『溺れて、愛毒』より

『溺れて、愛毒』より

仕事のストレスに苦しむOL…女子高校生から“一緒にサボって楽しもうよ”と提案される話が「歳の差が最高」と話題に【漫画】

2025.05.08 08:30

提供：WEBザテレビジョン

『溺れて、愛毒』より

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「一迅プラス」にて掲載中の読切漫画『溺れて、愛毒』(一迅社刊)を紹介する。作者のまこもとたるさんが、3月28日にX(旧Twitter)に「OLが高校生に誘われてサボっちゃう百合」と添えて本作を投稿したところ、7000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、まこもとたるさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

ストレスに苛まれながら働くなか、休憩時間に出会った少女

会社員の高瀬は円滑に仕事をこなすため自分が我慢し、大きなストレスを抱えながら生活していた。そんなある日、休憩時間に訪れた公園で、制服を着た高校生の蜂宮と出会う。彼女は謹慎処分を受けたことで周りから白い目で見られるようになり、学校をサボったのだった。

その後蜂宮が謹慎処分を受けた理由などを話しながら打ち解けていく2人。さらに、ストレスを発散できていないという高瀬を休ませるため蜂宮は膝枕をする。あたたかくて安心している高瀬だったが、我に返ったように立ち上がり「そろそろ戻らないと…」と告げた。

一方心の中では仕事に戻りたくないと考える高瀬。そんな彼女に蜂宮は「私と一緒にサボって楽しいことしようよ」と提案し…。

この2人の出会いを描いた漫画を読んだ人たちからは、「歳の差が最高」「ギャップが良過ぎるんだよね」「こんな出会いしてみたい」「めちゃくちゃ癒された」など、多くのコメントが寄せられている。

社会人と高校生という歳の差をひっくり返す関係

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?

学校に行かずにフラフラしてる女の子を描きたいなと思って、それに合わせて会社員の高瀬との2人の話になった記憶があります。

――本作では、年齢の上下が逆転するような関係が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

高瀬が陥落していくシーンは描いていてとても楽しかったので、是非見て頂きたいなと思います。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

蜂宮みたいな寂しくて歪んでるキャラが好きなので、冒頭とラストの蜂宮のシーンが特に気に入ってます。

――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

なんでこうなるのか、と疑問を持つことを忘れないように気を付けています。

――まこもとたるさんの作品は、かわいらしさの中に胸を打たれるもの感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

シンプルな線を引こうと意識してます。まだ色々と模索中です。

――今後の展望や目標をお教えください。

まずは作品を1個でも多く世に出していきたいです。また、自分でもイベントで本を出してみたいな...と思ってます。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

読んで頂けることが何より嬉しいです、ありがとうございます！これからも頑張ります。

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