宇佐卓真＆平野宏周W主演ドラマ「被写界深度」FODにて独占配信決定キービジュアル＆コメント発表も

2025.05.21 15:45

宇佐卓真＆平野宏周がダブル主演を務めるドラマ「被写界深度」が6月20日(金)夜8時より、FODにて独占配信されることが決定。併せて、キービジュアルが公開され、キャスト＆スタッフからのコメントも発表された。

切なくもいとおしい、モラトリアム・ラブ・ストーリー

本作は、原作者・苑生による初のWEB連載作品で、年間920万PVを記録し、2017年には大洋図書よりコミックス化もされた話題作をドラマ化するモラトリアム・ラブ・ストーリー。大好きな音楽を自ら手放した早川と大好きなカメラに真っすぐ向き合う紺野、正反対の2人が少年から大人へと変わる狭間で揺れ動く模様を描く。

明るく人気者だが、どこかむなしさを抱えながら日々を過ごす早川秀一郎役を宇佐卓真が、クールで無愛想だが大好きなカメラにいちずに向き合う紺野遼平役を平野宏周がそれぞれ務める。メガホンをとったのは「25時、赤坂で」や「みなと商事コインランドリー2」(ともにテレ東系)などの川崎僚監督。脚本は「ライオンの隠れ家」(TBS系)などの一戸慶乃氏が手掛ける。

「被写界深度」ストーリー

高校生の早川秀一郎は、ある過去の出来事のために、大好きだった音楽を自ら捨て、心を閉ざしてしまっていた。ときには、その空白を埋めるために、誰かれ構わず身体を重ねることも。それでも心は満たされず、息が詰まるような苦しさに襲われたある日、早川は校舎の屋上へと向かう。空と海が美しく溶け合う誰もいないその場所では、捨てたはずの音楽を自然に口ずさむことができた。

そんな屋上で出会ったのは、同級生の紺野遼平。無愛想だけれど、大好きなカメラに真っすぐ向き合う紺野に、早川は強烈に引かれていく。けれど同時に、好きなことや夢に対して全くブレない紺野と自分を比べ、どうしようもない嫉妬と劣等感を募らせていった。複雑な感情に押しつぶされそうになった早川は、ままならない思いをぶつけてしまう。その日以来、2人の関係は友情から別のものへと変化していく。

そして、物語は大学生編へ。紺野は希望通りに美大でカメラを学んでいるが、早川とは疎遠になってしまっていた。しかし、ある出来事がきっかけとなり、彼らの運命がふたたび交わろうとしていた。

宇佐卓真(早川秀一郎役)コメント

このたび、ドラマ「被写界深度」にて早川秀一郎を演じさせていただきます。宇佐卓真です。早川と同じような悩みを持つ人がこの作品を見た時に、そっと寄り添えるような作品にしたいという思いで精いっぱい演じました。そして、紺ちゃんと早川の関係がどうなっていくのかぜひ最後まで見届けていただけたらうれしいです！よろしくお願いします。

平野宏周(紺野遼平役)コメント

紺野遼平役を演じさせていただきました平野宏周です。川崎監督をはじめとするすてきなスタッフさんやキャストの方々に支えていただき、現場での日々はとても濃い時間でした。原作を読ませていただいた時の2人の自然な美しさや、学生ならではの葛藤や哀しみの感情を大切にしながら丁寧に演じさせていただきました。「被写界深度」の魅力をぜひたくさんの方々に届けられたらうれしいです。ご覧になった方が自分自身を大切に思えるようにと願っております。

苑生(原作者)コメント

ドラマ化のお話を頂けたこと大変うれしく思います。宇佐さん演じる早川のギターを弾く姿や、平野さん演じる紺野のカメラを構える姿がどのように映っているのかはもちろん、映像と漫画の表現の違いや原作と同じ部分、違う部分などいろいろな視点から見るのが楽しみです。

川崎僚(監督)コメント

ドラマ「被写界深度」のメインディレクターを務めさせていただきました。以前から拝読していた苑生先生の素晴らしい原作をお預けいただけたこと、そして一戸さんのすてきな脚本をお預けいただけたことを、とてもうれしく思っています。キャスト・スタッフ一同、みんなで力を合わせて完成させました。早川くんと紺ちゃんの2人が過ごしたあの屋上での日々は、人生の一瞬のキラメキです。どうか2人の物語に触れた皆さまが、大切な誰かとの素晴らしい日々を思い出してくれますように。

一戸慶乃(脚本)コメント

原作「被写界深度」を読んだとき、不器用だけど自分の未来や恋に懸命に向き合おうとするキャラクターたちにひかれ、ついつい彼らを応援したくなりました。間違いながらも進んでいく、青くて、痛くて、その時期にしかない瞬間。そんな尊さをしっかり映像にできたらと思い、脚本を書かせていただきました。特にラストシーンは彼らのひたむきさがにじみ出ていて大好きです。ぜひ一緒に最後まで見守ってくださると幸いです。