瀧本美織“桜子”がガルフ“アティット”とタイで再会、視聴者から「最高のエンディング」の声＜トウキョウホリデイ 最終回＞

タイ出身の俳優ガルフ・カナーウット(Kanawut Traipipattanapong)と瀧本美織がW主演するドラマ「トウキョウホリデイ」(毎週木曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか／Lemino・TVerにて配信)の最終回となる第12話が6月19日に放送された。互いに出会ったことで新たな人生の一歩を踏み出せたアティット(ガルフ)と桜子(瀧本)。心温まるエンディングを迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

• 【写真】ポジティブさで桜子(瀧本美織)を応援したみなみ(岡本夏美)
• 【写真】アティット(ガルフ)からのメッセージに笑顔の桜子(瀧本美織)
• ガルフ“アティット”が帰国前に「一生の思い出」とコメント、「ひと言なのに全部伝わる」と視聴者感嘆＜トウキョウホリデイ＞

タイの人気俳優と甘味処の一人娘が恋に落ちる

同ドラマは、仕事に追われ大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優が、異国の地・日本でヒロインと出会い、恋に落ち、大切なものや本当の幸せを見つめ直していくオリジナル逃避行ラブストーリー。

インスタフォロワー500万人超えのタイ出身の俳優・ガルフが日本ドラマ初出演にして初主演。“微笑みの王子”の愛称で国内外から愛されている人気俳優・アティットを演じる。

一方、瀧本が演じるのは、骨折で入院している父親に代わり、長年地元で愛されている甘味処「とき和」を一人で切り盛りしているヒロイン・石田桜子。

現代版「ローマの休日」のような物語が展開する。

桜子が夢だった留学に旅立つ

桜子は、長年の夢だった留学に向け、英語の勉強と準備をする。その合間にアティットに連絡し、少しの時間だが会えるという返事をもらって喜んだ。

旅立ちの日。とき和には、常連客のみなみ(岡本夏美)、警察官の川辺(猪塚健太)が見送りに来ていた。父・俊夫(風間杜夫)は涙を浮かべつつ、「気を付けて」と桜子を送り出した。

桜子の幼なじみ・隼人(葉山奨之)も勤務先の病院から見えた飛行機に向かって「がんばれ」とつぶやいた。

アティットと桜子、互いの思いを打ち明ける

タイに到着した桜子。駅の場所が分からず、近くにいた人に英語で聞いてみるが、英語が通じず、次第に不安な表情に。そんなとき「Can I help you?」と声を掛けられた。振り返ると、アティットだった。２人は「やっと会えた！」と喜ぶ。

アティットとタイのまちを楽しむ桜子。お互いのかばんには、アティットが東京で買った団子のカプセルトイが付けられていた。

桜子はアティットに、このあと留学先であるカナダ・トロントへ向かうと話す。「今さら？って昔の私だったら言ってたと思う。でも、今は違う。“マイペンライ”」と桜子。マイペンライはタイ語で「大丈夫」という意味で、東京でアティットから教わった言葉だ。

桜子の思いを聞いたアティットも笑顔で「マイペンライ」と返し、「君は自由だから」と言った。さらに「タイの国名には自由って意味があるんだよ。“マイペンライ”もその精神からきていて。だからサクラにとっても大事な言葉になってうれしいよ。僕の“エスケープ”も役にたったね」とほほ笑むアティット。

そして「なんて言ったけど、あの時は僕も限界だった。そんな時にサクラと出会って、僕は“自由”を思い出した。僕にとってサクラは特別な人です」と続けた。

桜子は「ありがとう。私にとってもあなたは特別な人だよ」と返した。そして、「あなたに出会えたことは“一生の思い出”」だと。“一生の思い出”も、アティットと桜子にとって大切な言葉だ。

一緒に過ごせる時間はあっという間に過ぎていく。まだまだ話し足りない。でも「マイペンライ」で「きっとまた会える」はず。アティットは桜子の手をとってからギュッと抱きしめ、次は東京で再会する約束をした。

視聴者からは「2人が笑顔で再会できてよかった」「再会した2人が本当に楽しそうで幸せそうでたまらんのだが」「ハグにドキドキした」「最高のエンディングだった」「2人のまたね～が可愛すぎた」などの感想と共に、「続編に期待」の声も上がった。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部