バナナマン・設楽統がハイテンションで紹介する地元・秩父の名所 井戸田潤と行くのんびりサイドカーの旅＜いちにの参拝＞

BSフジが7月6日(日)昼4時から放送する「いちにの参拝～井戸田潤のサイドカーのんびり旅～」。“バイク大好き芸人”であるスピードワゴン・井戸田潤がゲストをサイドカーに乗せ、日本各地の神社仏閣を中心に絶景やグルメ、温泉などをゆったり堪能するオトナのバイク旅番組だ。今回はバナナマン・設楽統をサイドカーに乗せ、設楽の地元・秩父をゆったりと巡る。母校への緊急凱旋やグルメ、秩父神社への参拝でさまざまな出会いを果たすことに。

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母校への凱旋で大騒ぎに

冒頭、まずは設楽の説明で番組がスタート。井戸田の姿が見えなかったのだが、やがてそこに重く響くバイクのエンジン音が…。「おわっあれが井戸田さんですかね」と気の抜けた驚き方をする設楽のそばにとまった井戸田。重厚なバイクをしっかり停車すると、「『いちにの参拝』、始まるよっ」とキメてスタッフの爆笑を誘う。

さっそく設楽をサイドカーに乗せ、目指す神社として秩父神社を教わる井戸田。まずは腹ごしらえと秩父の名物お菓子「すまんじゅう」や、「みそポテト」といったグルメをいただくことに。

設楽の地元トークがあまりになめらかで、置いてけぼりにされる井戸田が「“井戸田の”『いちにの参拝』…ですよね？」とツッコミを入れることもしばしば。ただそれもそのはず、井戸田の「設楽さん…ずっとテンション高いですよね？」という質問に「やっぱり地元だからかな？」とハッとするほど設楽も興奮していたようだ。「楽屋でしゃべってる感じと全然…」と驚く井戸田に、照れ臭そうに笑う設楽の姿が印象的だった。

またせっかくの帰郷ということで、「入っていいのかな？」と言いながら設楽の母校に寄り道。大人気芸人の凱旋ということもあり、生徒も先生も驚きを隠せない。サービス精神旺盛な井戸田の“ハンバーグ師匠”も飛び出すなど、大きな盛り上がりを見せる。学生時代の思い出を振り返る設楽の顔は、終始楽しげだ。

秩父神社にいる「よく見る」「よく話す」「よく聞く」の三猿

設楽のバンドマン時代の話などもこぼしつつ、歴史ある秩父神社へ参拝にきた井戸田たち。まずは厳粛に二礼二拍手一礼で参拝したところ、設楽から「秩父神社に来たならば、参拝はもちろんそうなんですけど、すぐ帰んないでほしい」と社殿を見て回るように提案が。

秩父神社はその社殿自体が県の重要文化財で、2024年6月に「一世紀に一度」レベルの大改修を終えたばかりだという。色鮮やかな社殿の装飾は必見と、井戸田を引っ張っていく設楽。有名な日光東照宮を手掛けた職人の手による設計ということで、その装飾にも一つひとつ意味があると案内される。

ユニークだったのは、日光東照宮にある「見ざる」「聞かざる」「言わざる」の装飾と対を為す“老いた三猿”たち。実は日光東照宮の三猿は「子ども時代」を描いた装飾で、「子どものうちに悪いものは『見ざる聞かざる言わざる』が大事」という教育の教えだ。

対して秩父神社の装飾にある“老いた三猿”たちは目を大きく開き、耳をそばたて、大きな口で話しかけている。これは日光東照宮とは正反対で、「老いた者は『よく見てよく聞いてよく話す』ことが大事」という「長寿の秘訣」の教え。歴史ある建物が連綿と受け継いできた教えに、設楽も井戸田も聞き入るばかりだった。

旅の終わりには、秩父といえば欠かせない温泉も味わう。旅の疲れを解きほぐすような名湯に、すっかりとろけた2人。秩父の名所とともに設楽と井戸田のゆったりトークがたっぷり楽しめる「いちにの参拝～井戸田潤のサイドカーのんびり旅～」は、7月6日(日)夜からBSフジにて放送となる。