＜ラブパワーキングダム＞No.1モテ男・亜莉「正直、モテているとは思います(笑)」外見とのギャップが魅力の“沼系男子”の素顔

2025.05.03 11:00

先日最終回を迎えた、16人の恋愛強者がNo.1モテ男＆モテ女を決める恋愛リアリティーショー「ラブパワーキングダム～恋愛強者選挙～」(ABEMA)。今回は熾烈な戦いを制してキングになったミステリアス沼系男子の亜莉に直撃インタビュー。キングになった感想やモテテク、グッとくるモテテクなど教えてもらった。

モテテクは「きちんと自分の気持ちを伝えること」

――キングおめでとうございます！　反響はいかがですか？

ありがとうございます。番組に参加してからSNSのフォロワーやコメント数もめちゃくちゃ増えました。そして友達には、いつもの僕だと笑われながら「モテてるんだ」となんかイジられています(笑）。

――今回、自分の実力を確かめたく参加したとのことですが、モテているという感覚は昔からありましたか？

そうですね。正直、モテているとは思っています(笑）。ただ、モテる理由は僕ははっきりとは分かっていないんですよ。最初はなんとなく話しづらそうと言われるんですが、仲良くなっていくと結構話すので全然違うみたいで、よく女の子には「ギャップがある」と言われます。

――トルコ相撲（#3）のときもギャップを見せていましたもんね。そんな亜莉さんの“モテテク”を教えてください。

きちんと自分の気持ちを伝えること。それは今回もやっていて。言えるギリギリの範囲のことまでは伝えて、嘘をつかないことを意識しました、あなたに票を入れると言うと嘘になってしまうので、好意はあるということは伝えたり。当たり前のことを意識していました。

――モテる理由にビジュアルも大きいと思いますし、あとは意外と嫉妬心というか負けん気も強いのかな？と思いました。

ビジュアルは自分ではよく分からないですが、スキンケアとフェイスラインを気をつけています。男はこの2つをきちんとしていれば問題ないと思うので。ちょっと浮腫んだりしたら塩分を控えたりしています。あと負けん気はどうなんだろう。本命デート（#4）であかねがひろきを選んだときにそう感じたんだと思いますが、あれはかなりムカついていました(笑）。あかねをひろきに取られると思ったので、ちょっとスイッチが入ってしまったというか。ただひろきはいいキャラなんで、恨むみたいなことは全くなかったですが、なんで？とは思って。取られたくないという思いは強いタイプかもしれないです。

――モテるという自覚のある人ばかりが集まっていましたが、ファーストインプレッションはいかがでしたか？

話してみて、みんなカッコいいなと思いました。話したときに、この人がモテるのかモテないのかなんとなく分かるじゃないですか。会話のリズムだったり声のトーン、落ち着き方でなんとなく察することができるというか。そういう意味では今回はモテなさそうと思う人は1人もいなかったです。あと、ギラギラ感もなかったですね。男女ともにやわらかくて自然体でした。

男子部屋でも秘密主義で動いていました

――今回は、多くの人に“モテる”ことを競う番組でしたが、攻略法はすぐに気づきましたか？

最初は誰か1人にモテればいいと思っていたのですが、すぐにそれではダメだと気付き、誰から票をもらうのがいいのかをずっと計算していました。なんとなく好意を抱いてくれているのは分かっていたので、本命票をもらうために動いたり。バトルという感じで臨んでいました。ただ、途中から恋愛感情も生まれてきて…。ラブに振り切りたい気持ちもあったけどやっぱり勝ちたいよな…と心の中はフィフティーフィフティーでした。

――女性陣は情報を共有していましたが、男性陣はどのように戦略を練っていたのですか？

女性陣の情報共有は驚きました。番組を見ていて声が出ましたもん（笑）。ゆうじくんとかけいいちくんとか、浮気がバレた人みたいになっていてかわいそうで。でも、僕はなんとなく話すだろうと思っていたので、その辺は計算して、あまり話さないように言ったり、言わなさそうな子に話したりしていました。

そして僕は男性陣とも共有はしなかったです。ただ男子部屋は「誰がよかった」とか「何がよかった」とかそんな話ばっかりで、あの人が好きだから票を入れる、なんて話は全くしなかったです。まぁ、誰が誰を好きなのかはなんとなく分かっていましたが、それもあまり聞かないようにして。僕は惑わされたくないんですよ。そして自分のことも話したくない。なんか変にバレて動きづらくなるのもいやでしたし。けっこう秘密主義で動いていました。

――最終投票まで1位になっていなかったですよね。ピンチと感じた瞬間はありましたか？

正直、2ndVOTEで6位になったときは落ちたと思いました。そして改めてこのゲームの難しさを知ったというか。実は結構、運が必要だったりするんですよ。みんな誰かに入れますと言っていて入れなかったり、それがかなりランキングに影響したり。ただ、2ndVOTE以降は人数が減っていったので、動きやすさはありました。あかねが好意を持ってくれているとか、結構好意の矢印が整理されて分かりやすかったので。最初の方の人数が多いときは、裏でみんながどう動いているか予想しなければいけないのが難しかったです。

――最終的にキングになりましたが、キングを取れると思っていましたか？

正直、絶対に1位になれるとは思っていませんでした。カッパドキアで気球に乗れたので、これでよかったなと思っていました(笑）。本当に巡り合わせのランキングなので、僕はたまたま1位になれただけで。誰がなってもおかしくなかったと思います。正直、キングが決まったときもうれしいけれど素直に喜べていなくて。みんなとの絆も生まれていたし、票をもらうためになんとなく裏切った感覚もあったりして、なんか複雑でしたね。

――クイーンのアオイさんに対してはいかがでしたか？

最初から女王感があったので、クイーンになると思っていました。見た目もそうですが話し方とかも魅力的で。なんか話していると方言がちょっと出たりするんですよ。その感じがすごくいい子な気がして。実際、駆け引きとかしていたのかな？　していたとしたらこっちには全く分からなかったので、本当に上手だったと思います。ダマされていることに誰も気付いていないですから。

――女性の“モテテク”でグッとくるものはありますか？

ふとしたときに目が合うと、あれ？興味を持っている？と意識してしまいます。ただ見ているだけかもしれませんが、好意を感じるというか。すごく王道だけど、ちゃんと利くテクニックだと思います。今回も女性陣はみんなやっていたような気がします。

――改めて“モテる”に対しての認識は変わりましたか？

番組内でみさきも言っていましたが、「モテなくてよくね？」みたいな感じにはなりました。多くの人の一番って何なんだろうって。多くの人に好かれるより、自分のことを見てくれて自分が好きな1人がいればいいなと。いい経験ができたと思います。

取材・文＝玉置晴子

「ABEMA」では「ラブパワーキングダム〜恋愛強者選挙〜」を全話見逃し配信中。公式YouTubeでは、本編では放送されなかった未公開映像も公開中。