“信頼の俳優”ナムグン・ミン、最新作は“余命わずか”な女優との切ない恋…「私たちの映画」スタート

2025.06.13 15:00

ナムグン・ミンが主演を務め、チョン・ヨビンが共演する韓国ドラマ「私たちの映画」が本日6月13日よりディズニープラスのスターで独占配信開始となる。それにともない、キャラクターポスターと本予告映像が公開された。まるで映画のワンシーンのような重厚な質感のポスターと、切実な2人の姿に胸キュン必至な予告編となっている。

「私たちの映画」とは

映画界の巨匠を父に持つジェハは、父親の影から抜け出せず、デビュー作以降作品を生み出すことができずにいた。そんなスランプに悩まされ約5年という長い空白期間を過ごしていたジェハの前にある日、妙な女が現れる。難病を患い余命宣告を受けながらも、女優になる夢を諦めきれないダウムだ。

ダウムは死を前に、一度だけでも主役を演じたいと言い出し、ジェハと共に映画撮影に取り掛かる。止まっていた2人の時間が少しずつ動きだすも、ダウムの病が明るみになり撮影中断の危機に陥ってしまう。

予告編＆キャラクターポスター公開

この度解禁された予告編は、「いつまで生きるべきか教えてください」というダウムのセリフから始まる。あっけらかんとしているダウムを、ジェハが複雑ではあるが優しい瞳で見つめている。

そんなダウムを主演にすえた作品を作るジェハだが、プロデューサーのプ・スンウォンからは彼女にこだわる理由を詰められる。「俺たちにはないものがある」と答える通り、限りある命を懸命に生きているダウム。キラキラと輝いている様子が、美しく儚げに映し出されている。

「誰かにとって映画を作る過程は…その瞬間は、人生で一番大切な時間かも」というセリフ通り、懸命にカメラの前に立つダウムと、映画を通してダウムを見つめるジェハからは、切実さが感じられる映像となっている。

また、5枚のキャラクターポスターも到着。監督、俳優、プロデューサーというそれぞれが違う立場のキャラクター5人が描かれている。

新たに解禁となったキャラクターである女優のチェ・ソヨン(イ・ソル)と、俳優のキム・ジョンウ(ソ・イソ)、プロデューサーのプ・スンウォン(ソ・ヒョヌ)が、彼らの印象的なセリフと一緒に写し出されている。

主演ナムグン・ミン×共演チョン・ヨビン

主演を務めるのは、圧倒的な演技力と存在感で“韓国で最も信頼される俳優“のナムグン・ミン。「わずか1000ウォンの弁護士」ではコミカルな中にも闇を持つ正義感あふれる弁護士を、「恋人～あの日聞いた花の咲く音～」では時代を超える切ないロマンスを演じ、多彩な役柄を完璧にこなす彼が、今回はスランプに陥る映画監督・イ・ジェハ役に挑む。

ヒロインを演じるのは、確かな演技力と透明感で注目を集めるチョン・ヨビン。「ヴィンチェンツォ」「グリッチ」などで唯一無二の存在感を放ち、”千の顔を持つ“と称される彼女が、不治の病を抱えながらも「映画で主演を演じたい」という夢を諦めない新人女優・イ・ダウム役を、切なくも強く、演じている。

脚本を手掛けたのは、繊細な心理描写に定評のあるハン・ガウン＆カン・ギョンミン。監督には「調査官ク・ギョンイ」「誰も知らない」でスタイリッシュかつ人間ドラマを巧みに描いたイ・ジュンフムが名を連ねる。限りのある2人の愛が全12話で描かれる。