「どうなる最後の1軒さん!?」に出演するいとうあさこ、盛山晋太郎、リリー、渋谷凪咲、伊集院光(写真左から)

さや香・石井、まさかのキャスティング理由に「俺らの不仲、海外に持ち込むことちゃうて」＜どうなる最後の1軒さん!?＞

2025.06.08 16:25

見取り図(盛山晋太郎、リリー)がMCを務める特番「どうなる最後の1軒さん!?」(RSK・TBS系、昼3:00-4:24)が、放送終了後からTVerにて配信を開始した。

全国に残る“最後の1軒さん”に託された使命に迫る！

高度成長期を支えてきた“団塊の世代”が守り継承してきたモノやその時代時代で一世を風靡したモノの今、全国に残る“最後の1軒さん”に託された使命などを個性豊かな芸人たちが真正面から迫る。見取り図がMCを務める他、ゲストとして伊集院光、いとうあさこ、渋谷凪咲が出演。

バッテリィズが最後の映画看板絵師に取材

「M-1グランプリ2024」準優勝でブレーク中のバッテリィズ(エース、寺家)が向かったのは、大阪・新世界にある映画館・新世界国際劇場。そこには、趣を感じる手描きの映画看板が掲示されていた。映画看板を制作しているのは、エースの地元である大阪・西成にある八條工房。2人は最後の映画看板絵師・八條氏に取材する。

八條氏がこれまで手がけた看板は1万枚以上。工房には気に入った作品の一部が残されており、繊細なタッチで描かれた看板の数々にエースも「こっちが本物でもいいぐらい！」と絶賛する。作業を見学した際には、一筆入れるだけで絵の印象がガラリと変わるため、「細かい作業やな。俺が一番苦手な作業や」と呟いていた。

そんな中、八條氏に「もしよかったら『どうなる最後の1軒さん!?』の看板を描いていただけないですか？」と依頼。八條氏が快諾するとエースは満面の笑みに。寺家も「これは渋なるで。(工房の作品)全員かっこええもんな！」と目を輝かせた。

その後、看板が完成し、新世界国際劇場に掲示されることに。スタジオでVTRを見ている出演者も期待を寄せるが、看板には、番組のロゴとバッテリィズの2人が描かれているのみだった。これには見取り図が「誰の顔を描いてんねん！」「バッテリィズの番組ちゃうやろ」とツッコミを入れる。VTR終了後、看板を気に入ったエースが、実家に持ち帰ったことが明かされると、盛山は「僕らの番組の絵を持って帰ったということで…厳重に注意しておきます」と言い、笑いを誘った。

さや香・石井はジープ島を守り続ける日本人の管理人を取材

また、さや香・石井は、日本から離れることおよそ3700キロ。ミクロネシア連邦にあるジープ島へ向かい、島を守り続ける日本人の管理人・渡会氏を取材する。

「最後の楽園」と称される島に「いい響きやな～」とご満悦の石井。スタッフから相方・新山との不仲もあって「“心穏やかになってほしい”という思いをこめてキャスティングした」と明かされると、石井は「すごいやん…。俺らの不仲、海外に持ち込むことちゃうて」と笑っていた。

渡会氏の話を聞く中で、「目標はあるんですか？」と問われる一幕が。島の雰囲気も相まってか、「好き勝手できる仕事なんで…」とジェスチャーを交えながらロートーンで言葉を紡ぐ石井に「何を語っとんねん」「自分のYouTubeでやれや」とツッコミを入れる盛山。リリーも、終始楽しそうな石井について「あんなすがすがしい顔見たことない。いつも新山の前でドヨーンとしてる」と口にし、スタジオが笑いで包まれた。

ほか、コウメ太夫、島田珠代がそれぞれ“最後の1軒さん”を求めてロケに出る。