

前世がハローマックのハードオフ、客が持ち込んだプレステに驚き 30年ぶりの「里帰り」と話題に…
ハードオフに買取で持ち込まれたゲーム機。約30年前、同店のオープン前に存在したハローマックで購入したプレステと判明し、話題となっている。
産卵のため、自身の生まれた川へ帰ってくる「サケの里帰り」は広く知られている。
しかし以前X上では、とあるハードオフにて発生した「プレステの里帰り」に、注目が集まっていたのをご存知だろうか。
ハードオフが買い取ったプレステ、その正体は...
今回注目したいのは、千葉県市川市にある「ハードオフ市川大野店」のXアカウントが投稿したポスト。
「かつて同じ場所で売られていたプレステが...時を超えて戻ってきました! 運命を感じますね」と綴られた投稿には、プレイステーションの箱にスタンプされた「販売店」の写真が添えられている。

しかし、販売店は「ハードオフ」ではなく、「ハローマック 市川大野店」と表示されていた。これは「同じ市川大野店つながり」という趣旨の投稿なのだろうか...?
前世がハローマックのハードオフ
さて、ここでハードオフ市川大野店の外観を見てもらいたい。

屋根の上に一箇所だけ、煙突のように大きく盛り上がった部分が存在する特徴的なデザインは、同物件の前世が玩具店『おもちゃのハローマック』であったことを示しているのだ。
プレステの箱に表示された販売日は1998年7月15日。つまり、当該のプレステはハローマック店舗にて購入され、約30年の時を超えて「ハローマックの居抜き物件であるハードオフ」に買い取られたワケである。
買取担当者は「地元が市川大野」と判明
https://twitter.com/hf21185/status/1918249992932008211
そして偶然にも、当該のプレステを買い取ったハードオフの担当者は、地元が市川大野であったことが判明。
担当者は取材に際し、「当時まだ幼稚園生〜小学生の小さい子供だった私ですが、2002年にハローマックからハードオフ市川大野店に代わったことを覚えています。その後、大きく成長した私は、現在ハードオフ市川大野店でアルバイトとして働いております」と、同店と自身の歴史を振り返る。
なお、プレステを買い取った際にはこちらの里帰り(?)に気付かなかったそうで、「別のスタッフが商品化を進めている際に、販売店スタンプが押してあることに気付き、『何だか見慣れた住所だ』と報告を受けました。そこで確認してみると...なんと、そこに記載されていたのは、今現在のハードオフ市川大野店がある住所ではありませんか! ...と言うことで、今回Xに投稿させて頂きました」とも語っている。
ひょっとしたら初代プレステにも、サケ同様に「帰巣本能」が備わっているのかもしれない。
執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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