大型新人AxMxPハ・ユジュン×N.Flyingイ・スンヒョプのライブバトルに「青春感がたまらん！」視聴者くぎ付け＜四季の春＞

2025.06.20 18:00

2025年に韓国でメジャーデビューする予定の新人バンド・AxMxPのハ・ユジュンが主演を務める韓国ドラマ「四季の春～恋めぐる僕らの季節～」の第1話と第2話がLeminoで配信開始。第1話から主人公・サゲ役のユジュンと、サゲのライバル・テヤン役で出演するN.Flyingのイ・スンヒョプによる迫力のライブ対決シーンが登場。他にもユジュンのライブシーンが随所に登場し、視聴者を引きつけた。(以下、第2話までのネタバレを含みます)

ヒロインは「今、私たちの学校は…」パク・ジフ

同作は、ドラマ「黒い太陽～コードネーム：アムネシア～」(2021年)、「恋人～あの日聞いた花の咲く音～」(2023年)で演出を担当したキム・ソンヨン監督が手掛ける、新概念の青春ロマンティック・コメディー。

AxMxPのユジュンが主人公に抜てきされたほか、ヒロインのキム・ボム役に「今、私たちの学校は…」(2022年)のパク・ジフ、ボムを挟んでサゲと火花を散らすライバル・テヤン役に「ソンジェ背負って走れ」「となりのMr.パーフェクト」(ともに2024年)のスンヒョプ…と、フレッシュなキャストが集結したキャンパスライフドラマだ。

スキャンダルで活動自粛することになったサゲだが…

第1話では、人気K-POPアイドルバンド「ザ・クラウン」のリーダーとして活躍していたサゲが突然、打ち上げの席で所属事務所の代表を殴ったとして活動自粛と謹慎、ハンジュ大学での学業専念を言い渡される。大学に通い始めたサゲは校内で聞き覚えのあるメロディーを耳にするが、それはボムが着けていたネックレスのオルゴールの音だった。

それ以来、サゲはボムが気になって仕方ない。見学に行ったバンド部でボムも部員だと知ったサゲは、ボムに思いを寄せる“ハンジュ大学のサゲ”こと部長・テヤンと激突。ライブ演奏で火花を散らす――というストーリーが描かれた。

キーボードにドラム、エレキギターと楽器を持ち換えて熱い演奏を響かせるテヤンに対し、サゲは「これだけで十分」とアコースティックギター1本で対峙(たいじ)。途中、ギターのボディーをドラムのようにたたいてビートも刻みながら魂の演奏を繰り広げた。

ハ・ユジュン、アーティストとしても存在感を発揮

熱が入り過ぎたのか、最後はサゲのギターの弦が切れてしまい、サゲは両手を挙げて「棄権する。俺の負けだ。ソ・テヤンの勝利！」と潔く敗北を認めた。

サゲは負けてしまったものの、熱が入った2人のライブバトルは圧巻。それもそのはず、テヤン役のスンヒョプは俳優としても活躍する一方、韓国デビュー10周年を迎えたロックバンドN.Flyingのボーカル・ギターを担当するメンバーとしても知られる。

そしてサゲ役のユジュンは、N.FlyingやFTISLAND、CN BLUEらも所属するFNCエンターテインメントから2025年にデビュー予定の大型新人バンドAxMxPのメインボーカル＆メインラッパーを務め、“第二のジョン・ヨンファ”とも呼ばれる逸材。本作へは、メジャーデビューを前にした大抜てきだ。

続く2話ではサゲが、テヤン率いるバンド部とは別に、新たなバンド部を設立しようと奮闘。バンド演奏シーンも、1話でのテヤンとのバトルのほか、ザ・クラウンのメンバーとしてのライブ、2話で描かれるバンドメンバー勧誘のための路上ライブなど、パフォーマンスシーンが盛りだくさん。

ユジュンは、大学生たちのフレッシュな恋模様を描くストーリーのメインキャストとしてはもちろんアーティストとしても大器ぶりを見せつけた。