伊原六花“なつめ”をライバル視する美女・井桁弘恵“花子”の存在にドキドキ＜パラレル夫婦＞

2025.05.19 12:02

Hey! Say! JUMP・伊野尾慧と伊原六花がW主演を務めるドラマ「パラレル夫婦　死んだ“僕と妻”の真実」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の第7話が5月13日に放送された。なつめ(伊原六花)の前に現れた幹太(伊野尾)の旧友・花子(井桁弘恵)がなつめをライバル視するような振る舞いをし、見ているほうもドキドキとさせられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

事故で死別したはずの夫婦の再生ラブ&ミステリー

本作は、事故で死別したはずの夫婦が「1日3分、部屋の中だけ再会できる」という“制約だらけの奇跡”に振り回されながらも、「お互いの死の真相」と「不倫の真相」を追う夫婦再生ラブ&ミステリー。伊野尾が夫・並川幹太を、伊原が妻・並川なつめを演じる。

幹太の前に交通事故で亡くした最愛の妻・なつめが現れる

CM制作会社で働く並川幹太(伊野尾)となつめ(伊原)は、公私共に支え合うパートナーで、誰もがうらやむ仲良し夫婦。しかし、出会って5年、結婚して3年がたち、なつめは幹太の“行き過ぎた溺愛”に、ひそかに不満を抱いていた。そんな妻の心の内など知るよしもない幹太は、なつめのスマホに届いたメッセージからなつめが不倫をしているかもしれないと大きなショックを受ける。

翌日、なつめに事実を確かめようと決意した矢先、先に家を出たなつめが交通事故に遭い、命を落としてしまう。一人残された幹太はぼうぜん自失となるが、時計が11時22分を指したその瞬間、部屋が謎の光に包まれ、目の前に死んだはずのなつめが現れる。しかも、再会したなつめの話では、交通事故で死んだのは幹太だと言う。

その日から11時22分になると3分間だけ、幹太となつめは部屋で会えるようになる。

幹太の学生時代の友人・花子がなつめを訪ねて会社にやって来る

ある日、幹太の学生時代の友人で、海外を拠点にダンサーとして活動している水沢花子(井桁弘恵)が、なつめを訪ねて会社にやって来る。

なつめが出勤すると莉子(齊藤なぎさ)が「何かヤバそうな人が」と慌ててやって来る。なつめが驚いて駆けつけると幹太の学生時代の友人で、海外を拠点にダンサーとして活動している水沢花子(井桁弘恵)がいて、「この度はご愁傷さまです」と頭を下げる。

なつめと田村(松倉海斗)が応対し、なつめが礼を言うと花子は「あなたがカンちゃんのパートナー？」と尋ねる。なつめが「はい、妻です」と言うが早いか、花子は「でした」と過去形にする。なつめが幹太との関係を聞くと、花子は「カンちゃんは私のコンパスです」と言って、20歳の頃に柄の悪い男に付きまとわれているときに幹太が颯爽と助けてくれたことを語る。

田村が「幹太、カッケェ。恋愛ドラマの第1話じゃん」と言い、花子は「カンちゃんは私が困っていると手を差し伸べて向かう方向を指してくれました。いつか2人で世界を目指そうって約束してたのに」と言って涙を拭う。そして、高級な和菓子を差し出し「カンちゃん目がなかったな」となつめの知らない和菓子のことを言うのだった。

花子がなつめをいちいち敵視するような振る舞いをし、なつめもそれを勘づいている様子に、見ている方もドキドキとさせられた。

◆構成・文＝入江奈々