

久しぶりに2回目のデートまで進んだのに… 毎回LINEに送られてくる“ある動画”に耐えられず…
マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
マッチングアプリDでデートした彼とは会話が弾み、散歩までしてLINEを交換、すぐ会う約束をしました。絶対に取らないピターっとしたニット帽、性欲激弱発言など気になる点はあるものの、そんなもん大したことない。
ここから彼と LINEのやりとりが始まったのですが、その LINEによって自分の本心に気づいてしまい...。
★これまでのエピソードはコチラ!
犬がブランコで
LINEをマメにくれることは、好かれている感じがして嬉しい♡と思っていました。こちらの彼とLINEをするときまでは。
彼は、LINEで文字を送るというより、URLを送ってくる特徴がありました。飛んでみると誰かわからない人のTikTokの動画。その内容は「犬がブランコに乗せられてゆらゆら揺れている動画」でした。
この動画を見た私、かわいいー! と返せませんでした。ちょっと無理かもしれない...という線を超えていました。「犬」「ブランコ」「揺れてる」 この3点。とてつもなく全身が拒否しています。ただ、既読スルーするわけにはいかず「どうしました?」と返信しました。すると「犬が、ブランコで揺れてるよぉ〜」。
全身が軽く硬直したのを感じました。いや、でも彼はなんにも悪くない。ここで冷たくしてしまうと、また私は男性のセンスに厳しい女=だから結婚できない、まで繋がってしまう。この頃はマッチングアプリ鬱から復活したんだから、がんばらないといけないと思っていました。
洗われている犬
たった1回の犬動画くらい。と、どっしりと構えていると、また次の日。TikTokのURLが送られてきていました。今度は「犬がシャンプーされている動画」。いつもなんの説明もなく動画を送る彼。そして、また「どうしました?」と、かわいさゼロの返信をする私。
「犬がシャンプーされてるよぉ〜癒される」と彼。これは、本当に犬が好きで送っているのか? 女性に犬を送っておけばいいんでしょという作戦もある? やっぱり私が捻くれているのでしょうか。そもそも私は動物があんまり得意ではない。
どうしよう、次のデートは既に決まっている。そう、1回目のデートは盛り上がったんだからLINEで判断するのは失礼。と、耐えていたのですが、彼はまた犬動画を送ってきました。
強風に立ち向かう犬
今度は、「犬が強風に耐えながら歩いている動画」。これはちょっとかわいいと思えました。ですが、いよいよ言った方がいいかもしれない。本当のこと。本当の私を出さないで2回目デートうまくいくのか? やんわりと絵文字つきでこう送ってみました。
「私、あんまり犬とか動物が得意ではなくて...てへっ」。これだけ言わせてもらいました。すると彼から「ごめんなさい、気をつけます」と謝罪、そしておとなしくなりました。ほんとに人間関係って難しい。
私は、ある友人を思い出していました。友人はおうちデートの際、彼は「練習したから見てほしい」と、星野源の恋ダンスを全力で披露。しかもフルで計7回。それでも手拍子して盛り上げ、彼女は幸せな結婚を成し遂げました。きっと、恋ダンスを踊ることなど大したことないと思えるほど彼のことが好きなんだろうなぁと私は思いました。
男性のセンスにとやかく言う女性はモテないのは十分わかっている。世の中にはびこる犬動画に罪はないですが、3つの犬動画でテンションガタ落ち。私に"それでもこの人が好きだ"と、そんなふうに誰かを受け入れられる日は来るのだろうか...。
最初から無理だった?
2回目デートの日がやってきました。黄色いピターっとしたニット帽で彼は登場しました。あ、そうだ...このニット帽を1回も取らないのも気になっていたんだった...。そして2回目デートの記憶はほぼありません。
ただ、彼に「今日は怒られると思って来たので」と言われたとき、あ、気づいていたんだ...私から滲み出る受け入れられませんという雰囲気、センスに厳しい感じ、伝わっていたんだなと思いました。すごく申し訳ないなと思ったことを覚えています。
そもそも、彼の性欲激弱発言は私にとってやっぱり問題だったのかも。いやむしろそれが1番引っかかっていて、だから犬まで引っかかった。つまり最初から無理だったということなのか? 2回目まで進めたのに。でもマッチングアプリ鬱の頃に比べたらいい兆しかなと、勝手に判断しました。
デートしてくださるだけで感謝、これを忘れてはいけない。そして次にマッチングした人も2回目デートに行けて...いいかんじ? 続く!
◆こいでまほ
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)
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