした。

「マナーうるさい店」だとわかり即退店

ポケモンのイラストが描かれたマンホール『ポケふた』の写真を撮るため、香川県を訪れたという伊集院は「善通寺、多度津町、丸亀って来たところで、そういわれてみれば腹が減ったなって思って。丸亀でやっぱうどん食ってこうってなって」と、丸亀市でうどんを食べることに。

たまたま立ち寄ったうどん店は人気店ながらもマナーにうるさく、「結構お客さんをさばくのに苛立ってるおばちゃんから『はい右手に箸持って！ そこ、携帯ポケットにしまって！』って言われて、『あ、ごめんなさい』って出ちゃって」と、すぐに退店したことを告白。

「それがまた、そのおばちゃんもよかれと思ってやってんのはわかるんだけど、『軍！？』みたいな感じなっちゃって。俺は割とその、なんだろうね、その手の事に対して、味より下手すりゃ優先しちゃうところあるから」と、食事をする上でのこだわりについて語った。

代わりの店を探していると不思議体験が...

続けて伊集院は「で、坂出が近くなってきたところで、めちゃめちゃ暑くなって35℃くらいになってきて、でいて、長くこの番組を聞いてる人にはアレっていう事が起きるんだよね」と語る。

道行く若者に聞いたうどん店に向かっていると「歩いてる途中に『なんだこの感じ』っていうか、その路地の曲がり方とか、なんとなくこうモヤがかかったような思いがあって。いよいよお店に着いたところで、『あれ、俺ここ来たことある』ってなって」と気付いたという。

「俺ここ、夢の中で来たことがある気がすると思ってたら、お店のおじさんが『久しぶり、また来てくれたんだ！』って言われて、『え、ちょっと待って、俺行きのフェリーで死んでる？』って...」と、状況が理解できず、動揺していたと語った。

15年前、偶然立ち寄っていた「綿谷」

その後、記憶をたどったところ「俺すらよく覚えてないんだけど、俺ね、何度も四国行ってるの。何度も行ってる中で一回だけ途中で高熱出して、わけわかんなくなりながらうどん屋に行って、そのうどん屋の場所も名前もよくわからないっていうところがあったと記憶してる。そのうどん屋なの」と、約15年ほど前、朦朧としながら訪れたうどん店であることが発覚。

「でまあ、その肉うどんがめちゃめちゃ美味いの。後で食べログとかを場所の確認とか名前の読みで見たんだけど、まあかなり評判のいいお店で、綿に谷って書いて、『綿谷（わたや）』ってお店で、超有名なお店らしいんだけど、なんかわかんないけど、夢で行ったところもっかい行くっていう」と語る伊集院。

“夢うどん”と絶賛

「その前の軍みたいなババアに逆らって良かったっていう感じで。向こう（綿谷の店員）もすごい覚えててくれたし、あの、“夢うどん”ね、本当にたどり着いてすごいびっくりした」と、奇跡的な再会に驚いていた。

前半に明かしていた客にマナーを強要する店は、きっと人気店だからこそ並ぶ客のために回転数を早めたいという思いがあったのだろう。また、その次に行った「綿谷」について筆者が調べたところ、2009年12月の同番組の放送で、伊集院が四国で高熱を出して倒れたとの記述があった。熱でフラフラになりながらも伊集院が覚えていたという「綿谷」の肉うどん、一体どれほど美味しかったのだろうか、めちゃくちゃ気になるところでもある。

執筆者プロフィール

びやじま。フリーライター／エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。