

浮気した最悪の元カレが隣人に…さらに判明する驚きの正体に「見事な伏線回収」と反響続出【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、GANMA!で『大神さんのこじらせ愛が甘すぎる』を連載中の麦原さんに注目し、同じくGANMA!にて連載されていた『クズと初恋』をご紹介しよう。
同作は、恋よりオタク活動を優先する独身女性が、高校生の時に浮気発覚で破局した元カレと再会する様子が描かれた一作。第1話がX(旧Twitter)に投稿されると、9000件以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者の麦原さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
隣に引っ越してきたのは最悪の元カレ…さらに発覚する衝撃の事実
――17歳の夏、初めて彼氏ができた日に浮気された「なつめ」。彼女は、最悪な日としていつまでも忘れることができなかった。
28歳になったなつめは恋よりもマンガやアニメのオタク活動に精を出しており、当然交際している彼氏はいない。17歳の時に経験した最悪な出来事のせいで“男は全員浮気する生き物”と思い続けていた。
オタクのなつめが特に好きなのは、ネット上に不定期で二次創作のBL漫画を公開する推し絵師の「Yuki」。人生を救われるほどの影響を受けたこともあり、なつめは、いつか会った際にお礼を言いたいと思っていたのだった。
そんなある日、前触れもなくYukiのSNSアカウントがすべて消えていることに気づくなつめ。絶望の最中、マンションに帰宅すると、隣の部屋に引っ越してきた住人の男性と遭遇する。しかも、その男性は、17歳の時に浮気されて破局した「美幸」だった。
久しぶりの再会だったものの、なつめはこれまでの鬱憤を晴らすかのように怒鳴り散らす。圧倒された美幸は、ついマスコットキャラのキーホルダーを落とし、それを拾うなつめ。すぐに取り上げれたが、なつめはキーホルダーの裏側に傷がついていることに気づく。それは、以前YukiのSNSに投稿されたキーホルダーの画像とまったく同じもので…。
なつめと美幸との様子に、読者からは「見事な伏線回収だったし、続きが気になる」「なつめがクズな元カレにハマっていく気しかしない(笑)」などの反響が上がっていた。
商業デビュー前までに培った同人活動が『クズと初恋』に反映されている?
――『クズと初恋』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
商業デビュー前は主にBLジャンルで同人活動をしていたのですが、当時の担当編集さんに「男女の恋愛漫画を描いてみてほしい」と打診されたのがきっかけで、この作品を作りました。少女漫画もあまり読むほうではなかったので、「私にも描ける男女恋愛漫画ってなんだろう…?」と考えたときに、自分がやっていた同人活動やオタク的な要素を取り入れたら楽しく描けるかも…と思い、このような内容になりました。
――第1話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
作中の同人活動や二次創作についての描写はなるべくリアルにしようとこだわりました。わかる人には共感していただけたら嬉しいですし、わからない人にも「よくわからないけどなんか楽しそうだな」と感じてもらえたら嬉しいです。また、「一番好きな人(推し絵師)」と「一番許せない人(浮気された元彼)」が同一人物だった…というのがこの作品のメインテーマなので、それを知った主人公のなつめの複雑な感情にもぜひ注目していただきたいです。
――第1話の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
第1話の中では、美幸に再会したなつめが「(過去に浮気されたことは)謝っても絶対に許さん!!謝れ!!」とブチギレるシーンと、美幸に「男がBL描いてて引いたか?」と言われて「引かない」「(推し絵師に会えて)よかった」と言うシーンがお気に入りです。なつめは「この人が許せないから全部が嫌」というわけではなくて、「ここは嫌いだけど、ここは好き」とはっきり分別できる人なのかなぁと思っていて、美幸の浮気は許せないけど、BL漫画を描くという趣味には引かない、推し絵師には感謝を伝えたい…というそれぞれの気持ちを嘘偽りなく伝えるシーンになっているので、描いていても気持ちが良かったです。
――作中のなつめのように「恋愛」よりも「趣味」に重きを置く人は少なくないと思いますが、麦原さんとして、この「恋愛」と「趣味」に対するお考えをぜひお聞かせください。
最近は「推し活」ブームもかなり定着してきて、恋人を作らずに趣味に重きを置いている人はもちろん、恋愛と趣味をうまく両立してどちらも楽しんでいる…という人も増えているように感じます。私としてはどちらも「必ずやらなくちゃいけない」というものでは全くないと思うので、恋愛0で趣味100でもいいし、恋愛70で趣味30でもいいし、それぞれが自分に合うバランスを見つけて、自分らしく生きていける世界になったら素敵だなぁと思います。
――今後の展望や目標をお教えください。
『クズと初恋』が完結して現在は2作目を連載中なのですが、いまだ紙書籍化まではたどり着けていないので、まずは紙書籍化できるくらい読者さんを増やすことを目標に頑張ろうと思っています。たくさんの方に読みたいと思っていただける作品が作れるよう、自分も楽しみながら精進していきたいです。
――読者へメッセージをお願いします。
作品を読んでくださっているみなさま、いつも本当にありがとうございます…!読者さんに読んでいただける日を楽しみに毎日原稿を頑張れていますし、感想コメントには日々救われております。
今回取り上げていただいた『クズと初恋』は電子書籍全4巻、現在GANMA!にて連載中の『大神さんのこじらせ愛が甘すぎる』も最近、電子書籍1巻が発売になりました。こちらもぜひチェックしていただけたら嬉しいです!
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