＜なんで私が神説教最終回＞広瀬アリス“静”の最後の神説教に「説得力がある」「マジでかっこいい！」の声

2025.06.15 16:48

広瀬アリス主演の土曜ドラマ「なんで私が神説教」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系／Hulu・TVerにて配信)の最終回が6月14日に放送。全校集会で静(広瀬)が生徒たちのために説教をしたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「なんで私が神説教」とは

同作は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く新たな学校エンターテインメント。コンプライアンス問題、パワーハラスメント、モンスターペアレント、本音と建前、そして「なんで私が!?」の叫びが入り乱れる先生たちのリアルを交えた作品となる。

無職生活を脱却するために嫌々で高校教師になった国語教師・麗美静を広瀬、私立名新学園2年9組の担任で数学教師の浦見光をSnow Manの渡辺翔太、プライベート第一主義で早く結婚したいと考える今どきの英語教師・林聖羅を岡崎紗絵、静の母・麗美叶子を堀内敬子、私立名新学園の校長であり、静の母・叶子の親友でもある加護京子を木村佳乃が演じる他、野呂佳代、小手伸也、伊藤淳史、ダンカンらが出演。

志田未来は、今は静が受け持つ2年10組の元担任で、浦見の恋人でもある鈴木愛花を演じている。

「強制退学者リスト」が流出、静は生徒たちにうそをつくが…

静を陥れようとする生徒・脇坂(萩原護)によって「強制退学者リスト」が流出し、学園には保護者やマスコミから説明を求める電話が殺到。

対応に追われる教員たちは、生徒たちを動揺させないためにリストの存在を認めず、“知らぬ存ぜぬ”を押し通すことに。「生徒たちにうそをつくのは…」と気がとがめつつも、結局は生徒たちの前でその場しのぎのうそをつく静。

その上、リストを作った張本人の森口(伊藤)が脇坂の策略にハマり、カメラの前で「この計画を立てたのは私だ」と自白した動画が拡散されてしまう。

ネットニュースや雑誌には「75名強制退学」「学校のウソ」などの見出しが躍り、学園には報道陣が一斉に押しかけてきて事態はますます悪化。

理事長(ダンカン)が雲隠れしてしまったことから、校長の京子が「私が責任を取ります」と腹をくくり、全校集会で生徒たちに説明と謝罪をすると約束する。

そんな中、2年10組の教室に脇坂が現れ、「先生はうそをついた」と静を非難するのだった。

静の最後の説教シーンに「マジでかっこいい！」の声

責任を押し付けられた京子が過労で倒れ、全校集会が中止に。ついに名新学園は休校に追い込まれてしまう。

自分の言葉で生徒たちに説明できずモヤモヤしていた静だったが、ある朝、2年10組の教室に集まった生徒たちから「私たち、何か困ったことがあると先生はどう思うのか聞きたいんです」「先生の言葉は辛辣で現実的できついなと思うこともあるけど、そういう言いにくいことを言ってくれるから、先生の言葉なら私たちは受け止められます」と真っすぐな言葉をぶつけられ、ある決意を固める。

生徒たちの思いを受け止めた静は、「全校集会をやらせてください」と教頭に頼むのだった。

全校集会で教頭が謝罪の言葉を述べると、脇坂がスマホで集会の様子を録画しながら「他の先生方に責任はないんですか？その計画を知りながら止めようとしなかったら同罪じゃないですか」と騒ぎ始めた。

すると静は「黙れガキ!!これから私が話すことをノーカットで拡散しなさい」と言い放ち、「強制退学者リスト」のことをリークして計画を潰すこともできたが、生徒たちを動揺させないために表沙汰にしなかったこと、誰一人退学させないよう努力したことを正直に話した。

その後、「信頼とは、人と人とが互いに築き上げた信じたいという感情だと私は思う。情報じゃなくて人間を見るの。信頼できる人がいるってことが最強だと思う。お説教で一番大事なのは信頼関係です。私たち教師を信じてほしい」と生徒たちに思いをぶつけた静。

生徒たちは次々と静に「先生を信じます」と伝え、「ありがとう」と静は頭を下げた。

最終回を締めくくる静の最後の説教シーンに、「説得力がある」「静先生マジでかっこいい！」「かっこよすぎてしびれる」「脇坂まじで腹たつ演技うますぎるやろ笑」「あと10回は見たい」「信頼できる人がいることは最強」「静先生の神説教刺さる」「そうだねぇお説教って信頼だねぇ」「最初と比べると静先生変わったよね！」「号泣してる」「静先生のスピーチ泣ける」「ほんとに信頼はお互いに築いていくものだよね」などの声が上がり、X(旧Twitter)のトレンド3位にランクインしていた。

放送が終わった後も、「素敵なドラマだった」「終わっちゃったぁぁぁさみしい～」「最後の説教すごくよかった」などの神説教ロスの声も多く上がっていた。またいつか、このドラマが続編として帰ってくることを願っている。

◆文＝奥村百恵