コスモ(渋江譲二)と柳楽(山崎樹範)、昭和世代が熱い!

<ジョフウ>渋江譲二“コスモ”、山崎樹範“柳楽”と共に「昭和」な男のほろ苦い結末

2025.05.14 18:48
コスモ(渋江譲二)と柳楽(山崎樹範)、昭和世代が熱い!

山崎紘菜が主演を務めるドラマ「ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~」(毎週火曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東系/Lemino・TVerほかにて配信)の第7話が5月13日に放送された。新人セラピスト・コスモ(渋江譲二)のルール違反が発覚。その理由にアカリ(山崎)らが向き合った。(以下、ネタバレを含みます)

“女風(ジョフウ)”のリアルを描くお仕事ドラマ

同ドラマは、ヤチナツ氏の著書「真・女性に風俗って必要ですか?~女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件~」(新潮社)が原作。女性用風俗店=ジョフウのリアルを、裏方として働くことになった主人公・藤崎アカリ(山崎)を軸に明るく健やかに描く。

最初は男性セラピストと女性客のマッチングに四苦八苦するアカリだったが、個性豊かなセラピストたちと協力し、多岐にわたる客の悩みに寄り添い、成長していく。

アカリが働く女性用風俗店「パラディーソ」の店長・柳楽を山崎樹範、内勤として働くアカリの先輩・ミホを久住小春、セラピストの指導係・深田翔子を遊井亮子、アカリに「パラディーソ」を紹介する親友で漫画家のサツキを柳ゆり菜、アカリの彼氏・ヒロキを井上雄太が演じる。

セラピスト役は、NO.1のリオを別府由来、NO.2のレンを笠谷朗、よきお兄さんキャラのユタカを白戸達也、全人類のヒモと呼ばれるマルニを松本大輝、マジメな新人・タロを藤林泰也、レンに憧れている若手のリリーを世古口凌、お調子者の新人・コスモを渋江譲二、現れると後光が差す不思議な存在感のゴコウを橋本淳が務める。

客の女性と秘密裏に会っていたコスモ

リオが街中で偶然見かけたことから、コスモがルール違反をしていたことが判明。業界用語でいう「裏引き」。いわゆる店を通さずに客と密かに会っていたのだ。

相手は、コスモを初指名してくれた客・かのん(秋谷百音)で、DV彼氏と別れさせたいのだとアカリに明かす。アカリの提案で、リオと柳楽に相談することに。

金まで貸してかのんを救いたいと言うコスモに、「俺らができることはお金をもらって、嫌なことをいっときだけでも忘れさせることだろ」とリオ。

するとコスモは「仕事の話をしてんじゃねえんだよ。人の話をしてんだよ」と怒るが、リオはそもそもかのんと出会ったのはパラディーソを介してなのだから「最も優先するのは人間的なことじゃなくて、パラディーソのルールを守ること」と引かない。そんなリオにコスモは「そんなのロボットじゃねえかよ」と言い放った。

2人の対立を聞いていた柳楽は、おもむろに金庫から金を取り出し、内勤のミホやアカリ、指導係の翔子、そしてセラピストたち、みんなが頑張って稼いだものだと語る。だから「このビジネスにはロボットなんかいねえ。全員人間だ」と諭した。

新人でも女性への気持ちは「プロ」なコスモ、驚きの結末へ

リオとコスモがひと息ついたところで、かのんからコスモのことがバレたため助けてほしいと連絡が入る。

かのんのもとに向かおうとするコスモに、リオはあくまでも「仕事として会うんだから、ちゃんと金もらって来いよ」というスタンスだ。しかし、アカリは「お金なんていらないと思います。私なりに皆さんの言い分は理解してるつもりです。だから言います。コスモさん、ここを辞めて、今すぐ助けに行ってください」と言う。

ところが、リオは、アカリの言う通りのことをすれば、「ご法度して辞めるのと同意義」で、この業界で働けなくなると指摘する。それを聞いてもコスモは「女性が困ってたら助けたいし、泣いてたら笑わせたい。その気持ちだけはプロだと思ってんだよ」と打ち明けて事務所を出ていった。

「昭和コスパ悪すぎだって」とつぶやいたリオに、「だな」と同意した柳楽だったが、コスモとかのんの元へと向かった。柳楽もまた、コスモと同じ、“ビジネス”よりも“人”にほだされる「昭和」の男なのだ。

柳楽の機転で、かのんの彼氏は部屋を出ていき、コスモは感謝する。ところが、何も知らないかのんによって警察に通報され、柳楽は連行されてしまった。

さらに、アカリが「無事に解決しますように」と祈っていたのもむなしく、実はかのんに問題があったことが分かるという、まさかのバッドエンドになってしまった。

リオのNO.1らしくもある冷静さは、プロとしてもちろんあるべきだが、“昭和な男”の熱さもいい。とはいえ、踏み込む前に見極めることも必要だったのは確か。視聴者からは「コスモの優しさがにじみ出ていた」「昭和のコスパ悪いコンビ最高」との感想や「仕事目線でも人情目線でも共感できる」という声の一方で「今回はちょっとモヤモヤ回」という反響もあった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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