えびちゅう仲村悠菜、17歳の素顔を「正統派な、自然体な感じ」で収めた初写真集発売「理想通りになった」

2025.05.08 12:06

私立恵比寿中学・仲村悠菜が1st写真集「17。」(小学館)を4月17日に発売した。私立恵比寿中学のメンバー(出席番号17番)として元気いっぱいなパフォーマンスを見せている仲村は、「めざましテレビ」(毎週月～金曜朝5:25-8:14、フジテレビ系)にイマドキガールとして出演しているなど、注目されている存在。そんな彼女の初写真集は、北海道の富良野や美瑛の広大な自然の中でのびのびと過ごす17歳の、ありのままの姿を収めた一冊となっている。

仲村へのインタビュー前編では、初写真集の撮影の様子や、初めて訪れた富良野・美瑛の印象、初めて乗った熱気球の感想など、撮影の思い出を語ってもらった。

写真集決定で「うれしくて楽屋を走り回った(笑)」

――初写真集が決まった時の心境から教えてください。

すごくうれしくて、楽屋を走り回ったりとかしました(笑)。喜びを早く家族に伝えたいなって、ファンの人にも伝えたいなって気持ちでいっぱいになりました。

――写真集を出したいという気持ちは以前からあったんですか？

大人になる前に、学生のうちに出せたらいいなっていう思いはありました。なので、高校2年生で出せることになって、すごくうれしかったです。

――今回のタイトル「17。」は、仲村さんの出席番号、年齢にかけたものですね。

発売日も合わせていただきました(笑)。タイトルはマネジャーさんと一緒に考えたり、親にも相談したりしました。1カット目の撮影で行ったフラワーガーデン的な所で、今日のお花みたいなのが「ホトトギスギルトエッジ」という花で、最初みんなでそれを「写真集のタイトルにしよう」とか言っていたんですけど、ちょっとあまりにも尖りすぎているなと思ったので、王道な感じで、特別な数字なので「17。」にしようと決めました。

正統派な、自然体な感じで自分を表す1冊に

――どんな写真集にしたいという思いはありましたか？

本当に正統派な、自然体な感じで自分を表す1冊が作れたらいいなと思っていたので、無邪気にはしゃいでいるところとか、笑っているところとか、ふざけているところも、真剣な顔も、全部自分のありのままを表現できたなって。ちゃんと理想通りになって良かったなと思います。

――ロケ地は仲村さんの強い希望だったそうですね。

北海道に行きたいという強い気持ちがあったので、富良野と美瑛を提案していただきました。私、行ったことがなかったんですよ。なので、ぜひ行ってみたいと思って決めたんですけど、すごく自然が豊かな所で、今まで見たことない景色ばかりだったので、初めての写真集の撮影地としてふさわしかったなと思います。

――美瑛といえばラベンダー畑が有名ですが、撮影はいつごろでしたか？

昨年の10月ぐらいに3日間で撮影しました。なので、ちょこちょこラベンダーとかひまわりが咲いてはいたんですけど、シーズン真っただ中というわけではなかったんです。でも、まだ生き残っているラベンダーとかひまわりと写真を撮ることができました。

天気にも恵まれ、北海道のきれいな景色の中で撮影

――初めての写真集の撮影はいかがでしたか？

もっと緊張してドキドキになって固まっちゃうかなと思っていたんですけど、本当に自然体で、富良野とか美瑛の景色を楽しみながら、自然な笑顔で撮れたのですごく良かったなと思いますし、まずもう何よりも景色がずっときれいで、癒されながら撮影できました。

とにかく、ずっと天気がめちゃくちゃ良かったことがすごく印象に残っています。白金青い池でも撮影したんですが、あれはちょっとでも天気が悪いと色が真っ青じゃなくなって、ちょっとくすんじゃったりするそうなんです。でも、3日間ずっと天気に恵まれていたので、この真っ青なきれいな状態で撮れて良かったなと思います。

何よりも私は熱気球が楽しかったです！　このカットではいい感じに見えるんですけど、本当に霧がすごくて。でも、スタッフさんたちが乗っているの見て(私が)笑っているカットとかは、本当に自然な笑顔なので、私はすごくお気に入りです。

本当に全部が自然体で撮れましたし、青い池とかは幻想的な、ちょっと神秘的な感じで撮っていただいたので、いつもよりすんとした表情が多くて、後ろの真っ青な背景とすごく相性が良くて、かわいかったなと思いますね。

――熱気球に実際に乗ってみた感想は？

火をつけるのもやらせていただいたりして、実際に飛んだんですが怖かったです(笑)。めっちゃ揺れて、火を炊いたりするとめっちゃ熱いんですよ。なので、ジェットコースターとかとはまた違う恐怖感が味わえました。本当はきれいな景色を楽しんだりすると思うんですけど、霧がすごかったので、周りが見えない(新しい)アトラクションみたいな感じで、ちょっと楽しかったです(笑)。

高い所はそこまで苦手ではないんですけど、初めての熱気球は驚きがありました。本当にこんな機会じゃないと熱気球に乗ることなんてできないと思うし、そんな体験までさせていただけて、すごくうれしかったですね。

大好きなシュークリームを2カ月我慢「自分でもよく耐えられたなって」

――見せていただいたお気に入りカットについても教えてください。

珍しく縦でつながっている(1枚の縦写真を2ページにわたり掲載)写真ですけど、この日の当たり方がめちゃくちゃきれいで。自分の顔のパーツで一番好きなところが目なんですけど、目にちゃんと光が入ってすごくきれいに写っているところと、太陽によるツヤツヤ感がすごくきれいだなと思いますし、普通の写真撮影だとここまで寄りで撮られることはないので、自分のソロ写真集ならではのカットだなと思ってお気に入りです。

――撮影に向けて準備したことはありますか？

シュークリームと甘い物を我慢しました。私、シュークリームが大好きなんです。コンビニのシュークリームが好きなので、まずはコンビニに寄らないところから頑張ったりとか。本当に偉いんですけど、2カ月以上も我慢したんですよ。8月ぐらいからずっと我慢して、自分でもよく耐えられたなって思います。

――我慢した後のシュークリームはおいしかったでしょうね。

写真集の撮影中に解禁したんです。残念ながら写真集には載ってないんですけど、オフショットで1口目を食べた時の写真があって、その顔がすごくうれしそうで。私、食べるのを我慢するのが苦手なんですけど、頑張って良かったなって、目標達成した時の喜びを感じられました。オフショットはブログに上げているので見てください。

――北海道はおいしい食べ物がいっぱいあると思いますが、思い出に残っているものはありますか？

いろいろ食べたんですけど、ジンギスカンとか海鮮とかはあまり食べてなくて…。一番印象に残っているのは豚のしゃぶしゃぶ。その土地のブランド豚だと思うんですけど、私が「ラムが食べられない」って先に言ったら、おいしい豚肉を食べさせてもらって、新鮮な北海道の野菜まで食べられて、すごくおいしかったです。

――もし2nd写真集があったら、行ってみたい所はどこですか？

今回、「ファーストなんだから海外で撮影したら？」って言っていただいたんですけど、私が海外でご飯を食べられなくて…。本当に食べ物が無理すぎて、「絶対国内で！」ってお願いしちゃったので、次までにちゃんと成長して海外に行きたいなって思います。

本当に一日の楽しみがご飯を食べることなので、(撮影のために)我慢した後に行って、その土地のおいしい物を食べたいじゃないですか。でも、食べられないと(写真に写る)私はきっと、1冊丸ごとへこんだ表情になっちゃうと思うので、今回は北海道でおいしい物を食べられて良かったなって思っています(笑)。