たか琳太(撮影/厚地健太郎)

プロサッカー選手の夢を絶たれ、俳優としての成功を新たな目標に<トライストーン・アクティングラボ受講生インタビュー・たか琳太>

2025.08.16 12:30
提供:Deview

 小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、間宮祥太朗、木村文乃、赤楚衛二、葉山奨之、原菜乃華など、実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所『トライストーン・アクティングラボ(以下:TSAL)』。ここで学ぶ受講生たちは、様々な境遇を経て、本物の俳優を目指し、本気で芝居を学ぶために集った、熱い心を持った俳優・女優たち。彼らがTSALと出会ったきっかけ、そして彼らの芝居にかける想いを聞いた。

〈取材・文/児玉澄子 撮影/厚地健太郎〉

 TSALは、人気・実力を兼ね備えた俳優が所属する芸能プロダクション、トライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所。演技の未経験者から、演技術の向上を目指すプロの俳優まで、幅広く門戸を開いている。講師陣は多数の俳優を指導してきたエキスパートぞろい。また、映画や舞台の製作者、監督、演出家、俳優などによる特別講義も実施している。

 現在第一線で活躍する前原滉も、演技未経験でTSAL入所~レッスンを経てトライストーン・エンタテイメントに所属をした一人であり、主演映画『ありきたりな言葉じゃなくて』が2024年12月に公開され、2025年1月には映画『アンダーニンジャ』(小津役)が公開。また東野絢香もTSALで芝居を磨き、トライストーン・エンタテイメントに所属。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にて花魁・志津山役で出演、2025年公開の出映画『ゴーストキラー』『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』など多数の映画にも出演している。

 ■たか琳太インタビュー/「自分という人間を多面的に見てもらえるのもTSALのレッスンの特徴」

──TSALに入所するまでの経歴を教えてください。

「今年5月に入所して現在2ヵ月目です。小中高大とプロサッカー選手を目指していたのですが、大学3年時の怪我で半年間サッカーができない時期があり、たまたま観た映画『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら。』に感動。観終わった時には劇場の客席に座ったまま、役者になるための方法をスマホで探していました。翌週には東京でオーディションを受けていて、初舞台も決まりました。その舞台の演出家がたまたまTSALの講師もされていて、『役者としての基盤を作りたい』と相談したところ、TSALを勧められたのが入所のきっかけでした」

──この2ヵ月の学びで印象深かったことや、掴んだものを教えてください。

「毎週、観た映画の感想をみんなの前で発表する場があります。映画を単純に楽しむだけでなく、深掘りしながら観ることで監督の意図なども考えるようになり、今まで無かった気付きを貰っています。また映画感想のアウトプットを通して、"たか琳太"という人間を多面的に見てもらえるのもこのレッスンの特徴だと感じています。講師からの『そういう見方もできるなら、こんな役も合いそうだ』といったフィードバックを通して、自分でも知らなかった自身の一面を知ることもたくさんあります」

──TSALで得たことは、外部のお仕事にどのように反映されていますか?

「『ダイナマイトボートレース』のCMではボートレーサー養成生のリーダー役をいただきました。サッカー時代の経験を練習シーンの掛け声などに生かしたところ、監督からお褒めの言葉をいただけたのが嬉しかったです。まだ経験は浅いのですが、TSALで学んだことを『これだけ現場に落とし込めた!』と実感できるだけの役を早くつかみたいです」

──直近と将来の目標を教えてください。

「まずはエンドロールなどにクレジットされるような役を掴むのが直近の目標です。将来というか、少しでも早く第一線で活躍したいです。僕は石川県出身で、昨年1月の地震で祖父を亡くしています。そのお葬式の場で初めて親戚に『役者になる』と宣言したところ、祖母がすごく生き生きして、僕の出ている映画に『エキストラ出演したい』と言ってくれました。そうした個人的な範疇を超えて、表に出る人間には心や体が疲れていたり、不安や悩みを抱いていたりする人を助ける役割があると僕は思っています。仲野太賀さんと阿部サダヲさんのように、世の中を明るく照らせるような役者になりたいです」

たかりんた●2003年3月6日、石川県出身。特技:サッカー15年(全国大会出場)、殺陣 趣味:温泉巡り、寺社巡り 芸歴:劇団PU-PU-JUICE「竜馬を殺す」(2025)池内進役、テレビ東京ドラマ『晴れたら良いね』、NHK朝ドラ『あんぱん』日本兵役、ダイナマイトボートレースWebムービー 新人訓練生役

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