マーク・パンサーとパークマンサー、知られざる友情と共演「飲み仲間。家に泊まりに行ったこともある」

2025.06.14 17:00

提供：ABEMA TIMES

　「奇跡のコラボ」として実現したマーク・パンサーとパークマンサーの共演。「軟式globe」のパフォーマーとして知られ、現在は農家として活動するパークマンサー（47）の意外な本音と、オリジナルとパロディの複雑な関係性…。『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」の取材によって、両者の本音が明らかになった。

【映像】マーク・パンサーと「軟式globe」のコラボステージ

「奇跡のコラボ」実現の裏側

　5月25日、埼玉・春日部市で開催されたグルメフェスのステージでマーク・パンサーとパークマンサーの共演が実現した。「軟式globe」は2回の出演枠のうち、2公演目でオリジナルのマークと共演することになっていた。

　楽屋ではリラックスした様子の「軟式globe」だったが、本番が近づくにつれ、パークの様子が変わり始める。何度も喉を潤し、すでにきれいな靴を入念に拭くなど、緊張の色を隠せない様子だった。

　「結構緊張します。ウケるとは限らないから。ウケるかどうかがまず心配」と本音を吐露するパーク。1回目のパフォーマンスを終えると、休む間もなくマーク・パンサーの出迎えに向かった。

　マーク・パンサーは1995年、小室哲哉・KEIKOとともにglobeでデビュー。2006年から事実上の活動休止状態となり、その後もイベント出演はあるものの、本格復活には至っていない伝説的存在だ。

「パークの家に泊まりに行ったこともある」意外に深い二人の関係

　共演前、マークがパークとの意外な関係性を明かした。

　「踊っている時の面白さはもちろん普段からあって、よく家に泊まりに来るし、お酒も一緒に飲んだり。僕もパークの家に、富山に泊まりに行ったこともあって、すごい飲み仲間なんです。大分にも一緒に行ったりして、結構仲がいいんですよ」と、プライベートでも親しい間柄であることが判明。

　パークも「九州の大分のイベントがすごかった」と振り返り、「マークさん、KEIKOさんの周りに20人くらいボディーガードみたいなのがいて、うちらはうちらだけ」と当時の対比を語った。

　マークは「軟式globe」にパロディされた当時の心境も語った。

　「スターになるということは、パロディしてもらうとワンランク上に行くイメージを持っていて。マイケル・ジャクソンがアル・ヤンコビックにパロディされるように。モノマネではなく、歌も変えて面白おかしく僕をやってくれるというのは、本当に階段を一段上がったなと思いました。とてもうれしかった」と、むしろ感謝の気持ちを抱いていたことを告白。

共演後のパークマンサーの思いがけない落胆

　いよいよ実現したマークとパークの奇跡のコラボ。マークが「皆さんこんにちは、マーク・パンサーです。呼んでくれてありがとう。奇跡のコラボだぜ！」と声をかけ、globeの「Love again」でパフォーマンスを披露した。

　しかし、パフォーマンス後、パークは意外にも意気消沈した様子を見せる。

　「やっぱりお客さんの顔が答えだよね」というパークに、マークも「会場が一つになるんだよね」と応じる。パークは「本物のオーラっていうのが。（マークが）出た瞬間に“キャー”っていう、あの声聞いたことない。そういうのが生まれるようになったら、また一つ上のレベルに行ってるのかなって気がする」と、オリジナルとの差を痛感した様子だった。