進藤(阿部寛)と華(永野芽郁)の意見がぶつかる

阿部寛“進藤”と永野芽郁“華”の過去の関わりが明らかに、その後の騙し合いにハラハラ<キャスター>

2025.05.19 18:15
進藤(阿部寛)と華(永野芽郁)の意見がぶつかる

阿部寛が主演を務める日曜劇場「キャスター」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第6話が5月18日に放送された。たびたび挟み込まれていた進藤(阿部)と華(永野芽郁)の因縁の詳細が判明。それぞれの思いを抱えて対立した。(以下、ネタバレを含みます)

型破りなキャスターが闇に葬られた真実を追求する社会派ドラマ

同ドラマは、テレビ局の報道番組を舞台に、型破りなキャスターと番組に携わるスタッフたちが闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく、完全オリジナルストーリーの社会派エンターテインメントドラマ。

阿部寛が扮(ふん)する主人公の進藤壮一は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積んだあと報道番組のキャスターになり、民放テレビ局・JBNに引き抜かれて「ニュースゲート」のメインキャスターに就任したキャラクター。

「ニュースゲート」のスタッフ陣として、総合演出の崎久保華役を永野芽郁、番組ADの本橋悠介役を道枝駿佑、サブキャスターの小池奈美役を月城かなと、プロデューサーの山井和之役を音尾琢真、編集長の市之瀬咲子役を宮澤エマら。また、報道番組のスタッフらを束ねる報道局長・海馬浩司役を岡部たかし、JBNの会長・国定義雄役を高橋英樹が務める。

臓器移植に関する進藤と華の因縁

難病を患う少女・藤井ユキノ(佐藤恋和)と母・真弓(中村アン)を取材し、「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」という真弓の訴えを「ニュースゲート」で報じた華。用意された原稿から咲子が削除した、ユキノを救いたい思いを強行で話した。

華が真弓たちに思い入れを強くするのは、亡き姉の存在があった。ユキノと同じように臓器移植を必要としていたが、病状が悪化し、母親が父親の反対を押し切って海外で手術を受けることに。しかし、手術の直前に違法な臓器売買が警察にバレて、手術できないまま亡くなった。

さらにその姉のことが、進藤につながっていることが明らかに。これまで葬式で進藤が華の母にののしられる回想シーンが挟み込まれていたが、進藤のスクープによって警察が踏み込んだのだ。

臓器移植の闇のスクープを狙う進藤と、臓器移植家族に寄り添う華

ある日の放送後、進藤の知り合いの記者が真弓たちを追いかけるのをやめてもらうよう頼む華。その見返りは、かつて進藤がスクープでつぶした違法な臓器売買をしていた組織「難病支援の輪」についての情報を渡すこと。だが、進藤はすでに解体されたはずのその組織代表だった男がNPO法人「医療サポートセンターひまわりネット」で活躍していることを知っていた。

「君がひまわりネットにたどり着いたということは、真弓さん親子だろ。あの親子、海外で移植するつもりなのか?」と問い掛ける進藤。華は「やめてください!今、真弓さん親子を追い詰めると18年前と同じ過ちを繰り返すことになります」と懇願する。

そんな華に進藤は「一つだけ言っておく。俺はあのスクープを過ちだと思ったことは一度だってない」と告げた。それでも「スクープで人が死んだ」と言う華に、進藤は「金で貧乏人の体から臓器を取り出すのはいいのか」と返す。

そのあとに続いた進藤の「今、日本はどんどん貧富の差が広がっている。そのうち日本人が金持ちの外国人に臓器を売る日が来るかもしれない」というせりふにゾクっとした。日本の“今”を切り取りながら、臓器移植の問題を描く。

違法だとは承知の上で、家族側の気持ちが分かる華。現在の華の母は、華のことを亡くなった姉だと思っているつらい状況もあった。ラストは、臓器移植のため渡航しようとする真弓を巡り、華と進藤らニュースゲートスタッフたちの間で騙し合いが展開。

ただ、やはり進藤が勝る。本橋に張り付かれた華は真弓たちのいない成田空港に向かうが、実は本橋は進藤から、ひまわりネットがドナーを“輸入”していて、ユキノの移植手術は国内で行われると知らされていた。それは他のニュースゲートスタッフたちも知らないことだ。

「行ったらダメ」とつぶやきながら真弓に電話する華だが、つながらない。一方、真弓が乗る車を進藤が待ち構えていた。ユキノはどうなるのか、次回へと続く。ハラハラドキドキしながら展開を見守った視聴者からは「二転三転する騙し合いが面白かった」「最後は衝撃」「続きが気になる」「怒涛の展開だった」「主題歌『騙し愛』にぴったりな回」「進藤さんが1枚も2枚もうわてなんだよな」などの反響が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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