

<PJ ~航空救難団~>内野聖陽、最終回放送を前にクランクアップで感無量「皆さん、あっぱれだ!!」

内野聖陽が主演を務める4月期木曜ドラマ「PJ ~航空救難団~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/Tverにて配信)最終回が6月19日(木)に放送される。最終回放送を前にキャスト陣がクランクアップを迎え、過酷だった撮影を振り返って思いを語った。
PJ(パラレスキュージャンパー)を舞台としたレスキュー大作
同作は、航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)を舞台としたレスキュー大作。舞台となった航空自衛隊航空救難団は、選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う人命救助最後の砦、いわば“究極の救難部隊”。
内野演じる、激しい情熱を内に秘め型破りな訓練で訓練生を鍛え上げていく主任教官・宇佐美と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちとの1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿を描いた。
訓練生役として、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎が出演。そして、「JIN-仁-」(2009・2011年、TBS系)をはじめ、「義母と娘のブルース」(2018年ほか、TBS系)などを手掛けた平川雄一朗が監督を、「東京リベンジャーズ」シリーズ(2021年)などを手掛けた高橋泉が脚本を担当。また、実在の航空救難団にスポットを当てドラマ化するにあたり、航空自衛隊が全面協力した。
内野聖陽「終わりが来るのかわからないくらい大変な作品だった」
クランクアップを迎えた内野は、「密度が濃すぎて、終わりが来るのかわからないくらい大変な作品だった」と言いつつも、「若者たちは本当に苦しい現場で頑張ってくれたので見応えのある作品ができて私も誇りに思うし、参加できてよかったと心から思います」と笑顔を見せつつも感無量の様子。そして、「皆さん、あっぱれだ!!」と叫ぶと、現場には大きな拍手が巻き起こった。
学生メンバーの中では、石井と渡辺がひと足先にクランクアップ。見守る仲間たちを前に石井が「みんなの顔が見られない…!」と号泣するひと幕もあった。そして、神尾ら5人の最後の撮影には、石井と渡辺も駆けつけ、モニター前で肩を組んだ7人がラストカットをチェックした。
小牧基地救難教育隊の曹長からのねぎらいの言葉に涙…
さらに、撮影が始まる前の訓練からずっと自衛隊監修として彼らの成長を見守ってきた小牧基地救難教育隊の二階堂卓也曹長から、「教官として真剣に指導させてもらいました。本当にみんなのことを65期のPJ訓練生だと思っています」というねぎらいの言葉が贈られ、訓練生役のキャストたちは思わず涙。熱く駆け抜けてきた日々が、大きな感動で締めくくられた。
また、宇佐美とゆっくり心を通わせてきた娘・勇菜を演じた吉川愛は、「勇菜ちゃんが成長していくにつれ、私も成長していったな、とすごく思いました。たくさん学ばせていただきました」とにっこり。両親を演じた内野と鈴木京香が駆けつけると、吉川は大感激。思わずハグする母娘の姿をニコニコと見守る内野の姿に、現場は温かい空気に包まれた。
そして、最後の撮影を終えた鈴木は、内野が優しく見守る中、「視聴者のひとりとして、オンエアで観て胸を熱くしていました。皆さんが訓練で身につけたであろうガッツにいつも感動していました」と、自らを鼓舞して困難な撮影に臨んだ内野や学生キャストへの想いを語った。
内野聖陽(宇佐美誠司役) コメント
密度が濃すぎて、終わりが来るのかわからないくらい大変な作品でした。物語の中に「自然は理不尽だ」という言葉が何度か出てきましたが、「仕事も人生もまた理不尽である」と、この作品をやって改めて思いました。
この作品が向かう方向が見えてくるまで、どんなキャラクターでいくのか、どんなメッセージを込めていくのか、とても大変な時期がありました。最初は、自衛隊について、スタッフさんも僕らもわからないことばかりだったので、手探り状態で本当に頑張ったと思います。若者たちが夢に向かって必死でがんばり、教官たちが愛情深く見守る…その本気の姿を見せなければならないと思っていたので、若者たちを必死に追い込んで、時に彼らには嫌われたかもしれませんが、それが僕の最大ミッションだったと感じます。
若者たちは本当に苦しい現場で頑張ってくれたので見応えのある作品ができて私も誇りに思うし、参加できてよかったと心から思います。56歳、なかなか厳しい局面もありましたが(笑)、皆さんの支えでここまで来られたと思っています。――皆さん、あっぱれだ!!
神尾楓珠(沢井 仁役) コメント
本当にしんどかったです(笑)。何度も負けそうになったり、心が折れそうになったりしましたが、65期のみんなの顔を思い浮かべると、「現場に行かなきゃ」「頑張らなきゃ」と思えました。沢井として、自分が訓練生の中でも一番頑張らなきゃいけない、というプレッシャーとの戦いもありましたが、内野さんをはじめとしたキャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげで最後まで走り切れました。
皆さん本当に良い人で、今思い返すと撮影でしんどかったことはたくさんありますが、撮影以外ではずっと笑っていたな、と…。この作品、このメンバーとは、本当に運命的な出会いだったと思います。そして、役者としてこれからもっと頑張っていかなきゃ、と感じました。
石井杏奈(藤木さやか役) コメント
最初、小牧基地の見学に行かせていただいた時に、“本当に自分はこの役ができるのかな?”と、すごく不安になりました。初めて母に「キツイかも…」と弱音を吐いた作品でした。
でもいつの日からか…訓練生のみんなが一緒だから頑張ろうと思えたし、“できる!やれる!前を向こう!”と考えるようになりました。ドラマの反響もたくさんいただいて、きつかった日々が報われていく…そんな感覚を初めて味わうことができました。65期のみんな、性別関係なく、仲良くしてくれてありがとうございました! そして内野さんはじめキャスト・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
前田拳太郎(白河智樹役) コメント
すごく大変な現場でしたが、内野さんをはじめとしたキャストの皆さん、スタッフの皆さん、自衛隊の皆さんにいろいろ教えていただいたり、支えていただいたりしながらここまで走り切ることができました。
今まではすごく背伸びをして、格好悪いところを見せたくないと思いながら仕事をしていたのですが、このドラマで白河という役に出会って、65期のみんなと一緒にボロボロになって訓練し、弱いところをたくさん見せながら乗り越えてきたので、役者としても人としてもひとつ強くなれたかな、と思います。65期の仲間がいたからこそ乗り越えられました。本当にみんなと一緒でよかったです!
渡辺碧斗(長谷部達也役)コメント
内野さんをはじめとしたキャスト・スタッフの皆さんのおかげでこの日を迎えることができました。学生のみんなにはもうずっと頼りっぱなしで…ここまで走り抜けることができました。“自分ってこんなに人のことを頼ることができるんだ!”と思いましたし、逆に頼られる喜びも知りました。
人と人との距離が離れがちなこの世の中において、自分にとってすごく財産になったなと思います。この作品を通して、そして何より実際の救難員の方々の姿を通して、人として大切なことを学ばせていただいたと思っています。
草間リチャード敬太(Aぇ! group)(西谷ランディー役) コメント
僕は初めてのドラマだったので、「ドラマってこんなにしんどいの?」と、周りの人に何回も聞きました(笑)。すると、周りの皆さんが「いや、普通は違う!」と言っていたので、こんなに大変なこの作品が一発目だったのは良い経験になったな、と思いました。学生チームもこのメンバーだったからこそ、これだけ頑張れたんだと思います。ギュッと青春を詰め込んだような日々でした。内野さんをはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
犬飼貴丈(東海林勇気役) コメント
訓練生の仲間へひと言ずつ…神尾くん、クールに頑張るその背中に勇気をもらいました。石井さんは、誰よりもみんなのことを気遣ってくれました。挙太郎は、底なしの優しさでみんなを支えてくれました。旺志郎は、元気で面白くて、現場に活気をもたらしてくれました。碧斗は一番頑張っていて、その姿を見て“僕も頑張らなきゃ”という気持ちになりました。リチャードくんは、本当に穏やかで僕たちに平穏をもたらしてくれました。学生長の僕はみんなにお金をばらまいて…(笑)、ご飯をたくさん一緒に食べられてよかったです。最後に、内野さん、キャスト・スタッフの皆さん、ありがとうございました!
前田旺志郎(近藤守役) コメント
かなり過酷な現場でしたが、スタッフの皆さんは僕らより朝早くから夜遅くまで…本当にありがとうございました。そして、自衛隊の方々の協力なくしてこの作品はありませんでした。自衛隊としての所作を超え、人としても教わったものがたくさんあって、大変勉強になりました。そして65期のみんな…僕はひとりでは絶対にここまで来られなかったし、この7人じゃないとこの日を迎えることはできなかったな、と心の底から思います。主任教官の内野聖陽さんをはじめ、皆さんに本当に感謝しています。こんな経験はなかなかできないですし、本当に財産になる現場でした。
吉川 愛(乃木勇菜役) コメント
私は皆さんの厳しい訓練を取材で見学するという役だったので、最初はどうやって勇菜ちゃんを生かそうかな、と考えていました。でも、勇菜ちゃんが成長していくにつれ、私も成長していったな、とすごく思いました。そして、航空救難団について知る機会ができたのがすごくうれしいです。今後を生きる糧になったのではないかな、と思います。本当にたくさん学ばせていただき、ありがとうございました。
濱田岳(仁科蓮役) コメント
皆さんのお力で、仁科一曹と僕のミッションは完遂できたと思います。ドラマにもたびたび出てくる自然の理不尽さや、救難員はスーパーマンではなくひとりの人間であるということを表現し、“不撓不屈”とは何かということを見ていただいた方にどう感じてもらうか…それが仁科と僕に与えられたミッションだったと思います。本当に僕ひとりではなく、小牧基地の方々、現場のみんなのおかげで我々2人のミッションを終えることができたと思います。本当にありがとうございました!
鈴木京香(乃木真子役) コメント
とにかく激しく訓練に励む教官と訓練生たちの姿を、視聴者のひとりとして、オンエアで観て胸を熱くしていました。皆さんが訓練で身につけたであろうガッツにいつも感動していました。スタッフの皆さんも含めて、この撮影を通して筋肉がついた方が多いと思いますので、その筋肉で、ぜひ夏を楽しんでください(笑)! 皆さん、本当にありがとうございました。
「PJ~航空救難団~」最終回あらすじ
PJを目指す学生たちは、救難員課程の最終段階となる落下傘降下訓練の本番に向け、空中で隊員同士が衝突した際の緊急手順を学ぶことになる。「落下傘降下はすべて自分の判断だ」という教官・宇佐美誠司(内野聖陽)の言葉に、学生たちは、ますます気を引き締める。
厳しい訓練に耐え、迎えた落下傘降下の本番。救難ヘリコプター・UH-60Jに乗り込んだ学生たちは、救難員課程を辞退した藤木さやか(石井杏奈)や長谷部達也(渡辺碧斗)、これまで自分たちを見守ってくれた教官たちや家族の想いも全部背負って飛ぼうと、気合を入れる。
一方、宇佐美は、大学の卒論を仕上げる段階に来たという娘・乃木勇菜(吉川愛)から、そろそろ家に帰ると言われる。寂しい気持ちになる宇佐美だが、勇菜にはつい強がってしまう。また、いつのまにか勇菜を仲間のように感じていた沢井仁(神尾楓珠)ら学生たちも送別会を企画することに。
そんな中、元妻・乃木真子(鈴木京香)階段から落ちてケガをしたと勇菜から聞かされた宇佐美は、大急ぎで彼女のもとへ向かう。
要救助者の命と心を救うため、厳しい訓練を課す教官と、それに挑んできた学生たち。さらに、父親の仕事を目の当たりにし、これまでのわだかまりが解け始めた娘――。彼らが強い覚悟で過ごした熱い1年と、家族の再生を描いた物語がついに完結する。
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
「今日好き」雨宮未苺、キャミソールで大胆肌見せ「夏が似合う」「眩しい」と反響モデルプレス
-
橋本環奈、ハウステンボスのミッフィー新エリア来場に喜び 幼少期の思い出も語るモデルプレス
-
キンプリ永瀬廉、Aぇ! group正門良規への誕生日プレゼントの仕方を反省「さすがにやりすぎた」モデルプレス
-
吉川愛、エクステ外した新ヘアに絶賛の声「女神」「かっこ可愛い」モデルプレス
-
中村仁美、夫・さまぁ~ず大竹一樹の収入事情に「毎月、どれくらいとか、何も知らない」<秘密のママ園>WEBザテレビジョン
-
三上悠亜、ほっそり美脚際立つディズニーコーデ「ミニーみたいで可愛い」「彼女感すごい」の声モデルプレス
-
<PJ ~航空救難団~最終回>鬼教官・内野聖陽“宇佐美”との熱い365日がついに終わる…学生たちは最後の試練・落下傘降下に挑むWEBザテレビジョン
-
SEVENTEENミンギュ、理想のヘアスタイルはロングヘアも「CARATの皆さんは今ぐらいの長さが好きなんじゃないかな」WEBザテレビジョン
-
貴島明日香、シャツはだけさせ美肩チラリ「よるさんぽ」ショットに「綺麗すぎる」「ラフでドキッとした」と反響モデルプレス