

「秘密の森」のイ・ジュニョク“ドンジェ”が再起をかけて難事件に挑む…公式スピンオフ「良いが悪い、ドンジェ」日本初放送

韓国ドラマ「秘密の森」の公式スピンオフ「良いが悪い、ドンジェ」(全10話)が、5月30日(金)夜11時よりCS放送「衛星劇場」にて日本初放送される。ファン・シモク(チョ・スンウ)と同じ西部地検の検事であり、次長検事イ・チャンジュン(ユ・ジェミョン)の右腕でもあるソ・ドンジェ(イ・ジュニョク)を主人公に据えた同ドラマ。“スポンサー検事”という不正なレッテルを貼られたドンジェが検事として再起を図ろうと奮闘する様子が描かれる。本記事では、先の読めないミステリー性やブラックコメディ要素が散りばめられた本作の見どころを紹介していく。(以下、一部ネタバレを含みます)
イ・ジュニョクがコミカルで哀愁に満ちた検事を熱演
「秘密の森」に登場する人気キャラクター、ソ・ドンジェを軸に物語が展開していく本格サスペンス「良いが悪い、ドンジェ」。主演を演じるのは、「スターの恋人」「シティーハンター in Seoul」「わたしの完璧な秘書」などに出演するイケメン俳優のイ・ジュニョク。本編に続き、コミカルで哀愁に満ちた検事を熱演する。
また、ドンジェと過去に因縁があり彼を脅す資産家、ナム・ワンソンを務めるのはパク・ソンウン。ドラマ「太王四神記」で注目を集め、その後「愛の不時着」や「国民死刑投票」などにも出演してきたベテラン俳優だ。作中では、そんな2人の演技合戦とともに、緊迫したスリリングな戦いが繰り広げられる。
さらに、脚本をキム・サンウォンとファン・ハジョンが、演出を韓国ドラマ初の時代劇BL(ボーイズラブ)作品「リュソンビの婚礼式」で話題となったパク・ゴンホが担当しており、「秘密の森」のスタッフも本作に携わっている。
「良いが悪い、ドンジェ」あらすじ
ソ・ドンジェ検事(イ・ジュニョク)は検事長への昇進に失敗し、チョンジュ地方検察庁でくすぶっていた。そんなある時、女子高生殺人事件を担当することになったドンジェ。検事としての“鋭い勘”と、状況に応じて立ち回る、“機会主義者”としての本能を活かして、危険な綱渡りをすることに…。
始めは単純な殺人事件だと思われたが、ドンジェはその裏側に薬物の不正取引が関係していることを突き止める。そして彼は、自身の過去のしがらみと向き合いながら、巨大な悪と対峙していく――。
先の読めないストーリー展開や、ドンジェの魅力的な主人公像に注目
本作では、詐欺に遭ったかと思われる食堂の店主が実は庭に遺体を隠す凶悪犯だったり、病院で男から身を隠すように逃げていた女子高生が実は銃器殺人事件の被害者で、ワンソンの息子がその裏側にある麻薬取引に関わっていたり…など、複雑な人間関係と先の読めないストーリー展開によって、視聴者を魅了する一作に仕上がっている。
また、ドンジェの“人間性”も本作における見どころの一つ。「秘密の森」で見せた徹底的な機会主義者ぶりは本作でも健在だが、挫折を味わったことで人間性により深みが増している。さらに、検事として初心に帰ったドンジェは正義感もたぎらせており、斬新かつ魅力的なキャラクターとしてドンジェの新たな一面が垣間見える。
同僚に対してニコリともしないポーカーフェイスのドンジェだが、出世できなかったことを知ると、静かにエレベーターに乗り込み「チクショウ!!」と叫んだり、後輩には当たりが強いのに対し、上司に対してはペコペコ頭を下げながらゴマをする場面も。スマートな見た目とは裏腹に、どこか不憫で不器用な性格は彼の憎めない部分でもあり、その人間味あふれる姿に思わず愛着が沸いてくる。
そして、持ち前の頭の良さや時に繰り出される大胆かつ無鉄砲な作戦で、過去のしがらみや巨悪に立ち向かっていく姿は、思わず応援したくなるだろう。
物語を盛り上げる個性豊かなキャラクターたち
主人公のドンジェに加え、敵役となるワンソンも本作で強い存在感を放っている。第1話で真相に辿り着きそうになったドンジェにクレジットカードを渡して揉み消そうとしたり、ドンジェの上司を買収して追い詰めようとしたりと、やりたい放題で冷酷無比な人物だ。作中では、10年前に譲渡した土地が再開発で価格が跳ね上がり、それがドンジェへの賄賂になっていると彼を脅すシーンも。過去の因縁から、現在も彼に執着している様子がうかがえる。
過去にドンジェに侮辱されたことに対し恨みを持っていたワンソン。中でも、立場が逆転した際に「地検でこの話をぶちまけようか」などと高笑いしながらドンジェを脅す姿は印象的で、ベテラン俳優のパク・ソンウンは高い表現力で見事な悪役っぷりを演じている。
また本作には、ワンソン以外にも個性的な登場人物が多数登場。ワンソンの配下で代理人として自らの手も汚す弁護士・チュ・ジョンギをはじめ、ドンジェに何かとマウントを取ってくる後輩のチョ・ビョンゴン、“スポンサー検事”である上司のチョン・ミラン部長、クセのある違法薬物組織の面々など、バラエティに富んだキャラクターたちによって作品に深みが加わり、物語をさらに盛り上げている。
権力者への取り入り方は超一流だが、思うように成果が出せずいつも空回りしてしまうドンジェらしい展開や、思わずニヤリとさせられるセルフオマージュ描写など、公式スピンオフならではの楽しみ方ができる本作。ドンジェは一体どのように事件を解決に導いていくのか、ぜひ注目したい。
◆文=林ゆう
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
『ロンドンハーツ』でブレイク!元サッカー選手の妻が、愛息子の“9ヶ月フォト”を公開ENTAME next
-
木下ひまり、あんづ杏が出演決定!6/13 6/14 セクシー女優とグラビアアイドルによる混合イベント『TREND GIRLS FESTIVAL』豊洲PITで初開催。WWS channel
-
佐藤勝利vs橋本将生、timelesz“つまッチ”コンビが口ゲンカ 「反省会」完結編も<タイムレスマン>WEBザテレビジョン
-
timelesz“重大な疑惑”発覚したメンバーとは 場内騒然の事態にモデルプレス
-
志尊淳、両親の離婚・家出・死を覚悟した大病 激動な半生を涙で語るモデルプレス
-
桐谷健太“赤山”から宮世琉弥“氷室”の正体を聞き、長濱ねる“ゆかり”らは混乱する<いつか、ヒーロー>WEBザテレビジョン
-
上田ミルキィ、攻めセクシー衣装で大人の魅力放出WWS channel
-
藤原ナミ、寝転びセクシーなSHOT公開にファンドギマギWWS channel
-
【動画】黒嵜菜々子プロデュースアイドル・Root mimi、デビューに向けて意気込みを語る!「みなさまから長く愛されるようなグループに!」WWS channel