山崎天、「最強のおかず決定戦」で発表したメニューへの疑惑をかわいさで乗り切る＜そこ曲がったら、櫻坂？＞

2025.05.11 18:00

5月4日に放送された人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂？」(毎週日曜深夜0:50-1:20、テレ東※ほかLeminoにて配信中)。今週の企画は、「ごはんのおかず-1グランプリ」が放送された。5名がグランプリをかけて“最強のごはんのおかず”を紹介するのだが、ラストの料理が一気に波乱を呼んだ。

ごはんに合う最強のおかずを決めるグランプリ、開幕

今回の放送では、「ごはんのおかず-１グランプリ」がおこなわれた。新生活で自炊メニューに悩む方必見の、櫻坂46メンバーが考える“最強のごはんのおかず”を披露。実際にメンバーに作ってもらい、紹介するという企画だ。

最初のプレゼンターは石森璃花。優勝候補の呼び声も高い石森は「やみつき！サラダチキンの簡単炒め」を紹介。「やみつきですよ」と笑う石森は「お店で食べたパスタ」をヒントに考案したということで、まずはネギとサラダチキンをカットしていく。その後はフライパンにごま油に敷いてにんにくを入れて炒めるとサラダチキン、梅昆布茶を続々投入。先程カットしたネギを入れ、醤油・鶏ガラ粉末・塩コショウで味付けする。それらをごはんの上に盛り付け、卵黄を載せたら完成となる。

これを食べた土田晃之、ハライチ・澤部佑のMC2人は「優勝！」「うめえ…」と大絶賛。メンバーからもおいしいと評判が非常によかったことを受け、石森は人に食べていただくのは緊張すると笑いつつも「食べていただけてよかったです」と安心した笑顔を見せるのだった。

続いては谷口愛季の「さっぱり！グレープフルーツマリネ丼」。グレープフルーツのマリネが好きだという谷口は、洗い物が少ないことを1番良い事だと持論を展開しながら作業を始める。生ハムを千切ってごはんに乗せ、グレープフルーツを“ふさ”ごと盛り付けてオリーブオイルと酢をトッピング。さらに塩とブラックペッパーを加えてできあがりだ。

完成した「グレープフルーツマリネ丼」をおいしそうと言っていた藤吉夏鈴だったが、ひと口食べると「うわ酸っぱ！」と悲鳴があがる。渋い顔をして「おいしくない…」と小さくこぼした藤吉に、スタジオからはどよめきが…。しかし同様においしそうだと語った山下瞳月は、ひと口食べて「おいしい！」と笑顔を見せる。澤部も「俺はなくはない！」と高評価するなど、人によって評価がわかれる料理となった。

最後の料理では思わぬ展開が発生

3人目は大沼晶保の「沼る！キハダマグロのレアカツ丼」。大沼の家族も大好きだという一品で、名前からおいしそうだと好評を博していた。水分を取ったキハダマグロに塩コショウをふり、小麦粉・たまご・パン粉で衣をつける。レアで仕上げるために数秒だけ高温でフライ。早すぎると驚かれるほど短時間だけ揚げ、ごはんに盛り付けてから刻みネギ・にんにく・醤油・酒・みりんを使った大沼特製タレ、最後にカイワレ大根を乗せてフィニッシュ。こちらはタレも衣が付いたレアのキハダマグロも好評で、ごはんのおかわりを求める声が多く見られた。

4人目となる守屋麗奈は「せいろを使った蒸し鶏野菜のネギ塩たれ」を紹介。少し大きめに野菜をカットし、鶏肉などともにせいろの中へ。だし塩をふりかけて味を付け、せいろで蒸す間にネギ・ごま油・鶏だし・にんにく・塩コショウ・レモン汁でネギ塩タレを作りあげる。蒸しあがった鶏を盛り付けたところにタレをかけて完成。これを食べた小島凪紗は料理がおいしかったことのほか、「れなさんの美しさこっからきてるんだなって思いました」と尊敬する先輩らしいヘルシーな料理に笑顔を見せた。

最終5人目となる山崎天は、「天ちゃんのスタミナ野菜炒め」を発表。野菜炒めが嫌いな人はいないと語りつつ、料理研究家リュウジのYouTube番組“リュウジのバズレシピ”をきっかけに自炊をはじめた山崎がアレンジした料理となる。まったりトークをしながら料理が進むうち、“リュウジのバズレシピ”の話も登場。「やっぱリュウジさんのじゃん」と突っ込まれつつ、野菜をカットし塩コショウした豚肉を炒めていく。

小料理屋が似合うという話から“小料理屋コント”も展開しつつ、炒めた肉を皿に戻してフライパンに残った肉汁で野菜を炒めていく。ちなみにリュウジの話が印象的過ぎて、山崎がワンポイントアドバイスを挟んでも「一言一句リュウジの可能性がある」とツッコミが入っていた。

しかしいざ料理が完成すると、豪快に食べてみせる澤部は「うめぇ…」と大満足の声を漏らす。メンバーたちからも大好評で、先ほどまでの茶化し具合からスタジオの空気が一変する。

番組の最後には、1人1票を投票してグランプリが決定。数々の優勝候補を押しのけて「天ちゃんのスタミナ野菜炒め」がトップ票を獲得したのだが、果たしてこれが山崎の料理か、リュウジの料理かで「これは…天ちゃんが優勝…？」と土田が戸惑う事態に。

「大丈夫ですよね？オリジナリティもあんだよね？」と澤部がフォローすると、山崎はあいまいな笑顔で「味付けはちょっと違います」とかわいくごまかす。“ちょっと”を表現した指の間隔の狭さに、スタジオに改めて笑いが巻き起こった。