「逃げんなよ」ピアスを契機に芽吹く…ヤンキーと優等生の青春ブロマンスに「最高すぎ」と大反響【漫画】

2025.07.07 08:30

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、男子校に通うヤンキーが優等生に舌ピアスをあけてもらうピュアなボーイズラブを描いた作品が面白いと「ヤンキーが地味な優等生に憧れの舌ピを開けてもらう話！」をピックアップ。なお、本作は「SCRAMPER」(ナンバーナイン)第1巻からの抜粋である。

作者であるうきうき恥里さんが連載している株式会社ナンバーナインの公式アカウント、むちはるが2025年5月21日にX(旧Twitter)に投稿したところ、4万1000件を超える「いいね」が寄せられてXでは、「ピアス絡めてるのめちゃくちゃに好き」「どっちも可愛い」「お気に入り」「好き」「神作」「最高です」という反響が寄せられた。本記事では、うきうき恥里さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。

月観のスクランパーが気になってしかたのない芒木

芒木秋(すすきしゅう)は男子高校生3年で、モテるだろうと耳にピアスを開けているヤンキーだ。他方、月観八尋(つきみやひろ)は高2の頃からの芒木とのクラスメイトでテストでは学年一位をとる優等生だ。しかし、あるとき、月観は芒木にスクランパーというピアスを見せつける。スクランパーは外見は牙のような形で上唇と歯茎を繋ぐ筋のような薄い部分に開けるピアスだ。

芒木は、周囲には耳のピアスは痛くないと公言していたが、耳以外の箇所は怖くてできなかった。ある日、同学年の男子が荷物を芒木に投げて渡した時、月観の上唇にぶつかり月観はスクランパーを外すことにするが、芒木は翌日「可愛かったのにな」と思わず言ってしまう。2人は赤面するが、芒木は耳より痛そうなスクランパーをしている月観の優等生ぶりとのギャップにかっこいいと思う。芒木は舌ピアス(舌ピ)を開けてもらおうと月観に頼む。「逃げんなよ」と芒木の男気を試し、舌にピアスを開ける月観。「舌ピかわいい」と思わず笑っている様子の月観を見て、初めて楽しそうにしているところを見たと芒木は思う。

ピアスをかっこいいと純粋に思う男子高校生同士のピュアな友情ブロマンスの本作には、「ピアッシングBL最高に癖」「最高すぎる」「スクランパーやってみたい」「この漫画大好き。最初にスクランパー開けた時、この漫画に影響されて開けた」など、X（旧Twitter）でも大きな共感や反響の声が寄せられている。