橋本環奈“鷹央”が高島礼子“倉石”を救うため奮闘、柳葉敏郎“大鷲”との対立も激化＜天久鷹央の推理カルテ＞

2025.06.18 11:00

橋本環奈主演のドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系／TVerにて配信)の第8話が6月17日に放送された。主人公は、医学的な知見と診断能力を武器に謎多き事件や現象を鮮やかに解決する天才診断医・天久鷹央(橋本環奈)。第8話は、鷹央が都議会議員・倉石(高島礼子)の命を救うために奮闘した。(以下、ネタバレを含みます)

新感覚の本格医療ミステリー

同作は、驚異の知能を誇る診断医が、頭脳と圧倒的な知識や洞察力を駆使し、不可解な症状や難事件を解き明かしていく本格医療ミステリー。ベストセラー作家・知念実希人氏の同名小説が原作で、これまでさまざまな話題作を手掛けてきた浜田秀哉氏が脚本を担当。

「世界のあるゆる病を私は診断できる」。そう豪語する“医師にして名探偵”の鷹央。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いの天才診断医・天久鷹央を橋本が、鷹央の相棒である内科医・小鳥遊優を三浦翔平、鷹央の叔父で院長の天久大鷲を柳葉敏郎が演じる。

命の危険に瀕した倉石が救急搬送される

不意に体調をひどく崩し、命の危険に瀕した都議会議員・倉石奈津子が、天医会総合病院に救急搬送された。不穏な“地域医療の統廃合計画”を推し進めるため、倉石と秘密裏に手を組んできた病院長・天久大鷲(柳葉敏郎)は、自ら執刀医となって緊急手術を開始する。

元外科医であることから、急きょ助手を務めた内科医・小鳥遊優の能力を高く評価した大鷲は小鳥遊に、今後のキャリアにおいて非常に魅力的な提案を持ちかける。しかしその提案は、統括診断部でバディを組んできた天才医師・天久鷹央との“別れ”も意味していた。

倉石の容体が急激に悪化し錯乱状態に

そんな中、不測の事態が発生する。無事に手術を終え、入院していた倉石の容体が急激に悪化し始めたのだ。しかも、倉石は警視庁捜査一課に「大鷲に殺されかけている」と通報する。

慌てて駆けつけた刑事・桜井公康(平山浩行)の前でも、錯乱状態で大鷲を糾弾。その矢先、倉石がまたも原因不明の急変に襲われた上に、こつぜんと姿を消した。

倉石を救うために奮闘する鷹央

その後、病院の近所の公園で倉石が見つかる。倉石は自ら命を絶とうとしてたが、大鷲が何とか説得し病院に連れ戻す。

病院に戻ると、大鷲は鷹央に頭を下げて倉石の治療を頼み込む。鷹央が診断を行い素早く治療を施すと、倉石の容態は無事回復した。

倉石はバセドウ病にかかっており、手術後に甲状腺クリーゼに陥っていた。そのため抗甲状腺薬を投与することで、症状を改善することができたのである。無事に倉石を救った鷹央にSNSでは「鷹央の診断力が爆発してた」「鷹央先生さすがすぎる」「大鷲も認める鷹央の診断力すごい」と診断力を称賛する声が。

しかし、その直後に統括診断部廃止の最終決議を行うための定例部長会議が開かれることが判明する。なんと鷹央の誤診が原因で医療過誤で訴えられてしまい、それによって統括診断部廃止の話が進んでしまったのだ。意外な展開にSNSでは「鷹央が診断ミスしたなんて信じられない…」と驚く声や「鷹央が誤診するわけないよ」と鷹央を信じるコメントが多数上がっていた。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部