所ジョージ、ラブソングの奥深さを語る愛車・ロードランナーのためにガレージ大整理も＜所さんの世田谷ベース＞

2025.05.11 12:00

所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第438回「ロードランナーを格納せよ。」が5月10日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組。今回はラブソングの詞について語られたほか、そしてガレージへとロードランナーを格納するための片付けなどがおこなわれた。

所がこだわり抜く詞についての話

今回の放送は所の部屋からスタート。実は朝5時に起きたという所、番組でやる予定だったものを「我慢しきれなくて、もうやっちゃいました」と告白する。なんでも5時という時間に孤独と向き合っていたところ、「いっか！」気持ちになって3時間ほど作業してしまったそうだ。ガレージにあったオートバイの“群れ”を倉庫から出して中を掃除し、さらに多くの物であふれかえっている倉庫にロードランナーを格納しようと考えているのだとか。

そうしてはじまった番組は、最初の話題は「ラブソングの詞」について。所もラブソングを書くが、わかりやすい詩は入れないという。流行しているラブソングは「季節が巡って」「君を信じて」など、わかりやすい“ラブソングの詞”が入っている。所の場合はそれを入れずにどうするのか…ということで、「十五夜」の弾き語りを披露。

所は、曲中にある「なんで立とうとしないの蚊取り線香もないのに」というフレーズについて解説。立とうとしないのは“同じような気持ち”だから立たないのであり、「それをわざわざ詞に入れる必要はないわけ。それは入れちゃうと“ダサい”んだよね」と語る。ではなぜ蚊取り線香という詞があるのかといえば、「“蚊に刺されてもまだ居たい”。そんなもんじゃないんだよっていうことを表現したいわけですよ」と詞のなかに広がる世界を展開した。

続いて、所は曲中にある「今度の十五夜は君を見つめよう」というフレーズを挙げる。これは「今回は花火を見たけれど、そういう気持ちだったら、今度は月を見ているふりをして、君のことをずっと見ていようっていうね」と、恋のいじらしさを表現したものだという。その後も自身で作った「毎朝僕の横にいて」を歌いあげ、所が思うラブソングの奥深さを熱く語っていく。

ガレージに眠るモノを片付け、ロードランナー格納へ

その後、ガレージに向かった所。四角く大きなマッシブカーであるロードランナーを格納するために、必要なガレージ内の力仕事をスタッフたちと共に進める。まずはガレージ内のオートバイを外に出し、大きく広がったスペースを見て「片付けりゃ広いのよ！うちの事務所って！」と笑いながら多くのモノを動かす。

モノがあふれているように見える倉庫だが、それはレイアウトが悪いだけなのだとか。キッチリ収めればまだまだモノが足りないと語りつつ、ロードランナー格納のために動かす必要があった作業台を動かしていく所たち。何かの充電池や移動した作業台を今後も使えるように配置していくと、「いいね！」と笑顔を浮かべて「すばらしいこの片付け具合！」と満足そうに喜ぶのだった。

世田谷ベース恒例の、作業中に見つけたさまざまな道具の説明をしつつ作業は着々と進んでいく。「あとで片付けることにして」を何度も繰り返し、掘り出したモノが気になれば作業の手を止めて観察する所。「一個一個それやったら絶対遅いですよ！1番ダメなやつですよ！」とスタッフからツッコミが入るほど。すると所は笑いながら「わかってるようなこと言いやがって！」と遊び始めてしまう…というひと幕を挟みながら、どうにかこうにかロードランナーを格納するスペースを生み出す。

掃き掃除をしたのち、ロードランナーに乗り込んだ所。エンジン音を響かせながら空いた空間にオートバイを留め、本日の目的だったロードランナーをガレージ内に停車させる。長時間の作業ですっかり片付いた倉庫には、大きなロードランナーを入れても「あれ余裕じゃん！もう1台置けるか？」と笑うほどスペースが生まれたのだった。