清乃あさ姫“陽奈”が「退学します」と発言、友情を感じさせる展開に「激アツ」「よくいった！」と反響＜なんで私が神説教＞

2025.05.18 17:48

広瀬アリス主演の土曜ドラマ「なんで私が神説教」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系／Hulu・TVerにて配信)の第6話が5月17日に放送。陽奈(清乃あさ姫)が彩華(豊嶋花)のために「退学します」と宣言したシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「なんで私が神説教」とは

同作は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く新たな学校エンターテインメント。コンプライアンス問題、パワーハラスメント、モンスターペアレント、本音と建前、そして「なんで私が!?」の叫びが入り乱れる先生たちのリアルを交えた作品となる。

無職生活を脱却するために嫌々で高校教師になった国語教師・麗美静(うるみ・しずか)を広瀬、私立名新学園2年9組の担任で数学教師の浦見光(うらみ・ひかる)をSnow Manの渡辺翔太、プライベート第一主義で早く結婚したいと考える今どきの英語教師・林聖羅(はやし・せいら)を岡崎紗絵、静の母・麗美叶子(うるみ・かなこ)を堀内敬子、私立名新学園の校長であり、静の母・叶子の親友でもある加護京子(かご・きょうこ)を木村佳乃が演じる。

また、学年主任であり、教師や生徒に厳しく接する世界史教師・大口美幸(おおぐち・みゆき)に野呂佳代、教頭・新庄保(しんじょう・たもつ)に小手伸也、2年5組の担任で政治経済の教師・森口櫂(もりぐち・かい)に伊藤淳史、2年10組の元担任で浦見の彼女・鈴木愛花に志田未来が扮(ふん)する。

自主退学を勧告された彩華、クラスは超険悪ムードになってしまう

静のクラスの生徒を含む2年生11人に1年前の喫煙が発覚。学校改革を推し進めようとする次期理事長・森口は、保護者会役員たちを丸め込み、「強制退学者リスト」の生徒6人だけを退学に、それ以外の5人を学校に残す差別的処置をとろうとしていた。

生徒との面談を行った森口は、陽奈(清乃)、璃子(新井美羽)、麻衣(松本麗世)ら残留組には3日間の自宅謹慎という軽い処分を言い渡し、「強制退学者リスト」にいる彩華(豊嶋)には反省が認められないという理由で自主退学を勧告。

自分だけが退学になる理由が分からない彩華は「学校をやめたくない」と静に訴えるが、どうしてやることもできず葛藤する静。

そんな中、彩華の退学の話がクラス中に知れ渡ってしまい、かつて彩華をイジメていた陽奈や麻衣に非難の目が集中。クラスは超険悪ムードになるのだった。

陽奈が彩華のために「退学します！」と言い放ったシーンに「激アツ」「よくいった！」の声

彩華を助けたい陽奈と麻衣は、麻衣の母で保護者会会長の皐月(小沢真珠)に彩華の退学を取り消してもらうよう頼み込む。

皐月は森口に彩華の退学の撤回を求めるが、森口は首を縦に振らないどころか、彩華に「退学を受け入れないなら11人全員を退学にさせる」と脅しをかけ、陽奈には「彩華が自ら退学を望んでいる」とうその報告をする。

翌朝、陽奈から事情を聞いた静は、陽奈と彩華を連れて麻衣の家へ向かう。だが、麻衣の家にはすでに森口が先回りしていた。

静の「裁判を行えば学校側は負ける可能性は非常に高いですよ」という忠告に、森口は「裁判を起こすなら勝手に起こしてください。弁護士を雇うお金はどうするんですか？」と返す。

すると静は、「なるほど…もうどうすることも出来ないですね…」と諦めたように言うと、陽奈と麻衣に向かって「だったらもう内藤さんと一緒に退学しない？」と驚きの発言をする。

さらに静は、「友達が退学になろうが、自分たちが助かればいい。本当にそれでいいの？友達を見捨てておいてそれで反省したって言えるの？」と問いかけた。

その言葉を聞いて陽奈が「私、退学します！　彩華だけが退学になって、自分だけ助かるなんてやっぱ嫌だ」と言い放ち、続けて麻衣も「彩華と陽奈がやめるならやめる！」と宣言したシーンに、SNSでは「激アツ」「いいぞ！よくいった！」「生徒の方がよっぽどまともな人間だな」「親より子どもの方がしっかりしてるじゃん」といった投稿が上がった。

また、予想外の展開に森口が動揺したシーンでは、「さぁ、森口どうする？」「森口ざまぁ」「静先生お手柄」などの投稿で盛り上がった。

番組ラストでは、“麗美先生は人殺し”のビラを貼った犯人が愛花であることが判明した場面も。第7話が楽しみだ。

◆文＝奥村百恵