“愛の30秒キス”最下位の脱落カップルが早くも決定、36秒の大幅オーバーにスタジオMC陣騒然＜ウェディングウォーズ＞

2025.05.09 15:00

男女の生々しい本音が暴かれる、過酷な婚前合宿サバイバル「ウェディングウォーズ」(全8話)」(毎週火曜夜9:00-9:57、ABEMA SPECIALチャンネル)の第2話が、5月6日に放送された。

「ウェディングウォーズ」は、結婚を前提に交際をしている8組のカップルが、過酷な合宿生活のなかでおたがいの“愛を試す”し烈なミッションに挑み、結婚資金1000万円の獲得を目指す婚前合宿サバイバル番組。チャンネルtvNで放送された「2億9千：結婚戦争」のフォーマットをもとに、数々の恋愛リアリティーショーを手がけてきたABEMAが、より刺激的で心ゆさぶる新たなルールも投入し、日本版の「ウェディングウォーズ」として新たに制作している。そのスタジオMCを、鈴木えみ、森香澄、ダイアンの津田篤宏が、進行役をコットンの西村真二が務める。

5月6日放送の第2話では

5月6日放送の第2話では、お題となる競技に挑戦し、最下位となったカップルが脱落となる第1回脱落デスマッチが行われ、1組のカップルが脱落が決定する。

第1回脱落デスマッチの競技は、カップルのどちらかひとりがタイマーのスイッチを持ち、30秒ピッタリを目指してキス、もっとも30秒から離れていた最下位カップルが脱落となる“愛の30秒キス”で競う。無条件で参加しなければならない該当者は暫定ランキング4位のハトミ・さやか、5位のセバス・サユリ、6位のだいご・ちひろ、7位のムン・るい、8位の柴助・マミモンカップルの5組で、ハトミ・さやかが28秒、セバス・サユリが29秒と好タイムを出すなか、ムン・るいのチャレンジでは、タイマーを持ったるいが手でカウントする様子に、「ちょっと遅くない？」とスタジオMC陣がざわつく。結果36秒と大幅にオーバーしてしまったムン・るいに、MCの津田は、思わず立ちあがり「長ーい！」と絶叫しながら、持ちギャグ“ゴイゴイスー”を披露する。

そして、5組がチャレンジを終え、もっとも30秒から離れていたムン・るいが脱落となる。これまでに獲得したウェディングコインをほかのカップルに譲渡することができると知らされたムン・るいは、あるカップルにコインを譲り、ムン・るいの決断にMC陣は称賛の声をあげた。

合宿4日目

ムン・るいカップルの脱落から一夜明けた合宿4日目の朝食では、号泣するメンバーが多発する。

思いがすれ違ってしまうひろむ・みずほの会話から、「怒られてる時、俺、記憶、飛ぶんだよね」「防衛本能として避け続けた結果が、今の状態になってる」語ったひろむに、“国際恋愛コーチ”の肩書きを持つサユリは、「避け続けた結果、自分の最愛の人を失うよ？」としかる。ひろむは「みずほはみずほで感情のコントロールがけっこう苦手というか、怒りの感情が強いから」と続けるが、みずほは「それを先に言われるのがすごく嫌なの」「私はわかってるの。自分がそれができないってことは」「毎回、言ってるよね、それ、やめてって」と涙ながらに反論する。

そのみずほとひろむのやりとりに共感したのか、さやかの目からも涙があふれるというしんみりとした空気のなか、大野くんは0歳から18歳まで、児童擁護施設で育ったと自らの生い立ちを語り始める。

大野くんは「小学校3年生の時に父親の顔が見てみたいっていう好奇心で、母親にそれを言った」「母親は僕が家族としてやり直したいと思ってると思って、父親と連絡を取り始めた。また3人でやり直そうって言われたけど、僕はそれを断った」と複雑な家庭環境を明かす。

その後、母親との関係が悪化し、「陸上を始めてすぐに賞をとって、新聞に載って、それを見た母親から手紙が届いた」と続けた大野くんは、その手紙には「今すぐ部活を辞めてほしい」「あなたのせいで私の人生が狂わされる」「あなたを産まなければよかった」と書いてあったと告白する。衝撃的な内容に一同が息をのんで耳を傾けるなか、「そういう経験が自分を強くしてくれた」「向きあい続けたら、強くなれるはずなんですよ。人にやさしくできるはずなんですよ」とメンバーたちに語る。

その大野くんの母に対し、彼女のかおこは「感謝してます。産んでくれたし」と語り、「つらい経験をしたからこそ、今の彼がいるし……」「人生ごと好きだから。大野くんの経験してきたことも、向きあってきた大野くんの考えとかも、丸ごと大好きだから」と涙を流しながら語り、一同、号泣の朝食シーンとなった。

早くも1組のカップルが脱落するという波乱を迎えながらも、メンバー同士の絆が深まりを見せ始めていた。