お嬢様に恋をしてしまったイケメン執事…ラストで迎えたまさかの展開に「裏の顔に驚いた」の声【漫画】

2025.06.18 18:30

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、ピクシブエッセイやレタスクラブで『マダムと理想のアンドロイド』を連載中の漫画家・村崎ユカリさんによる『若月千景はお嬢様の愛に応えることができない』をご紹介しよう。

同作はGANMA！にて連載中の作品で、絶対に落としたいお嬢様と絶対に落とされてはいけない執事によるラブコメディが描かれている。以前X(旧Twitter)に第1話が投稿されると、1.8万もの「いいね」を獲得。そこで作者の村崎さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。

クールなイケメン執事には意外な裏の顔が…

西園寺財閥のお嬢様であり、清楚で可憐な西園寺美玲の近くには、いつもクールで完璧な執事の若月千景の姿があった。一見クールで冷静に見える千景だが、実は美玲に好意を寄せており、心の中は彼女を褒め称えるあらゆる言葉でごった返していた。

そんな中、突如として美玲の縁談が決まったことで、千景は解雇を宣告され…。その後のラストで意外な事実が明らかになり、読者から「千景の裏の顔に驚いた…」「激しい心の声で笑った」などの反響が寄せられている。

注目してほしい場面は「千景のうるさい心の声」

――『若月千景はお嬢様の愛に応えることができない』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

恋愛作品で時々ある「好きなのに応えられない」「自分の気持ちを押し殺さないといけない」という苦しくせつないシーンやそういったシチュエーションが大好きなんですが、あれをギャグやコメディで自分なりに形にできないかなと考えたのが最初のきっかけだった気がします。

――第1話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあれば教えてください。

1話のネームは今の形になるまで何度も試行錯誤を繰り返したんですが、その中でも絶対に変わることがなかったのが「千景のうるさい心の声」のシーンなので、あえて言うならそこがこだわりかもしれません。独特の言い回しや言葉選びによかったらご注目ください(笑)。

――第1話の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。

ラストシーンが個人的にはかなり気に入ってたりします。まだ1話の段階ではわからない美玲のヤバさや狂気をほどよく匂わせることができたかなと思ってます。

――今後の展望や目標をお教えください。

私は今までやらせていただいた連載のほとんどが「本当はもう少し描きたかった」というところで終わらざるをえないことが多く、いつか「考えてた話は全部出し切れたな」となるまで長く連載を続けてみたいという夢がずっとありました。なので、それをこの連載で叶えることができたらと思ってます。長く続いて読者さんから愛される作品にできるようこれから頑張りたいです！

――読者へメッセージをお願いします。

なるべく毎回飽きさせることがないようにこれから全力で楽しませたいと思ってるので、よかったらGANMA！で連載を追って応援いただけると大変嬉しいです。推し甲斐のある作品にできるよう誠心誠意努めていきます！