松田元太“人見”が前田敦子“真野”に「泣いていいんすよ」と寄り添い「ほれてまう」「優しすぎる」とSNS盛り上がる＜人事の人見＞

2025.05.21 12:59

松田元太が主演を務めるドラマ「人事の人見」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)。5月20日に放送された第7話では、パワハラのトラウマを抱えた真野(前田敦子) に、人見(松田)が優しく寄り添ったシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「人事の人見」とは

同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。

“人が好き”な人見は、既成概念や世間の評価にとらわれず、ただ目の前の人に向き合って、本質を見抜く。知識や常識は皆無に等しいが、型にはまらない行動が、がんじがらめになった現代人のストレスや凝り固まった考えを解きほぐしていく。

日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見廉をTravis Japanの松田、日の出鉛筆の人事部に配属されて3年の女性社員・真野直己を前田、人事部長・平田美和を鈴木保奈美、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美を松本まりか、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織を桜井日奈子が演じる。

また、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介に新納慎也、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当ミン・ウジンにヘイテツ、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久に小日向文世が扮(ふん)する。

元上司の黒澤が許せない真野、彼の異動を阻止しようと動く…

人事部長の平田は、ここ最近何度も里井常務の部屋を訪れてこっそりと打ち合わせを重ねていた。

平田たちの様子が気になって仕方ない人見に、真野は、2人が人事異動の計画を練っていることを説明する。そんな折、人見と共に昼食を買いに行こうとした真野は、エントランスで元上司の黒澤直樹(長谷川純)を目撃し、動揺する。

9年ほど前、真野は海外営業部の配属になり、黒澤の部下となった。仕事で成果を上げてきた黒澤の期待に応えようと頑張っていた真野だが、黒澤から怒鳴られ、人格否定をされるなどのひどいパワハラを受け続けた。

誰にも相談できないまま2年ほどが過ぎたある日、真野はとうとう通勤途中に倒れ、会社に行けなくなってしまった。真野は平田に相談し、ようやく黒澤の行為がパワハラだと認識されたものの、会社で働きづらくなることを恐れた真野は「大ごとにしないでほしい」と頼んだという。

そのあと黒澤は東北支社に出向し、真野は人事部に異動になったのだ。

ある日、堀から“黒澤を本社に戻そうとする動き”があることを聞いた真野は大きなショックを受ける。しかも経営の中核である経営企画部の課長職になるかもしれないというのだ。

里井常務の提案で、黒澤には異動のことを伏せたまま「ハラスメント研修」を受けさせた上で東京に戻すかを判断することに。

このことを知った真野は、「ありえない…絶対止めなきゃ…」と黒澤の異動を阻止するべく動き出すのだった。

人見が真野に「泣いていいんすよ」と伝えたシーンに「ほれてまう」「優しすぎる」の声

真野と人見は変装して2回目のパワハラ研修に潜り込み、真野は黒澤に当時思っていたことをぶつけ、黒澤も当時の思い、そして真野にパワハラしたことへの後悔を打ち明けた。

黒澤と真野が本気で向き合った姿に涙した人見は、退社後に真野と二人でベンチに座り、ビールを飲みだす。

人見が「真野さんの気持ちは大丈夫でなんですか？真野さんの気持ちより大事なものなんてないんですよ！真野さんはもっと泣いていいんすよ」と言って泣き始めると、人見の優しさに触れて真野も泣き始める。このシーンにSNSでは「こんなん一発でほれてまう」「人見くん優しすぎる」「えぐい泣かせてくる」「人見くんみたいな後輩欲しい」「なんで人見くんが泣くのw」「人見くんいいやつすぎんだろ〜」「こんな風に一緒に怒ったり泣いたりしてくれる人がいたなら…」「真野ちゃんがんばったね」「この二人良いコンビ」「ぶっ刺さる回だった」「めっちゃ泣ける」などの投稿で盛り上がった。

次週の予告映像には、子育て支援策のために平田が奮闘する場面も。第8話にも期待したい。

◆文＝奥村百恵